2021年7月6日
NECネッツエスアイ株式会社

　NECネッツエスアイ株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役執行役員社長：牛島祐之、東証：1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ）はこのたび、当社が推進する事業ブランド「Symphonict」(注)のもと、デジタル技術と現場力を活用したまちづくり関連サービスの販売活動を本格的に開始します。

　近年、世の中ではSDGsに代表されるように、サステナブルな社会に対する関心が高まっています。新型コロナウイルスの感染拡大を経てこの傾向はますます加速しており、コロナ禍を通して形成された新たな価値観のもと、まちづくりのあり方も、サステナビリティやレジリエンス向上をより強く意識したものへと変容が求められています。

　当社が本格展開を開始するまちづくり関連サービスは、このような新たなまちづくりへのニーズに応えるものです。多様なネットワーク環境とデータの統合管理・分析によって生み出される新たな価値の提供を通じて、都市インフラから住民サービスまで多岐にわたるまちづくりのデジタルシフトを推進し、スマートシティの実現に貢献します。
　こうした取り組みを支える当社の強みは以下の通りです。
・長年にわたり、自治体や公共施設などの現場においてインフラ構築やソリューション提供を通じてお客さまの課題解決にあたってきた経験
・自社実践と共創を通じ、働き方を中心に多くのお客さまの業務をデジタル化してきた実績

　なお、当社はこれらの強みを活かせるスマートビルディングとスマートエネルギーを当面の注力分野として定め、重点的に自治体や公共施設に向けたソリューション、サービスの導入を進めていきます。両分野における主な取り組みは以下の通りです。

スマートビルディング

ビル管理者に向けたビル環境モニタリングやセキュリティ、テナント向けの感染症対策など、ビル運用管理の効率化や安全・安心の向上につながる各種サービスを提供するとともに、これらのサービスの相互連携によるビル運営のデジタル化を実現

スマートエネルギー

マルチベンダー対応のエネルギー統合SIerとして自治体の地産地消型エネルギーシステムの構築を支援し、地域社会のゼロカーボン推進と産業振興に貢献

　
　NECネッツエスアイは、自治体をはじめ、まちづくりに関わるお客さまのデジタルシフトの実現により、社会課題の解決とサステナブルな社会の実現に貢献します。当社は今後、国が進めるスーパーシティ事業への参画も見据えて取り扱い分野の拡大や5G・ローカル5Gとの連携を通じた提供価値の拡大に取り組み、まちづくり関連サービスで2025年度に500億円の売上を目指します。

以上

（注）Symphonict（シンフォニクト）:
「Symphonict」は、自社実践とお客さまとの共創を通じて生み出したデジタルサービスによって働き方やまちづくりを変革し、企業や自治体・社会インフラをはじめとする様々なお客さまの「デジタルシフトによる価値創造・課題解決」を実現するNECネッツエスアイの事業ブランドです。
”symphony（調和）”と”ict（情報通信技術）”を組み合わせた造語である「Symphonict」には、データ、デジタル技術（AI・IoT・5G等）、クラウドの融合によって「新たな価値を創出し、サステナブルな社会の実現を目指す」という当社の思いが込められています。

NECネッツエスアイのマテリアリティ

当社は、社会の持続的発展への貢献と自社の持続的な成長の実現のために重要な６つの取り組みを
マテリアリティとして特定し、「コミュニケーションで創る包括的で持続可能な社会」の実現を目指しています。

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マテリアリティ

SDGs(持続可能な開発目標)への貢献

SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。

本件の貢献項目

 

関連URL

NECネッツエスアイ　SDGsへの取組み

国際連合広報センター