新築マンションをリモートで販売?!オンライン接客サービスの利用方法とは

オンライン接客の概要と新築マンション販売における活用方法をご紹介

新築マンションをリモートで販売?!オンライン接客サービスの利用方法とは
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新型コロナに伴う外出自粛の対応として、不動産業界でもオンライン接客を導入する動きが活発化しています。

この記事では、オンライン接客サービスの概要と、不動産業界の中でも“新築マンションの販売”という領域におけるオンライン接客の活用方法・アイデアをご紹介。

不動産業界と相性の良いおすすめ接客ツールもまとめているので、オンラインでの新築マンション販売をご検討中の企業様はぜひ参考にしてみてください。

不動産業界で注目されているオンライン接客サービスとは?

不動産業界で注目されているオンライン接客サービスとは?

オンライン接客サービスとは、ITツールや通信技術を活用し、これまで店舗で行っていた接客サービスをオンライン上で行えるようにした仕組みのことです。

まずはオンライン接客サービスの概要と、主要ツールの種類・選び方について詳しく見ていきましょう。

また、新築マンション販売をはじめ不動産業界の各企業で広く導入されている人気ツール「LiveCall」の特徴や機能も解説していきます。

新型コロナで急加速したオンライン接客の導入

新築マンションの販売を行う企業の多くがオンライン接客の導入に乗り出した背景には、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が挙げられるでしょう。

新築マンションを販売する場合、通常は以下のような流れで契約に進んでいきます。

  1. Webサイトや広告経由で新築マンションの問い合わせを受ける
  2. 新築マンションの営業拠点(マンションギャラリー)に案内する
  3. ミニシアターで新築マンションの全体像を紹介する
  4. モデルルームで実際の住居空間を確認してもらう
  5. 打ち合わせ室にて新築マンションの完成予想図や価格・スケジュールなどの説明を行う

上記の流れの中で、例えばシアターは密閉空間に該当しますし、打ち合わせ室はあまり広さをとっていないケースが多いことから密接な状況になってしまう可能性もあるでしょう。

このように、コロナ禍における新築マンションの販売は“三密”の解消が大きな課題となっており、これを実現するアイデアとして注目を集めたのがオンライン接客なのです。

オンライン接客ツールの種類

オンライン接客ツールの種類

オンライン接客を行うためのツールには、大きく以下の3つのタイプが挙げられます。

チャット型 1対1でテキストのやり取りを行うツール。匿名での問い合わせに対応したり、顧客に対してアンケートを実施したりできます。チャットの対応をスタッフが行うのか、もしくはAIが行うのかによって、更に有人型・無人型の2種類に分類されます。
ポップアップ型 特定のタイミングで画面上に表示される案内・広告のこと。顧客の属性に合わせて表示させる内容を変えられるため、特にアプローチしたい商品やサービスを紹介する場合に役立ちます。
ビデオ通話型 ビデオ通話を通して顧客と直接コミュニケーションをとるツール。スタッフの表情や商品の詳細を画面越しに伝えられるため、店舗での接客に最も近い状態を構築できます。

新築マンションの販売という領域においては、物件の様子を細かく伝えたり、必要な情報を素早く提示したりできるツールが推奨されるため、基本的にはビデオ通話型ツールがおすすめです。

不動産業界で人気のビデオ通話型ツール【LiveCall】

LiveCall

ビデオ通話型のオンライン接客ツールにも様々なものがありますが、中でも新築マンションの販売と相性の良いツールが「LiveCall(ライブコール)」です。

LiveCallはBtoCに特化したオンライン接客ツールで、ビデオ通話やテキストチャットといった基本機能をはじめ、以下のような機能が搭載されています。

通話基本機能 ビデオ通話・音声通話/テキストチャット/ファイル送信/通話自動振り分け/通話メモ保存/リアルタイムステータス/通話モード切替/通話メニュー など
通話オプション機能 録画・録音/優先着信/通話転送/三者間通話/画面共有/位置情報/通話前・通話後アンケート/遠隔操作/免責事項の表示 など
予約機能 予約カレンダー/予約メニュー/事前アンケート/リマインドメール/ユーザー登録/カード決済 など
管理機能 モニタリング/通話履歴/CSVダウンロード/Googleアナリティクス連携 など

また暗号化技術による通信が採用されている他、ISO 27017やPCI DSS、米HIPAA、FISCの認証を受けているなど、セキュリティ対策も充実。

新築マンションの販売に際しては重要な個人情報のやり取りが必要となるため、セキュアな環境で安心して通話を行えるLiveCallがおすすめと言えます。

新築マンション販売におけるオンライン接客サービスの使い方を紹介

新築マンション販売におけるオンライン接客サービスの使い方を紹介

続いて、実際にオンライン接客ツールを導入している企業の事例を参考に、新築マンションの販売における接客ツールの活用方法・アイデアをご紹介していきます。

物件の提案や見学だけでなく、契約締結までオンライン上で完結させている事例などもあるので、新築マンション販売のオンライン化をお考えの企業様はぜひ参考にしてみてください。

オンラインでの相談サービス

新築マンション販売のオンライン化の第一歩としておすすめしたいのが、オンライン接客ツールを活用した無料相談サービスの実施です。

実際にオンライン接客ツールでの相談会を開催している事例では、Webパンフレットやプレゼンテーション動画を用いて、画面を共有しながら新築マンションの説明・相談を行うという方法をとっています。

会場へ足を運ぶことなく、現地のコンシェルジュに相談できるため、顧客側の利便性や満足度の向上に繋がります。

モデルルームのリモート見学会

不動産事業者の中には、相談会と合わせてモデルルームの見学会をリモートで行っている事例もいくつかあります。

オンライン接客ツールからモデルルームのVR動画(360度動画)を共有し、各部屋の様子を順番に案内していくというものです。

新築マンションの内部はもちろん、周辺環境や最寄り駅からのアクセスなどをまとめて閲覧できるケースもあるようです。

契約手続きまでをオンラインで完結する事例も

ある大手の不動産事業者は、相談会・見学会のみならず、新築マンションの契約・重説(重要事項説明)・引き渡しに至るまでの全行程をオンラインで完結させるサービスを提供しています。

契約手続きなど一部のやり取りは郵送となるものの、申し込みや重説についてはオンライン接客ツールから対応する形をとっており、自宅にいながら新築マンションを購入できるとして話題に。

日本に拠点を構えようと考えている海外在住の日本人顧客や、別宅・投資物件として都心部の新築マンションを探している地方在住の顧客など、新たなニーズのキャッチに繋がっています。

リモート販売に対応する新築マンションはまだ限られていますが、オンライン接客の普及とともに対応物件も増えていくと予想されるでしょう。

新築マンション販売のIT活用アイデア記事まとめ

新築マンション販売のIT活用アイデア記事まとめ
  • コロナ禍における新築マンション販売の形として、オンライン接客の導入が広がっている
  • 新築マンション販売においては、映像や資料を共有できるビデオ通話型のオンライン接客ツールがおすすめ
  • すでに相談会やモデルルーム見学会、その後の契約手続きなどをオンラインで完結させている事例がある

不動産業界においては、必ずしも顧客が近隣で生活しているとは限らないため、エリアを問わず営業できるオンライン接客は非常にメリットの大きいツールだと言えるでしょう。

NECネッツエスアイでは、LiveCallを活用したオンライン接客の仕組みづくりのサポートが可能ですので、リモートでの新築マンション販売をお考えの企業様はぜひ一度ご相談ください。

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