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【2024年5月】Zoom 最新情報

【2024年5月】Zoom 最新情報

お客様各位

いつも Zoom をご利用いただきありがとうございます。
Zoom はお客様の体験の向上に努めており、新しいプロダクトや機能、Zoom の使用方法を学ぶコースを開発しお客様にお届けしています。
以下、主な最新情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。
新しい機能をすべてご利用いただくためには、最新バージョンの Zoom デスクトップクライアントが必要です( ダウンロード )。

本メールでは、Zoom プラットフォームに関するアップデートの一部をご紹介します。

  • プレビューノート
    今後リリースが予定されている機能のリストです。このページは Zoom アカウントのアカウントオーナーと管理者のみが利⽤でき、閲覧時にはアカウントへのサインインが必要になります。
  • リリースノート
    Zoom プラットフォーム全体にわたる過去のリリースの一覧です。
記載されている機能およびお知らせについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※ 一部のお客様にのみご提供している限定プロダクト、限定機能も掲載しています。
Zoom の 5 月のリリースの主なハイライト
Zoom Workplace アプリのアップデート
  • 疑似ライブウェビナーでストリーミングするビデオ画質の最適化(Windows、 macOS、Linux、Android、iOS)

疑似ライブウェビナーは、各出席者のデバイスが処理できる最高の画質でストリーミングされます。 これまでは、 1080p を処理できないデバイスを使用している出席者が 1 人でもいれば、ウェビナー出席者全員の画質が低下していました。
ビデオ画質は、デバイスとネットワークの性能に基づいて出席者ごとに最適化されます。 帯域幅と処理能力が十分にあるユーザーは、一貫して 1080p の画質を受信できます。

  • Zoom Workplace アプリの [詳細] メニューとグローバルナビゲーションの永続化(Windows、macOS、Linux)

Zoom Workplace デスクトップアプリのグローバルナビゲーションツールバーでユーザーが [詳細] メニューの任意のアイテムをクリックすると、そのアイテムが自動的にツールバーに固定され、頻繁に使用するプロダクトにすばやくアクセスできるようになります。
すべてのプロダクトタブを [詳細] メニューに移動しようとすると、少なくとも 1 つのタブをアクティブに維持しなければならない旨が通知されます。

  • ミーティングでのポスト量子エンドツーエンド暗号化のサポート(Windows、 macOS、Linux、Android、iOS)

Zoom Meetings のポスト量子エンドツーエンド暗号化は、暗号化されたネットワークトラフィックを現時点で取得しておき、将来的に量子コンピュータが使えるようになったときにデータを復号するという脅威に対抗できるように設計されています。
ユーザーが Zoom デスクトップアプリとモバイルアプリをバージョン 6.0.10 以降にアップグレードすると、エンドツーエンド暗号化されたすべてのミーティングで最新のポスト量子エンドツーエンド暗号化(PQ E2EE)プロトコルが使用されるようになります。
参加者の中で PQ E2EE をサポートしていないデバイスが 1 台でもある場合、エンドツーエンド暗号化を有効にしたミーティングは標準のエンドツーエンド暗号化(E2EE)に設定されます。
さらに、ユーザーインターフェースが更新され、ミーティング参加者がミーティングウィンドウにある盾のアイコン([ 暗号化 ] の隣)をクリックすると、[ 拡張型 ]、[ エンドツーエンド暗号化 ]、[ ポスト量子 エンドツーエンド暗号化 ] のいずれかの暗号化ラベルが表示されるようになりま した。

Zoom ウェブポータルのアップデート
  • カスタマー マネージド キー(CMK): ダッシュボード

アカウントオーナーと管理者は、Zoom ダッシュボードの [カスタマー マネージド キー(CMK)] タブにアクセスし、アカウント全体の CMK 利用状況を詳細に表示できます。
この新しいダッシュボードタブを使用すると、暗号化と復号のアクティビティを直接監査できるようになるため、透明性と管理性の両方が強化されます。
このタブの重要な側面は、データを追加で収集するのではなく、すでに存在するデータを管理者が利用しやすくなるということです。 ダッシュボードには、もっとも暗号化・復号が適用されるアセットタイプ、暗号化・復号の日 / 週ごとの適用数、使用傾向などが含まれます。

