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データセンターのリージョン指定機能について

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データセンターのリージョン指定機能について

【2022/10/25 一部改版】
お客様各位
2020年4月22日
NECネッツエスアイ株式会社
平素格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
また共創ワークソリューション Zoomをご利用頂き、誠にありがとうございます。
日本時間の4/19Zoomの新機能として、接続するデータセンターのリージョンを指定する機能がリリースされました。
下記に概要を掲載いたしますので、お客様の情報セキュリティポリシーに応じて、本機能の活用をご検討ください。
※2020/4/22に本ページをオープンした際の内容に、一部誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
※本記事の内容については、今後予定されているZoomのアップデートにより変更となる可能性があります。
変更内容が判明次第、本ページにてお知らせいたします。
※2022/10/25 最新の情報に更新しました。

機能の概要

本機能のリリースにより、ユーザーが接続するデータセンター(DC)のリージョンを、任意に選択することが可能となりました。
アカウントプロフィール「転送中のミーティング / ウェビナー / ホワイトボード データ用にデータ センター リージョンをカスタマイズする」にてZoomミーティングおよびウェビナーで使用するデータセンターを限定することができます。
・設定をOFF(オプトアウト)した地域はデータセンターの経由を行わなくなるほか、ダイヤルイン番号・CRC IPアドレスが無効になります。
・米国はOFFにすることはできません。(プロビジョニングされたリージョンがデフォルトになると記載がありますが、現状は必ず米国でプロビジョニングを行うため、常に米国がロックされます)
・設定をOFF(オプトアプト)した地域からのミーティング参加は、別のDCもしくはHTTPトンネル(HT)を経由するため、パフォーマンスの低下が発生する可能性があります。(ミーティングに参加できなくなることはありません)
・設定変更を行っても既存のミーティングが終了したり、現在進行中のミーティングに直ちに変更が適用されることはありません。
有償アカウント(テナント)配下のユーザーであれば、ライセンス付与の有無に関わらず、個別に接続するリージョンを指定できます。
また、管理者による全ユーザーの一括設定、および設定のロックも可能です。

設定方法

1)アカウント全体での設定

管理者権限を持つユーザーで下記URLにアクセスします。(サインインが必要です)
https://zoom.us/account#/(別窓で開きます)
「アカウントプロフィール」に、以下の項目が追加されております。
本項目右上のスイッチをON(青色で右に○印がある状態)にすると、本機能が有効化され、チェックボックスにて各リージョンを有効/無効に設定します。
本項目は管理者による一括設定となり、アカウント内全ユーザーに対し、有償ライセンス付与の有無に関わらず本設定が適用されます。
また、本設定を各ユーザーに個別に設定させたくない場合は、右上の鍵マークをON(青色)にすることで、ユーザー側で本設定を変更することができなくなります。
なお、本設定はユーザーグループ毎にも設定可能です。
※米国はアカウント/ユーザー登録やセカンダリDCとしての機能等の関係上、チェックを外すことができません。
※2020/4/25(米国時間)時点で本機能を有効化しない場合、デフォルトでChinaリージョンがオプトアウトされます。必要な場合は、本機能にてChinaをオプトインします。

2)ユーザー個別での設定

管理者権限を持つユーザーで下記URLにアクセスします。(サインインが必要です)
https://zoom.us/profile(別窓で開きます)
「プロフィール」⇒「Meetings/webinars/whiteboards data centerにて、上記1)と同様に機能の有効化、リージョンの選択を行います。