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【2022年6月】Zoom 最新情報

【2022年6月】Zoom 最新情報

お客様各位
いつもZoomをご利用いただきありがとうございます。
新製品や新機能、Zoomを学ぶコースなど、Zoomはお客様の体験を向上させるために常に進化し続けています。
最新の情報をお伝えするために、以下に重要な情報をまとめました。
これらの機能などをすべてご利用いただくためにも、事前に最新版のZoomデスクトップクライアントをダウンロードしておきましょう。
Zoom に関する最新情報をチェックするための追加リソースについては、以下をご確認ください。
 プレビューノート
今後リリースが予定されている機能のリスト。
このページはZoomのアカウントオーナーと管理者のみが利用でき、閲覧にはアカウントにサインインする必要があります。
 リリースノート
Zoomプラットフォーム全体にわたる過去のリリースのリスト。
これからご紹介する機能およびお知らせについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

Zoomの6月のリリースの主なハイライト

Zoom ウェブポータル のアップデート

新機能と既存機能の強化
管理者機能
 チャンネル作成を許可するグループを制限
アカウントオーナーやアカウント管理者は、公開チャンネルや非公開チャンネルを作成できるグループを制限できます。 この設定は新規や既存のグループに影響を及ぼす可能性があります。 ユーザーが複数のグループに属している場合、その中でもっとも厳格な設定が適用されます。 この設定はグループ単位でのみ適用でき、下位互換性がないため、使用するにはクライアント バージョン 5.11.0 以降が必要です。 設定を変更するだけでは変更が反映されません。変更を有効にするには、ユーザーがサインアウトし、サインインし直す必要があります。
 操作ログの機能強化
アカウントオーナーやアカウント管理者は、管理者が取ったアクションすべてのリストを含む監査ログのレビューやエクスポートを実行できます。
監査が実行される新規アクションでは常に、管理者がパーソナル データやレポートの表示、レコーディングの共有、データのエクスポート、ユーザーアクティビティの管理を行っています。
この機能拡張により管理者は、以上に該当する操作ログ内のデータをエクスポートすることができます。
この機能はデフォルトで有効に設定されています。
 複数の参加者の画面共有を許可
アカウントオーナーやアカウント管理者は、Zoomウェブポータルの設定を有効することで、同時に複数の参加者によるミーティング中の画面共有を許可できます。
これまでは、一度ミーティングが始まってしまうと、ホストはこの設定を有効にすることしかできませんでした。
この機能を有効にするには、弊社 Zoomサポートデスクへにお問い合わせください。
この機能はZoom Webinars にも適用できますが、バックステージ機能を使用しているウェビナーはサポートしていません。
この機能にアクセスするには、ユーザーがクライアント バージョン 5.11.0 を使用している必要があります。
既存機能の変更
 ウェビナーのパネリスト招待人数の上限
ウェビナーに参加できるパネリストの人数が、ホストのミーティング定員で決まります。
ホストが各セッションにパネリストとして招待できる人数に、新しい制限が加わります。
この制限を設定すると、参加できるパネリストの人数を倍に増やすことができます。
この設定は、既存の招待リストには影響がありません。
 クラウド レコーディングのストレージ容量の更新
プロプランとビジネスプランのアカウントで、クラウドレコーディングの最大ストレージ容量がライセンスユーザー1 人あたり 5GB に増えます。
これまでプロプランやビジネスプランアカウントのクラウドレコーディングのストレージ容量は、ライセンス当たり 1GB でした。
新機能と既存機能の強化
全般機能
 ミーティング中にプロフィールカードを表示(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)
アカウント管理者が許可した場合、ユーザーはビデオパネルで[プロフィールを表示] にカーソルを置くことで、ミーティング内からほかの参加者の Zoom プロフィールカードを表示できます。
この機能は、アカウント単位で適用でき、管理者またはオーナーがウェブポータルで有効にすることができます。
この機能を使用するには、ユーザーがクライアントバージョン 5.11.0 以降を利用している必要があります。
ミーティングとウェビナーの機能
 今後のすべてのミーティングに適用される常設ビデオフィルタを設定(Windows、macOS)
ユーザーはカラーフィルタ、フレーム、前景効果などのビデオフィルタを選択できます。
設定しておくと、今後のすべてのミーティングに設定したフィルタを適用できます。
フィルタは、ミーティングの開始前やミーティング中でも必要に応じて調整できます。
 複数の参加者の画面共有を事前に有効化 – Windows、macOS、Linux
