Google Chrome の mTLS 廃止に伴うZoomサービスのルート証明書の変更について
平素格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
また共創ワークソリューション Zoomをご利用頂き、誠にありがとうございます。
Google Chrome では、2026年6月15日より クライアント認証拡張キー使用法(EKU)をサポートする公開サーバー証明書(SSL/TLS)を信頼しなくなる方針が発表されました。
この変更は、BYOC(Bring Your Own Carrier)デバイスやSIP接続オーディオを利用するデバイス、そしてクライアント認証にSSL/TLS証明書を利用するZoomサービスに影響します。
BYOC接続における影響を軽減するため、Zoomでは以下の対応を行います。
・お客様のSBCからZoomへの接続について
Zoomは、お客様のSBCが提示する証明書にクライアント認証EKUが含まれているかどうかのチェックを停止します。この変更により、SBCの証明書が更新されて、クライアント認証EKUが含まれなくなった場合でも、継続して接続することが可能となります。
※本変更は 2025年9月19日 より有効となる予定です。
※証明書発行元(CA)がクライアント認証EKUを証明書から削除する時期については、ご利用のCAへご確認ください。
※本変更までに SBCが提示する証明書にクライアント認証EKUが含まれなくなる場合、接続は失敗します。
・Zoomからお客様のSBCへの接続について
Zoomからお客様のSBCが提示する証明書については、クライアント認証EKUを含む証明書を2027年2月28日まで利用予定となります。
影響を受けるサービスの概要については以下サポートページをご参照願います。
・サポートページ
https://support.zoom.com/hc/en/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0081537
※
Zoom
及び
Zoom
名称を含むサービスは
Zoom Communications, Inc.
が提供するサービスです。
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