1882年に創設された「私学の雄」早稲田大学。同学に開設された早稲田大学ビジネススクールは、正式名称を「早稲田大学大学院経営管理研究科」と し、1973年に最初の前身組織が誕生しました。現在は平日日中に2年間通う「全日制グローバル」のほか、働きながらMBA取得を目指す「夜間主総合」 「夜間主プロフェッショナル」などのプログラムを用意。「実践知」と「学術知」を兼ね備えた国内最高水準の教授陣が、優れた学びの場を提供しています。
相手がその場にいるような
臨場感!
コミュニケーションを促進し、
議論を活発化させる
Neat Board
※Neat Boardは、Neatframe Ltd.の製品です。
2020年3月、コロナ禍により早稲田大学もまた全学が対面授業からオンライン授業に切り替えました。同年秋以降、徐々に対面授業が再開しましたが、留学生比率が高い早稲田大学ビジネススクールでは対面とオンラインを組み合わせたハイフレックス型授業に対応する必要に迫られました。さらにビジネススクールの特徴として学生同士がディスカッションするゼミ活動が重要であり、誰もがZoomを手軽にセットアップできる環境が求められることからNeat Board4台を導入。使用感に優れていたため3台を追加導入し、授業に活用しています。
ハイフレックス型授業にNeat Boardを導入して以来、主に3つのメリットを感じています。1つ目は、以前は授業のたびに教員が約15分かけて行っていたZoomのセットアップが、3分程度で済むようになったこと。2つ目は映像と音声の品質に優れており、全員の発言がクリアに聞き取れ、オートフレーミングの録画ができること。録画機能があれば、時差が大きい地域の学生に毎回リアルタイムの出席を求めずに済みます。また、字幕機能は聴覚障がいのある学生や海外ゲストの外国語スピーチを文字で再確認したい日本人学生に好評です。3つ目は教室のレイアウト変更の自由度が増したこと。議論のクリエイティビティを上げるためには、円形や馬蹄形など、目的に応じて机を意図的に配置する必要があります。従来のスクール形式+プロジェクターではできなかったレイアウトを、Neat Boardはかなえてくれます。
ビジネススクールの世界も国際競争が激しく、今や世界中の大学がオンライン授業を実施しており、オンライン設備の競争力を持つことが重要です。Neat Boardのようなテクノロジー+教え方のノウハウにより、私たちも授業内容の差別化を図り、競争力を高めたいと考えています。
早稲田大学ビジネススクール
(大学院経営管理研究科)
博士(経営学)
牧 兼充 准教授
電源を入れるだけで使用スタート。機械が苦手な人にも簡単。
エレベーターでの移動がしやすい65インチのディスプレイ。
集音効果が高く70人程度の中教室でもハンドマイクなしで会話可能。
170° 広角カメラが全体と
個々の発言者を捉えて自動切り替え。
早稲田大学ビジネススクール
(大学院経営管理研究科)
ビジネス・ファイナンス研究センター
招聘研究員/博士(政策・メディア)
工藤 紀篤 氏
「移動できるZoom用端末が欲しい」というリクエストからNeatBoardを導入しました。以前は複数の機器を教員がその場で組み立てていましたが、Neat Boardは1台の端末で完結し、誰でもセットアップが可能でケーブル断線の心配もありません。キャスター付きで簡単にレイアウト変更できること、学内のエレベーターに載せられることもポイントでした。大画面と可搬性を両立した、ちょうどいいサイズだと思います。
早稲田大学ビジネススクール
(大学院経営管理研究科)
全日制グローバル
下平 哲大 氏
ゼミ活動で他の学生とディスカッションする機会が多いのですが、Neat Boardは全員の声を拾ってくれること、発言者を追尾して画面のレイアウトを自動的に変更してくれることがとても便利です。相手の顔もリアルより大きく映し出されるため、遠隔地の相手がまるでその場にいるように感じ、PCよりもインタラクティブなやりとりができています。ゼミ活動では毎回Neat Boardのある部屋を予約するほどです。
教室に来ることができない
学生のために、
ITツールを活用した
インクルーシブな授業を!
早稲田大学ビジネススクール様はコロナ禍において、いち早くハイフレックス型授業を取り入れたことで、コロナ前と変わらないクオリティの授業を学生に提供し続けました。
その結果、コロナ禍でも入学試験の競争率が上昇し、より多様な学生が入学することに伴いディスカッションの質も向上したといいます。今後も様々な学生のために公平でインクルーシブな学びを提供しつつ、オンライン授業のクオリティについてもさらに引き上げていくことを目指しています。
システム担当の工藤先生によると、NeatBoardに関しては教員からポジティブなフィードバックが多く、一部ではNeatBoardの希望者が多すぎて、不足する事態も発生しているそうです。
そのため教員と個別に相談し、再び台数の増設を検討中とのこと。また、馬蹄形や固定式の机の教室にはNeat Barを導入する可能性も検討しているといいます。
「ハイフレックス型授業をしないことには今後のビジネススクールは生き残れません。先生方が実現したい授業をかなえるためにも、今後もITソリューションを模索していきます」と語る工藤先生の言葉に力強さを感じました。
※記載内容は、2022年1月時点のものです。
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