ホストはミーティングをスケジュールするとき、同時に複数の参加者に画面共有を許可するオプションをあらかじめ有効にしておくことができます。
この機能を有効にするには、弊社Zoomサポートデスクへにお問い合わせください。
ミーティング機能
 ブレイクアウト ルームを検索(Windows、macOS、Linux)
ホストや共同ホストは、参加者やブレイクアウトルームを名前で検索する機能を使用することで、ブレイクアウトルームを管理しやすくなります。
たとえば複数のブレイクアウトルームの参加者の表示、割り当ても実行できます。
ウェビナーの機能
 パネリストの同時共有(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)
ウェビナー出席者は、複数のパネリストによる複数のプレゼンテーションの同時共有(Zoom Meetingsですでに利用されている機能と同様)を利用できるようになりました。
この機能を利用しているウェビナー出席者は、プレゼンテーションが複数の言語で共有されているとき自分の言語でコンテンツを視聴するなど、表示する画面を選択できます。
チャット機能
 ZoomホワイトボードをZoom Chatチャンネルに共有(Windows、macOS、Android、iOS)
ウェブポータルまたはデスクトップクライアントで作成されたZoomホワイトボードを Zoom Chatのチャンネルと共有できます。
この機能はiOSおよびAndroid版 Intune 向けZoomでもご利用いただけます。
 チャットとチャンネルの拡張ディープリンク(Windows、macOS、Android、iOS)
非公開チャンネル、グループ チャット、1 対 1 の会話の間で相互にチャットメッセージをリンクできます。
既存のアクセス権を持つユーザーに限り、参照されたチャンネル、グループ チャット、メッセージを表示できます。
 ユーザー グループごとのチャンネル作成制限サポート(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)
管理者は、ユーザーが公開または非公開チャンネルを作成できるかどうかをユーザーグループ単位で制限できます。
この制限は、新規および既存のユーザーグループに対して設定でき、管理者は随時この設定を変更できます。
 チャットフォルダー
AndroidやiOSのモバイルアプリで、チャットフォルダーがモバイルでもサポートされるようになりました。
電話機能
 通話転送(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)
Zoom Phoneユーザーは、ZoomデスクトップクライアントやZoomモバイルアプリで [通話転送] を有効または無効にすることで、利用しているZoom Phoneプランとポリシーに従い、内線や外線の連絡先または電話番号、ボイスメールに通話を転送できます。この設定は適宜、時間を指定して設定することもできます。
 連絡先の共用エリア電話機を検索(Windows、macOS)
ユーザーはZoomデスクトップクライアントやZoomモバイルアプリから固定電話に対する検索やダイヤル発信を実行できます。
[連絡先]ページの[Zoom Phone 専用ハードウェア]セクションで Zoom Phone専用ハードウェア名のリストを閲覧することもできます。
Zoom 連携アプリの機能
 承認を受けたユーザーの外部参加者モード(Windows、macOS)
Zoom Meetingsユーザーは、ミーティング内で承認された場合であっても、外部参加者モードでZoom連携アプリにアクセスできます。
結果としてユーザーは、管理者が事前承認していなかったアプリや自分が直接インストールしていないアプリでも、コラボレーションの際に若干の機能を使用できます。

Zoom Phone のアップデート

新機能と既存機能の強化
管理者機能
 キャッチホン
アカウントオーナーやアカウント管理者は、通話中のユーザーにキャッチホンが入っているとき、多様なオプションを選択できます。
通話の保留、終了、通知削除といったデフォルトの設定のほか、設定を変更すれば、ボイスメールやビデオメール、別の外線や内線の連絡先や番号に通話を転送し、メッセージを再生してから通話接続を切ったり、話中音を鳴らしたりすることもできます。
 個人用ボイスメールと個人用ビデオメールの機能拡張
アカウントオーナーやアカウント管理者は、ユーザーのダウンロードが無効になっているとき、ポリシーの一環で自分のボイスメールを共有することを許可できます。
 通話およびレコーディング ログの機能拡張
アカウントオーナーやアカウント管理者は、通話やレコーディングのログの詳細情報を表示し、すべての参加者の画面に表示することもできます。
 通話処理の機能拡張
アカウントオーナーやアカウント管理者が、より詳細な通話処理、通話転送、オーバーフローのオプションにアクセスできるようになりました。
外線番号を追加できるほか、ユーザーレベルの通話処理設定では、管理者やユーザーが通話を外部連絡先に転送できます。
オーバーフロー設定では、現在の設定に加え、外線番号への通話転送を許可することもできます。

