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【2024年4月】Zoom 最新情報

【2024年4月】Zoom 最新情報

お客様各位

いつも Zoom をご利用いただきありがとうございます。
Zoom はお客様により快適にご利用いただける よう、常に新しいプロダクトや機能、Zoom の使用方法を学ぶコースなどをお届けしています。
以下、主な最新情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。
こちらの新しい機能などをすべてご利用いただ くためには、事前に最新版の Zoom デスクトップ クライアントの ダウンロード が必要となります。

こちらでは、Zoom プラットフォームに関するアップデートの一部を以下でご紹介します。
  • プレビューノート
    今後リリースが予定されている機能のリストです。このページはZoom アカウントのアカウントオーナーと管理者のみが利⽤でき、閲覧時にはアカウントへのサインインが必要になります。
  • リリースノート
    Zoomプラットフォーム全体にわたる過去のリリースのリストです。
記載されている機能およびお知らせについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※ 一部のお客様にのみご提供している限定プロダクト、限定機能も掲載しています。
ビジネス アップデート
  • Zoom アプリの名称を「Zoom Workplace アプリ」に変更
Zoom Workplace は弊社の新しいAI 搭載型コラボレーションプラットフォームです。
コミュニケーションの合理化、従業員エンゲージメントの向上、対面で働く時間の最適化、柔軟な業務環境における生産性の向上によって、組織によるチームワークの再定義を支援するよう設計されています。
皆様が信頼を寄せるZoom のコア コミュニケーション プロダクトの全要素が盛り込まれた AI 搭載型プラットフォームとして、従業員エンゲージメント スペース生産性向上ソリューションの各サービスと連携し、あらゆる機能を本プラットフォーム内で完結できます。
こちらの変更点について詳しくは、 Zoom Workplace アプリのリリースノートをご覧ください。
Zoom の 4 月のリリースの主なハイライト
Workplace アプリのアップデート
  • [ミーティング] タブと [カレンダー] タブの統合
Windows、macOS、Linux – [ミーティング] タブと [カレンダー] タブが統合され、日常業務に必要なミーティングの詳細情報が表示されることでカレンダービューから多くの情報を得られるようになりました。
予定されているミーティングをスムーズに表示、フィルタリングし、招待されたメンバーとその返信の表示や共有済み資料をセッション前に見ることができるほか、過去のミーティングとそのアセット(レコーディング、ミーティングチャット、ホワイトボードなど)も確認できます。
この変更は、段階的にアカウントに適用され、アカウントレベル、グループレベル、ユーザーレベルで利用できるウェブ設定からコントロールできます。
最初に 2024 年 3 月のリリースにおいてベーシック アカウント、プロアカウント、一部の小規模なビジネスアカウントで適用され、ベーシックアカウントとプロアカウントではデフォルトで有効になります。
この機能は、今後リリース予定のアップデートでその他のアカウントにも提供される予定です。
対象となるアカウントでは、機能リリースコントロールによって管理できます。
  • パーソナライズされたミーティング内ツールバー
Windows、macOS、Linux – Zoom ミーティング参加者は、ドラッグ&ドロップでミーティング機能のオプションを追加、移動、削除し、ミーティング内ツールバーを自分好みにパーソナライズできるようになりました。
ボタンを並び替えたり、ボタンをドラッグ操作して [詳細] メニューに追加したり、[詳細] メニューから削除したりすることもできます。
サインイン済みユーザーの場合、パーソナライズ設定はデスクトップ間で同期されます。
また、デフォルトのミーティング内ツールバーに表示されるボタンが減り、多くのオプションが [ 詳細 ] メニューに統合されたことで、使いやすさが向上しました。
なお、[ オーディオ ]、[ ビデオ ]、[ 詳細 ]、[ 終了 ] の各オプションは、ミーティング内ツールバーから削除できません。
さらに、フローティング画面共有ツールバーが更新・簡素化されました。
その結果、操作性が向上し、ミーティング時のプレゼンテーション中も、必要な機能にフォーカスできるようになり、操作がスムーズになりました。
  • AI Companion 機能のチャット作成とスレッド要約における言語サポートの拡張
Windows 、 macOS、Linux – Team Chat 向け AI Companion 機能では、チャット作成機能とスレッド要約機能の両方で幅広い言語がサポートされており、対象言語が 9 言語から 38 言語(英語を含む)に拡大しています。
