VOICE
業種
百貨店
従業員規模
約 17,200 人
お客様
若宮 茂徳 様(管財部 マネージャー)
契約ライセンス
Canario Premium プラン
導入製品
導入の背景
百貨店は歴史ある業態のため、良くも悪くも昔ながらの商慣習が根強く残っている面が多くあります。例えば、今でも FAX など紙でのやり取りが多く、書類にハンコが必要とされる文化も廃れていません。
電話についても、代表番号にかければ交換手が出ることは、お客様からも社内からも当然だと思われてきました。しかし、交換業務担当者の採用、育成もだんだん難しくなっていく中で、いつまでもこのままでいいのかという議論は、以前からあったのです。
NECネッツエスアイを選んだ理由
活用方法
導入の効果
フリーアドレス化で固定電話が削減できたことによる固定費の削減効果がまずあります。
また、先に述べたように、Teamsと連携した活用で、メンバー全員の業務が可視化されて、
連絡事項の取りこぼしがなくなり、かつ迅速な対応が可能となりました。コミュニケーションにおける無駄がなくなったことで、明確に数値化することはできないのですが、生産性向上も実感できます。
総じて、投資に見合う生産性向上の効果は十分に出ていると感じています。
また、私の感覚では、かかってくる電話でも、本当にそのときにすぐにやらなければならない内容というのは案外少なくて、後で伝言を見返して対応すれば十分であることが多いのです。
伝言のテキスト化により、会議中などはもちろん、なにかの作業や思考に集中して取り組んでいるときには、電話に出ずメッセージを残してもらうようにしています。すると、そのとき取り組んでいる作業や思考が妨げられず、1つ1つの業務への集中を続けられます。これが、結果として高い質の業務遂行に結びつくと考えています。
SDGsの浸透に見られるように、現代の企業は、持続可能な社会の一員としての役割を果たすことが強く求められています。
Canarioのようなサービスは、業務効率化や生産性向上につながるだけではなく、より多様な人たちによる多様な働き方を支える基盤として、企業の可能性を広げるものではないでしょうか。一例として、出社が困難な方に完全在宅勤務で働いてもらったり、あるいは、世界の様々な地域の方たちにも働いてもらったりするという、以前の百貨店では考えられなった雇用の形が提供できるようになるかもしれません。
NECネッツエスアイさんには、企業の未来を見据えたソリューションを、これからも提案してもらいたいと思います。
―ありがとうございました。