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【2022年7月】Zoom 最新情報

【2022年7月】Zoom 最新情報

お客様各位
いつもZoomをご利用いただきありがとうございます。
新製品や新機能、Zoomを学ぶコースなど、Zoomはお客様の体験を向上させるために常に進化し続けています。
最新の情報をお伝えするために、以下に重要な情報をまとめました。
これらの機能などをすべてご利用いただくためにも、事前に最新版のZoomデスクトップクライアントをダウンロードしておきましょう。
Zoomに関する最新情報をチェックするための追加リソースについては、以下をご確認ください。
 プレビューノート
今後リリースが予定されている機能のリスト。
このページはZoomのアカウントオーナーと管理者のみが利用でき、閲覧にはアカウントにサインインする必要があります。
 リリースノート
Zoomプラットフォーム全体にわたる過去のリリースのリスト。
これからご紹介する機能およびお知らせについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

主なリリース機能

Zoom Apps で、お気に入りのアプリを直接ウェビナーに組み込めるようになりました!
これらの連携により、皆さまとオーディエンスにとってウェビナーをよりイマーシブで魅力的なものにできます。
ブログ投稿で、Zoom のおすすめアプリと、ウェビナー向け Zoom Apps の使用に関するベストプラクティスの詳細をご確認ください。

Zoom ラーニング センターのアップデート

すでに Zoom Chat をご利用中かと思いますが、フォルダーグループの設定、通知のカスタマイズ、スクリーンショットやオーディオクリップの送信が可能であることをご存じでしたか?
Zoom ラーニングセンターの Zoom Chat 入門でプロのようにチャットを活用する方法を学習し、8月に予定されているライブトレーニング セッションにご注目ください!