全サポート対象言語は、英語、フランス語、フランス語(カナダ)、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、中国語(簡体字)、ロシア語、日本語、韓国語、オランダ語、ウクライナ語、中国語(繁体字)、チェコ語、エス トニア語、フィンランド語、ハンガリー語、ポーランド語、トルコ語、ベトナム語、ヒンディー語、ルーマニア語、バン グラ語、デンマーク語、インドネシア語、マレー語、ノルウェー語、タガログ語、タミル語、テ ルグ語、スウェーデン語、アラビア語、ヘブライ語、広東語、タイ語、ギリシャ語、ウェールズ 語となります。
Zoom ウェブポータルのアップデート
  • パーソナル ミーティング ルームの認証: 管理者コントロール
管理者は、ユーザーのパーソナルミーティングルームへの参加に必要な認証をより詳細に管理できるようになりました。
管理者は、ユーザーのパーソナルミーティングルームへの参加に対する認証を義務化し、さらに、独自に作成した特定の認証プロフィールを選択できます。
アカウントレベル、グループレベル、ユーザーレベルで設定できますが、機能を有効にするには Zoom サポートまでお問い合わせください。
翻訳版字幕機能を使用するアカウントでは、現在サポートされている言語からギリシャ語、ベンガル 語、ノルウェー語、ウェールズ語への自動字幕翻訳が可能になりました。
これにより、ZoomMeetings 参加者間のコミュニケーションがスムーズになります。
なお、これらの言語を別の言語に翻訳する場合、現時点では自動字幕がサポートされていないため、翻訳版字幕はご利用いただけません。
これらの言語はデフォルトで有効になっていますが、管理者はウェブポータルの[翻訳版字幕] 設定から対象言語の使用可否を管理できます。
Zoom Contact Centerのアップデート
  • スケジュールされたコールバック
アカウントオーナーと管理者は、顧客がブランドのウェブサイトから音声またはビデオのコールバックをスケジュールできるよう設定できます。
これにより、顧客はキューに並ぶ必要はありません。
顧客は、名前、電話番号、コールバックの時間を入力し、スケジュールされた時間になると、エージェントが対応可能になり次第コールバックが開始されます。
スーパーバイザーは、デスクトップクライアントの [エンゲージメント] ページからスケジュールされたコールバックを確認できます。
この機能を有効にするには、弊社 Zoomサポートデスクにお問い合わせください。
  • Zoom Contact Center コンテンツがメキシコでも保存可能に
Zoom Contact Center 管理者は、レコーディング、文字起こし、受信メッセージの保存場所としてメキシコを選択できるようになりました。
管理者は、アカウントレベルだけでなく、個別のキューごとにメキシコのストレージを設定することができるため、データレジデンシー要件を満たす必要のあるお客様にとって、柔軟性が向上します。
メキシコでローカルにデータを保存することで、お客様は規制を遵守することができます。
また、予定されている Meetings と Phone のサポートでも同等の機能が提供されます。
  • AI 機能の複数言語サポート
AI 生成コンテンツ(エンゲージメントプレビュー、フォローアップタスク、スマートメモなど)が、顧客とエージェント間で使用される言語とは関係なく、クライアントでエージェントが設定した任意の言語で生成されるようになりました。
これにより、エージェントは、パーソナライズされた一貫性のある体験をすべてのサポート対象言語で提供することができます。
現在、本機能はすべてのメッセージチャネルでご利用いただけます。
さらに、近日中に音声チャネルとビデオチャネルへの対応も予定されています。
Zoom Phone のアップデート
  • Zoom ウェブポータルでの未承認オーディオのアップロード拒否に関する機能強化
アカウントオーナーと管理者は、ユーザーによるオーディオファイルの Zoom ウェブポータルへのアップロードを拒否するポリシーを設定できるようになりました。
この機能により、ユーザーは、ボイスメール応答、保留音、コールキュー通知などの機能に、著作権で保護されたオーディオコンテンツをアップロードできなくなります。
このポリシーが有効になると、ユーザーは Zoom ウェブポータルにオーディオをアップロードできなくなりますが、テキスト音声合成を使用したオーディオのレコーディング / 生成は、引き続き利用できます。
こちらの機能はベータ版となります。
お使いのアカウントで本機能を有効にするには、弊社 Zoomサポートデスクにお問い合わせください。
Zoom Events のアップデート
  • 固有のビデオ オンデマンド閲覧者と匿名閲覧者セッションの分析
ホストは、ビデオオンデマンド(VOD)チャネルの詳細な分析レポートにアクセスできるようになりました。
メールアドレスが登録された承認済み閲覧者の場合、レポートには月別の固有閲覧者が表示され、関連するコンテンツのビューとエンゲージメントが添付されます。