Zoom Rooms のアップデート

新機能と既存機能の強化
全般機能
 Zoom Room のコンパニオン ホワイトボード(専用ハードウェア)
通常のZoom Roomに追加のZoom Roomsタッチデバイスを導入し、コンパニオンホワイトボードとして使用できるようになりました。
たとえばZoom Rooms Controller用に 1~2 個の画面を使用し、参加者のビデオを表示することもできます。
注釈または画面共有専用に、クラシックなコンパニオン ホワイトボードを追加することもできます。
この機能は、Neat Board専用ハードウェアでサポートされています。

ビジネス アップデート

 Zoom ソフトウェア ライフサイクル ポリシー
Zoomでは、2022 年 11 月 5 日にすべての製品およびサービスで新しい「ソフトウェアライフサイクル ポリシー」を施行する予定です。
その第一歩として、最小バージョンをご参照いただけるようこちらの表にまとめました。11 月 5 日を過ぎると、サポートが終了したバージョンを実行しているユーザーは、Zoomデスクトップ クライアントや Zoomモバイルアプリでミーティングに参加できなくなり、アップデートするかウェブブラウザ経由での参加を促すメッセージが表示されるようになります。
ZoomではChrome OSクライアントのサポートの終了が予定されているため、すべてのお客様にZoomのプログレッシブ ウェブ アプリケーション(PWA)への移行をお願いいたします。
ZoomデスクトップクライアントまたはZoomモバイルアプリ内のアップデートプログラムをチェックするか、zoom.us/downloadに移動して最新のセキュリティと機能を利用することで、Zoomソフトウェアの最新バージョンを定期的にダウンロードしてアップデートすることを強くお勧めします。
 ネットワーク帯域幅を制限
多様なインターネット品質の領域でリモートワークが普及していることから、一部の企業はIP範囲に応じてオーディオやビデオの帯域幅量を制限しています。
このオプションは 8月にすべてのアカウントで利用可能となります。
この機能はネットワーク設定に詳しい管理者向けで、ポリシーは、特定の場所で制限が加わることが分かっているローカルネットワーク向けに作成されています。
この機能を使用する前に、弊社Zoomサポートデスクへにご相談いただくようお勧めいたします。
お客様が帯域幅を制限するべき状況はごく限られています。
帯域幅制限の管理に関する詳細情報については、Zoomのサポートサイトをご覧ください。
 Chrome OS 連携アプリから Zoom PWA への移行が必要
以前からお知らせしているとおり、Googleは2022年6月にChrome OS連携アプリのサポートを終了する予定です。
Googleがこのタイムラインを延期したため、Zoomが2022年11月5日に Chrome OS連携アプリのサポートを終了するまで、引き続きこの変更の準備を進めていきます。
つきましてはすべてのお客様に、Zoomプログレッシブウェブアプリケーション(PWA)への切り替えをお願いいたします。
教育機関のお客様は、混乱を避けるため、今秋の学期始まる前にすべてのユーザーを移行しておく必要があります。
アカウント管理者はアカウント管理、次いでアカウント設定へとクリックし、[Chrome OS でミーティングに参加するときPWAを自動的に起動]を有効にすることで、すべてのユーザーを移行できます。
 Zoom でのプレゼンスと位置情報に関して予定されている変更
7月に予定されているリリースで、ユーザーはリモートワーク中か社内オフィス勤務中かを表示できるようになります。 またZoomモバイルアプリとZoomデスクトップクライアントのどちらでも充実した機能パリティを利用できることから、モバイルかデスクトップかで利用可能なサービスに差が生じないようにするため、ユーザーのプレゼンス機能から「モバイル」表示を取り除きます。
今後ともZoomをよろしくお願いいたします。
カスタマー サクセス