Zoomの7月のリリースの主なハイライト

Zoom ウェブポータル のアップデート

既存の機能の変更
管理者機能
 有料ユーザーが利用可能な言語通訳
言語通訳機能を、プロ、ビジネス、エンタープライズの各アカウントユーザー全員が利用できるようになりました。
これらのユーザーはアカウント上でこの設定を有効にできます。以前は Zoom サポートに連絡して、この機能を有効にする必要がありました。
 カレンダー/連絡先の連携向け Google 権限認証プロセスの変更
現在 Google は認証プロセス向けの埋め込みブラウザを無効にしています。
アカウントで Google とのメール、カレンダー、連絡先の連携を利用する場合、アカウントオーナーと管理者は Zoom ウェブポータルで直接権限を選択する必要があります。
 ミーティングチャット設定とは別にウェビナーチャットを設定
アカウントオーナーと管理者は、Zoom ウェブポータルでミーティング内チャットとは別にウェビナー内チャット設定を有効 / 無効にできるようになりました。
以前は、ミーティング チャットとウェビナー チャットの設定は統合されていました。
新機能と既存機能の強化
管理者機能
 管理者のミーティング / ウェビナー テンプレート
アカウントオーナーと管理者は、詳細なミーティング / ウェビナー テンプレートを有効にして作成できるようになりました。
これらのテンプレートは、ミーティング内で共有ができるユーザーの指定やウェビナー内でのリアクションの使用可否など、ユーザーレベルの設定に適用できます。
また、ウェビナーテンプレートは、ウェビナーへの登録の要否など、スケジュールレベルの設定に適用できます。
この設定は、アカウント、グループ、ユーザーレベルで有効にできます。
有効にした場合、テンプレートを使用するには、管理者がテンプレートを作成し、グループ / ユーザーに割り当てる必要があります。
アカウントオーナーと管理者は、アカウント上のユーザーが内外部のミーティングに参加する際にアクセスできるミーティング内機能を制限できるようになりました。
管理者は、必要に応じて、外部のミーティングのみ、またはユーザーが参加するすべてのミーティングに対して機能を制限できます。
この機能は、エンタープライズ以外のアカウントの場合、弊社 Zoomサポートデスクに連絡いただき有効にする必要があります。 また、この機能はデスクトップ クライアント(Windows、macOS、Linux)、モバイルアプリ(iOS、Android)、ウェブ クライアントでサポートされています。
次の機能を制限するオプションが追加されています。
◎新しいホワイトボード
◎ミーティング / ウェビナー内のライブ文字起こし
◎ミーティング / ウェビナー内のダイレクト メッセージ
◎コンピュータ オーディオの有効化
◎ミーティング / ウェビナーでのリアクション
◎ミーティング内における参加者のプロフィール画像の非表示
ユーザー機能
 ブレイクアウト ルームのエンドツーエンド暗号化(E2EE)サポート
ユーザーは E2EE が有効なミーティング内のブレイクアウトルームを使用できるようになりました。
各ブレイクアウト ルーム内の参加者 1 名がセキュリティコードを確認し、検証するリーダーとしてランダムに割り当てられます。
この機能を利用するには、バージョン 5.11.3 以降のクライアントが必要です。
デバイス管理機能
アカウントオーナーと管理者は、デバイスにサインインする前に Zoom Rooms のAndroid デバイスのリストをインポートできるようになりました。
デバイスをインポートしておくと、管理者はデバイス情報の確認と、ルーム / ユーザーへの割り当てが可能になります。
このプロセスにより、管理者は Zoom Rooms の Android デバイスを手早く管理したり、展開したりしやすくなります。
既存の機能の変更
チャット機能
 Zoom Chat のデフォルト設定の変更
Zoom Chat 体験を向上させるために、Windows、macOS、Android、iOS 上の新しいユーザー向けのデフォルト設定を変更しました。
既存のユーザーは、今回の変更の影響を受けません。
デフォルト設定の更新内容を以下に示します。
  • デフォルトで有効: コード スニペットの表示、リンク プレビューの表示*、新しい返信があるメッセージをチャットの一番下に移動*、ダイレクト メッセージの横にプロフィール画像を表示*。 (*これらの変更はデフォルトの Microsoft Windows Installer(MSI)と Group Policy Object(GPO)のポリシーに影響する場合もあります。)
  • デフォルトで無効: チャットとチャンネル セクションの分割。
新機能と既存機能の強化
全般機能
 ミーティング中にプロフィール カードを表示
アカウント管理者が許可すれば、ユーザーはミーティング内で他の参加者の Zoom プロフィールカードを表示できるようになりました。
また、ユーザー間のタイムゾーンを調整しやすくするために、プロフィールカードには参加者の現地時間が記載されます。
この機能は Windows、macOS、Linux で利用できます。
チャット機能
 チャンネルからの削除通知停止のサポート(Windows、macOS、Linux、Android、iOS 向け)
管理者は、グループチャットやチャンネルでユーザーが削除または無効化された際の通知を停止できるようになりました。
 サイドバーとフォルダーの機能強化(Windows、macOS 向け)
スター付きセクションは、サイドバーの一番上、つまりすべてのフォルダーの上に移動しました。
チャットのタイトルの右側にある新しいキャレットメニューには、[チャンネルの作成]、[チャンネルへの参加]、[フォルダーの作成]、[ボットの追加] といったオプションが含まれています。
折りたたまれたフォルダーやセクションの未読バッジ上にカーソルを合わせると表示される未読チャットやチャンネルのプレビューには、@all または @me のメンションが含まれるようになりました。
 チャンネルへのユーザーの一括追加のサポート
Zoom Chat チャンネルの管理者はメールアドレスのリストをコピーして貼り付けることで、既存のチャンネルにメンバーを一括で追加できるようになりました。
メールは、スペース、セミコロン、コンマ、改行のいずれかで検出されます。
ウェビナーの機能
ウェビナーパネリストはプレゼンテーションの同時共有を利用できるようになりました。
これは、Zoom Meetings ですでに利用可能な機能と同じものです。
出席者は、プレゼンテーションが複数の言語で共有されている場合、自分の言語でコンテンツを視聴するなど、表示する画面を選択できます。
この機能には Windows、macOS、Linux、Android、iOS バージョン 5.11.0 以降が必要です。
パネリストの同時共有は、ウェビナーのバックステージが有効な場合はサポートされません。
 ウェビナーにおける Zoom Apps のサポート(Windows、macOS 向け)
ウェビナーのパネリストは、ウェビナー中に Zoom Apps を起動して、そのビューを出席者と共有できるようになりました。
アプリによっては出席者を招待し、出席者がアプリを開いてパネリストとコラボレーションすることも可能です。
この機能には、バージョン 5.10.6 が必要です。

