災害対策として神戸市にNeat Frameを納入
NECネッツエスアイ株式会社は、グループ会社である株式会社ニチワと協力し神戸市内の市立病院などで使用することを目的として、Neatframe Ltd.の提供するビデオコミュニケーションデバイスNeat Frameを合計13台、神戸市へ納入しました。
2024年9月2日
NECネッツエスアイ株式会社
NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長兼 COO:大野 道生、東証 1973 NESIC、以下 NECネッツエスアイ)は、グループ会社である株式会社ニチワ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:浅井 一成)と協力し神戸市内の市立病院などで使用することを目的として、Neatframe Ltd.(本社:ノルウェーオスロ、CEO:ジャニーン・ペロシ)の提供するビデオコミュニケーションデバイスNeat Frameを合計13台、神戸市へ納入しました。
神戸市では、市民の生命、身体、財産を災害から守ることを目的に神戸市地域防災計画(注1)を作成し、様々な取り組みを行っています。医療現場に対しては、大規模災害に備えて災害対応の拠点となる救急病院の更なる対応力強化に向けた取り組みを実施するなど、市民の安全・安心な生活の維持・向上の活動を進めています。
今回のNeat Frame納入は、神戸市が推進している「災害時の医療提供体制強化(注2)」の一環として行ったものです。Neat Frameの特長であるオールインワンデバイスである点や、配線や接続などの手間がなく専門知識がなくても簡単に設置できる点が評価され、市内の災害対応病院における災害発生時のビデオコミュニケーションデバイスとして採用されました。
災害発生時のコミュニケーションにNeat Frameを活用することで、各病院の被害状況や、病床・医療スタッフ・物資などの情報共有を円滑に行い、迅速な初動対応とリソース分配の方針策定に貢献します。また平時のコミュニケーションにもNeat Frameを活用することで、病院間の連携強化や情報伝達の効率化を実現します。
NECネッツエスアイは、平時・有事を問わず場所を選ばない円滑なコミュニケーションサービスの提供と、自治体のシステムとマルチクラウドを連携させることにより、職員の働き方改革と安心・安全なまちづくりに貢献していきます。
以上
本納入について(Neatframe Ltd.の日本法人であるNeatframe株式会社のページ)
Neat Frameについて
5千万画素の広角・高解像度カメラで自動的に人物を追尾する機能、ノイズや残響音の除去に加え、同時に発話しても途切れない音声処理によるクリアな音声再現などにより、高品質な映像と音声を提供します。また、対向にNeat Bar 2、Neat Bar ProなどのNeatデバイスを設置することで、より一体感があるコミュニケーションを実現します。
NECネッツエスアイは、2020年にNeatデバイスの販売を開始して以来、トップパートナーの1社として多くのお客様に高品質なサービスを提供してきました。
https://symphonict.nesic.co.jp/neat/neat-frame/
注1: 神戸市地域防災計画
https://www.city.kobe.lg.jp/z/plan/disaster-prevention_crisis-management_field_plan.html
注2: 災害時の医療提供体制の強化
https://www.city.kobe.lg.jp/a65055/302890689871.html
※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
NECネッツエスアイのマテリアリティ
当社は、社会の持続的発展への貢献と自社の持続的な成長の実現のために重要な6つの取り組みを
マテリアリティとして特定し、「コミュニケーションで創る包括的で持続可能な社会」の実現を目指しています。
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SDGs(持続可能な開発目標)への貢献
SDGsとは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、国連で採択された2030年を年限とした17の国際目標です。
NECネッツエスアイグループでは、「コミュニケーションの創出による価値提供」を通じて、世界中の人々が安心・安全で豊かに暮らせる社会の実現をめざし、SDGsの目標達成に貢献してまいります。
本件の貢献項目
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