NECネッツエスアイ

『予防接種実施判定支援システム』とは

『予防接種実施判定支援システム』
とは、

自治体が主体となって行う予防接種(定期接種・臨時接種)において懸念される課題である『地域住民へのタイムリーな接種勧奨』『誤接種防止』『接種実績集計などの事務処理の効率化』をトータルで解決するシステムです。
また、住民の接種履歴という情報を安全に取り扱うために、専用の無線ネットワークを構築し、自治体と医療機関をセキュアに接続することも可能です。

こんなお悩みありませんか?

住民のみなさま
接種予定の時期に
予防接種を打ち忘れた!
乳幼児の予防接種は、複数のワクチンを一定の期間を空けながら接種する必要がありますが、接種タイミングは大体の目安はあるものの保護者の方に任されがち。
特に1歳未満のお子様は、接種すべき予防接種の数が多いため、接種忘れの恐れがあります。
各病院の医療従事者様
誤接種を防ぐための
接種履歴チェックが大変!
ワクチンの種類ごとに、接種回数と接種間隔はバラバラです。万が一、かかりつけ医の変更などで以前の接種履歴が不明となると、二重接種や接種間隔をあけずに予防接種を実施するなど誤接種となる恐れがあります。そのため、各医療機関では履歴チェックに時間がかかってしまいます。
自治体の担当者様
接種実績の集計には
時間も手間もかかる
医療機関から送付される実績(予診票)のデータから、ロット情報等の情報を集計するために工数がかかっています。
また、医療機関にて接種してから、データを集計するまでにタイムラグがあることから、接種漏れのある住民へのタイムリーな勧奨が行えません。

そのお悩み、NECネッツエスアイ
『予防接種実施判定支援システム』解決 します!

自治体への導入・運用実績のある
NECネッツエスアイにお任せください!

機能

- Functions -

住民のみなさまに役立つ機能

医療機関に役立つ機能

自治体に役立つ機能

住民のみなさまに役立つ機能

接種履歴の閲覧

インターネット経由で『予防接種実施判定支援システム』にログインすることで、自分の過去の予防接種の接種実績、現在接種可能な予防接種の情報を確認可能です。

メール通知機能

メールアドレスを登録いただくことで、予防接種が接種可能となったタイミングと接種期限の1か月前に通知メールが送信されます。

医療機関に役立つ機能

個人特定・実績照会

Androidタブレットにて、QRコードを読み取ることで、個人を特定、過去の接種実績から接種可能な予防接種の一覧を表示します。

自治体に役立つ機能

各種管理機能

Webブラウザから、医療機関の追加・削除が可能です。また、予防接種の追加・削除、および、接種間隔の変更も可能です。

特長

- Features -

タイムリーな通知

『予防接種実施判定支援システム』は登録された医療機関での接種実績をリアルタイムに把握できるため、自治体に登録された住民情報を元に、住民のみなさま1人1人に適切なタイミングで『接種勧奨メール』を送信することが可能です。

CASE1:乳幼児予防接種

乳幼児予防接種は種類によっては数か月間隔で複数回の接種を必要と知ますが、対象児の保護者様宛てに、接種可能となったタイミング、もしくは、接種期限の1か月前『接種勧奨メール』が自動で送信されるので、保護者様が「次は何をいつ受けに行けばいいのか」と迷ったり、接種漏れを防げます。

CASE2:特定時期に集中する集団接種
(新型コロナウイルスワクチン接種 や 季節性インフルエンザ予防接種など)

特定の期間に集中して接種が推奨されるワクチンなどの場合、自分がいつ・どこへ行けば受けられるのか、自治体や病院に問合せなくとも、メールで通知を受けることが可能です。
また、住民情報と結びつけ、たとえば重篤化リスクの高い高齢者などの優先対象者といった、年代別に接種日をずらした案内通知を出すことで、住民のみなさまは安心して受診が可能となります。

誤接種防止

各医療機関に『予防接種実施判定支援システム』をインストールしたタブレット端末を配置し、住民のみなさまへ送付したメールに添付されたQRコードを端末で読み取ることで、その方の過去の接種実績を確認することが可能です。

CASE1:乳幼児予防接種

保護者宛に事前に送付した『接種勧奨メール』に、接種対象児を識別するQRコードが添付され、各医療機関に配置された『予防接種実施判定システム』専用のタブレットでQRコードを読み込むことで、その場で本人確認・接種履歴の確認が可能となり、二重接種や接種間隔・回数に合わないなどの誤接種を防止します。

CASE2:特定時期に集中する集団接種
(新型コロナウイルスワクチン接種 や 季節性インフルエンザ予防接種など)

集団接種、かつ、免疫獲得のために複数回接種が必要な場合でも、QRコードと対象者がその場で紐づくので、「何回目の接種にあたるのか」をデータと本人からの申告の両方から確認することが可能です。

接種実績の自動集計

ロット情報や接種日が、医療機関に設置したタブレットから指定フォーマットに沿った形式で自動で集計されます。医療機関から提出される実績(紙の申請書)を電子データ化するといった作業は、不要となります。

他社サービスとの違い

- Comparison -
本システムは、一般的な「接種予約を管理する」ことを目的としたシステムとは異なり、
「誤接種防止」「接種実績集計などの事務処理の効率化」に注力したシステムです。

導入事例

- Case study -

兵庫県 丹波市

新システム導入で予防接種履歴などを一元化

兵庫県の中央東部にある丹波市では、2017年4月から市内の医療機関と連携してICT(情報通信技術)を活用した独自システム『予防接種の判定システム』を導入しました。

丹波市での導入例の概要

▲クリックで拡大表示
システム導入の効果
2021年2月~

「コロナウイルス予防接種」管理機能追加

▲クリックで拡大表示
システム導入の効果

よくあるご質問

- FAQ -
QRコードには、個人名といった情報は含まれておりません。また、医療機関上のタブレットにはデータを残さずに、すべてサーバ上で管理しています。そのため、QRコード、もしくは、タブレットを紛失したとしても個人情報の漏洩には繋がりません。
可能です。ただし、本システムでは、医療機関への予約については、サポート対象外となっております。
Androidタブレットのみ利用可能となります。

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