Zoom Phone のアップデート

既存の機能の変更
管理者機能
 Zoom Phone リージョン設定のカスタマイズ向け UI の機能強化
Zoom Phone リージョン設定のカスタマイズの説明に、送信中のデータの移行場所を説明する情報が追加されました。
フェイルオーバーが機能すると、トラフィックは選択されていないリージョンに送信されることがあります。たとえばフランクフルトで障害が発生した場合、アムステルダムが選択されていなくても、アムステルダムでフェイルオーバーが機能します。
管理者は設定を確認して、この変更に同意する必要があります。
新機能と既存機能の強化
管理者機能
 自動のエンドツーエンド暗号化を有効にする
アカウントオーナーと管理者は、内部の通話保護を強化するために、エンドツーエンド暗号化を有効にできるようになりました。
この機能は、同じアカウントに属する発信者に適用されます。
 通話処理期間のオプション機能強化
アカウントオーナー、管理者、ユーザーは、呼び出し期間と最大待機時間に関する通話処理設定で「10 秒」を選択できるようになりました。 以前は、最短期間は「15 秒」でした。

Zoom Rooms のアップデート

新機能と既存機能の強化
ミーティング内機能
 Zoom スマートカメラの自動フレーミング(Win、Mac 向け)
自動フレーミング機能により、カメラの映像を自動的に調整して、ルーム内の参加者全員を映すことができるようになりました。
この機能は、現在すべての Zoom 認定カメラで使用できます。
スマートギャラリーを有効にすると、メインのカメラビューでも自動フレーミングが使用されます。
 透かしの機能強化(Win、Mac、ハードウェア、ZP 専用ハードウェア、iPad ZR 向け)
ミーティングホストは、ビジュアル透かし機能を編集して、ミーティング中にオンまたはオフにできるようになりました。
透かし機能では、参加者の共有画面とビデオタイルの上にメールアドレス全体が表示されるだけでなく、ほとんどのビデオ レイアウト(スピーカー、ギャラリー、左右表示)でビデオ上に表示されるようになりました。
透かしは、ビデオ / 共有画面全体にタイルパターンとして、よりはっきりと表示されます。

ビジネス アップデート

 Zoom ソフトウェア ライフサイクル ポリシー
Zoom では、2022 年 11 月 5 日にすべてのプロダクトおよびサービスで新しい「ソフトウェアライフサイクルポリシー」を施行する予定です。その第一歩として、最小バージョンをご参照いただけるようこちらの表にまとめました。
2022 年 11 月 5 日を過ぎると、サポートが終了したバージョンを実行しているユーザーは、Zoom デスクトップ クライアントや Zoom モバイルアプリでミーティングに参加できなくなり、アップデートするかウェブブラウザ経由での参加を促すメッセージが表示されるようになります。
Zoom デスクトップ クライアントまたは Zoom モバイルアプリ内のアップデートプログラムをチェックするか、zoom.us/download に移動して最新のセキュリティと機能を利用することで、Zoom ソフトウェアの最新バージョンを定期的にダウンロードしてアップデートすることを強くお勧めします。
 Chrome OS アプリから Zoom PWA への移行が必要
2022 年 8 月に Zoom Chrome OS アプリのサポートが終了するため、皆さまに早急な Zoom プログレッシブウェブ アプリケーション(PWA)への切り替えをお願いしております。
アカウント管理者は [アカウント管理]、[アカウント設定] の順にクリックし、[Chrome OS でミーティングに参加するとき PWA を自動的に起動] を有効にすることで、すべてのユーザーを移行できます。
2022 年 11 月 5 日を過ぎると、このアプリは Chrome ウェブストアで検索できなくなります。
今後ともZoomをよろしくお願いいたします。
カスタマー サクセス