Zoom Phone のアップデート
  • サブスクリプションセンター レポートにシフト時間を含める
アカウントオーナーと管理者は、サブスクリプションセンターレポートでエージェントグループのシフト時間を設定できます。
管理者は日次レポートを作成する際、時間帯を指定して特定のシフトのデータを表示することができます。
週次・月次レポートの場合、アカウントオーナーと管理者は、レポートに適用する日付範囲を選択することも可能です。
この新しいオプションを使用すると、複数のシフトを組んで稼働する企業は、一日の各時間帯のパフォーマンスをきめ細かく分析できます。
このような柔軟性があることで、管理者はコンタクトセンターの運用についてより的確なインサイトを取得できます。
Zoom Revenue Accelerator のアップデート
  • 営業スコアカードとコーチングの詳細な分析
スコアデータが分析に追加され、完了したスコアカードを詳細に分析できるようになりました。
マネージャーや営業リーダーは、営業担当者についての集計された評価スコアを、特定のスコアカードやチームでフィルタリングし、カスタムの日付範囲で表示できます。
この機能を使用すると、スコアリングされた個別の会話を掘り下げて、そのコンテキストを理解することができます。
結果は外部分析用にエクスポートできます。
営業リーダーは、組織全体でのスコアカードの使用状況や平均スコアを見ることができます。
Zoom Contact Center のアップデート
  • リアルタイムキュー パフォーマンス タイルの強化
リアルタイムキューパフォーマンスウォールボードタイルにおいて、アカウントオーナーと管理者が確認できる指標が追加されました。
新しい指標には、各キューの最長待ち時間、最長通話時間、最長ラップアップタイム、最長返信遅延が含まれます。
このほかに、キュー全体でのエンゲージメント待ち件数の合計やキュー全体での最長時間を表示する要約ビューも利用可能です。
これにより、リアルタイムキューパフォーマンスの可視性が向上し、支援が必要なキューを発見しやすくなります。
  • Zoom Contact Center スマート埋め込みでビデオチャネルをサポート
アカウントオーナーと管理者は、スマート埋め込みを通じて、Zoom Contact Center をサードパーティのウェブアプリケーション(CRM、チケット発行システム、EHR、ERP システムなど)に連携できます。
この機能を使用すると、ユーザーはビデオインタラクションの操作、ステータスの管理、キューのオプトイン / オプトアウトを、サードパーティのアプリケーションから直接実行できます。
また、デベロッパーは、スクリーンポップの実行、エンゲージメントログの保存、特定のオブジェクトへのインタラクションの関連付け、コンタクトセンターのイベントに基づいた API の呼び出しなど、さまざまなメソッドを利用できます。
この連携は、Zoom Contact Center の機能を既存のサードパーティアプリケーションと組み合わせることで、ユーザー体験を向上させ、ワークフローを合理化します。
Zoom Virtual Agent のアップデート
  • サブフローの特定のステップにリンクする機能
会話デザイナーは、あるボットのサブフローから別のサブフローの特定のウィジェットにリンクできるようになりました。
この機能によって、フロー内で先のウィジェットにスキップできるようになり、常に開始ウィジェットにリンクする必要がなくなりました。
たとえば、入力収集ウィジェットをサブフロー A の 5 番目のウィジェットにルーティングできます。
これにより、サブフロー間でリンクする際、不要なステップをスキップしてエンドユーザー体験をより柔軟にカスタマイズできます。 この機能拡張は、条件ウィジェット、入力収集ウィジェット、サブフローをリンクするその他のウィジェットで利用できます。
  • カスタム API を使用したナレッジベースコンテンツの追加
管理者は、カスタム API キーを生成して、ほかのデータソースのコンテンツを自動で追加できます。この新しい API を使用すると、管理者は外部コンテンツリポジトリからのナレッジベース入力を簡単に自動化できるようになります。
これにより、記事の手動入力が不要になり時間を節約できるとともに、より包括的かつ最新のナレッジベースを構築できます。
ワークフォース管理のアップデート
  • スケジュールを以前のバージョンに戻して監査証跡に記録する機能

ワークフォース管理の管理者とスーパーバイザーは、スケジュールを以前のバージョンに戻すことができます。
戻したスケジュールは、最新のエントリとして監査証跡に記録され、選択した以前のバージョンが自動で反映されます。
たとえば、スケジュール作成から現在のバージョンまでにエントリが 5 つあり、ユーザーが 3 つ目のエントリに戻す選択をした場合、3 つ目のエントリを反映した 6 つ目のエントリが現在のバージョンとなります。
この機能を使用すると、管理者は簡単に変更を取り消して以前のスケジュール状態に戻すことが可能になり、スケジュール管理においてコントロール性と柔軟性が向上します。

  • エージェントグループ向け固定ミーティングの一括スケジュール作成
ワークフォース管理の管理者とスーパーバイザーは、選択したエージェントグループの固定ミーティングを、日時および期間を指定して一括スケジュールすることができます。
ミーティングは、既存のアクティビティに関係なくエージェントのスケジュールに追加されますが、スケジュール重複への対応オプション(重複していても優先的にスケジュールする、またはスケジュールが重複するエージェントをスキップするなど)も利用可能です。
スケジュールが重複しているエージェントには警告が表示され、代替時間の提案を生成できます。
この機能により、エージェントグループのトレーニング セッションやその他の固定イベントのスケジュール作成の効率性が向上します。
  • EU ローカル展開のサポート
ワークフォース管理に EU ローカル展開のサポートが追加されました。
  • 場所レベルでの来客管理向け管理者権限の設定
アカウントオーナーと管理者は、アカウントレベルではなく、場所レベルで来客管理向けの管理者を割り当てることができます。
これにより、管理者は特定の場所にしかアクセスできないため、ロール外の場所へのアクセスを防ぐことができます。
場所レベルの管理者権限は、ユーザーロールの [カスタム範囲] セクションおよび場所設定から直接設定できます。
サービスに関する発表
  • Zoom ソフトウェアライフサイクルポリシー
Zoom は、2024 年 8 月 3 日に次の「ソフトウェアライフサイクル ポリシー」を施行する予定です。 プロダクトおよび対応する最小バージョンの一覧表については、サポート記事をご覧ください。
8 月 3 日を過ぎると、サポートが終了したバージョンを使用しているユーザーは、Zoom アプリ(デスクトップ、モバイル、VDI)からサインアウトされ、アプリをアップデートするまで Zoom クライアントからミーティングに参加できなくなります。
最新のセキュリティ機能や強化された機能を活用していただくために、Zoom アプリ内でのアップデートのチェック機能や https://zoom.us/ja/download を利用して、Zoom ソフトウェアの最新バージョンを定期的にダウンロードしてアップデートすることを強く推奨します。
今後ともZoomをよろしくお願いいたします。
カスタマー サクセス