メールアドレスが未登録の匿名セッションの場合、レポートには日別の閲覧者セッションが表示され、関連するコンテンツとエンゲージメントが添付されます。
これらの分析により、識別可能な匿名のビデオオンデマンド閲覧者に対する可視性が高まり、ホストはプラットフォーム全体の利用状況とエンゲージメントを把握できるようになります。
  • AI 生成イベント画像のコントロールと柔軟性の向上
Zoom Events の AI 画像生成機能が強化されました。
ホストは、画像生成プロセスをより詳細に管理できるようになり、画像プレビューの拡大、黒色背景の削除、スマートプロンプト提案の最適化が可能になります。
こちらのアップデート機能により、幅広いバリエーションの画像が提案され、生成された画像ファイルには、元のプロンプトに基づいたより関連性の高い名前が付けられます。
Zoom Virtual Agent のアップデート
  • タブレット端末およびモバイルでのホワイトボードプロジェクトのサポート
ユーザーはミーティングに参加することなく、タブレット端末およびモバイルのアプリでホワイトボードプロジェクトにアクセスして作成できるようになりました。
ユーザーは特定プロジェクトへの参加、共有コンテンツへのアクセス、編成されたワークフローのメンテナンスが可能になります。
このモバイルおよびタブレット端末向けの追加サポートにより、ホワイトボードを介したコラボレーションがより柔軟になり、デバイスを問わずに生産性が向上します。
  • 手動によるナレッジベース コンテンツ アップロードの機能強化
アカウントオーナーと管理者は、複数の新しい方法(CSV、PDF、DOCX の各ファイル形式や手動テキスト入力など)でナレッジベースコンテンツを手動アップロードできるようになりました。
これらの機能強化により、ナレッジベース管理者は、ナレッジベース内のさまざまな情報源から、一括または個別でオフラインコンテンツを取り込むことができます。
手動アップロード機能が追加されたことで、ナレッジベースデータの取り込みに対する柔軟性が増し、きめ細かな管理が可能になります。
  • ナレッジベースへの PDF インポート機能の強化
ナレッジベースコンテンツとしての PDF ファイルのインポート機能を強化する、新しい PDF アップロード機能が追加されました。
ユーザーは、複数画面の操作や手動アップロードを行うことなく、直感的なインターフェースで一度に複数の PDF をアップロードできます。
こちらの一括アップロード機能は、ナレッジベースに取り込まれる PDF 25 件の同時アップロードに対応しています。
これにより、PDF ナレッジベースの管理が簡素化され、貴重な時間を節約し、潜在的なエラーを回避しながら、効率を高めることができます。
  • エージェントのスケジュール変更に対する包括的なオーディット トレイル
管理者とスーパーバイザーは、エージェントの日々のスケジュールに加えられたすべての変更を簡単に追跡できるようになりました。
新しいスケジュール履歴ビューでは、スケジュールが最初に作成された時点から、すべての変更履歴がタイムスタンプ付きログで表示されます。
これにより、更新を行ったユーザーを特定できるため、管理者とスーパーバイザーは、スケジュール変更の状況を正確に把握できます。
本機能により、スケジュール変更に関する透明性と説明責任が向上します。
  • エージェントによるスケジュール変更リクエストの開始
エージェントはスケジュール変更をリクエストできるようになりました。
エージェントは、既存の公開済みスケジュールに対して、休憩時間の移動やスケジュールからの完全削除などの変更をリクエストできるようになり、 スーパーバイザーは、これらのリクエスト内容を承認 / 拒否できます。
管理者は、エージェントが変更リクエストできるアクティビティの種類を設定できます。
この機能強化により、エージェントは承認プロセスを経た上で、より柔軟に自分のスケジュールを管理できるようになります。
Zoom Whiteboard のアップデート
  • 組織化された投票セッション
ホワイトボードにおけるフィードバック収集機能が強化され、組織化された投票セッションを利用できるようになりました。
これらの機能強化により、多様なオブジェクト(付箋、カード、図形など)を含む拡張型投票オプションを利用できます。
特に今回のアップデートでは、ユーザーは投票パラメータ(ユーザー当たりの投票数、投票頻度など)を指定し、セッション結果を CSV ファイルとしてエクスポートする機能を活用できます。
  • 閲覧者の操作における機能強化
閲覧者権限を持つユーザーでも、ドキュメントが埋め込まれたページを閲覧し、ホワイトボードキャンバス上のリンクを操作できるようになりました。
従来の閲覧者権限では、編集者と比べて操作できる範囲が制限されていました。
今回のアップデートにより、閲覧者は共有ホワイトボードをより詳細に確認できるようになり、コラボレーション体験が大幅に向上します。
今後ともZoomをよろしくお願いいたします。
カスタマー サクセス