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【2022年8月】Zoom 最新情報

【2022年8月】Zoom 最新情報

お客様各位
いつもZoomをご利用いただきありがとうございます。
新製品や新機能、Zoomを学ぶコースなど、Zoomはお客様の体験を向上させるために常に進化し続けています。
最新の情報をお伝えするために、以下に重要な情報をまとめました。
これらの機能などをすべてご利用いただくためにも、事前に最新版の Zoomデスクトップ クライアントをダウンロードしておきましょう。
Zoomに関する最新情報をチェックするための追加リソースについては、以下をご確認ください。
 プレビューノート
今後リリースが予定されている機能のリスト。
このページはZoomのアカウントオーナーと管理者のみが利用でき、閲覧にはアカウントにサインインする必要があります。
 リリースノート
Zoomプラットフォーム全体にわたる過去のリリースのリスト。
これからご紹介する機能およびお知らせについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

主なリリース機能

この機能の一般提供が始まり、ユーザーはオフィス、バーチャル受付キオスク、Zoom Rooms タッチデバイス、Zoom ウェブポータルのいずれからでも、空いたデスクやミーティング スペースを予約できるようになりました。
ワークスペース予約では、Zoom 対応デバイスを使っても使わなくても QR コードでデスクにチェックインでき、インタラクティブ マップやデスク占有率ステータスをご利用いただけます。
管理者とアカウント オーナーは、ワークスペースを設定でき、フロアマップをアップロードできるほか、キオスクデジタルサイネージの案内表示に空きスペースや予約済みスペースをライブ表示することもできます。
ワークスペース予約リリースノートをご覧いただくと、今後の新しい機能や拡張機能の最新情報を常に把握いただけます。
Zoom カスタマーマネージドキー (CMK) を使用すると、お客様ご自身にて AWS Key Management Service (AWS KMS) を使用して、Zoom Meetings や Zoom Webinars、Zoom Phone のクラウドレコーディング、ボイスメール、カレンダーアクセストークンなど、静的に保存される特定のデータを暗号化する独自の暗号化キーを提供できます。
この機能の詳細情報については、弊社 Zoomサポートデスクへお問い合わせください。

Zoom ラーニング センターのアップデート

 ウェビナーをカスタマイズする方法を確認
さまざまなカスタムブランディング要素を作成し、Zoom Webinars で使用する機能をご存じでしょうか。
壁紙、バーチャル背景、共同ホストやパネリスト用のデジタル名札を追加する方法を Zoom ラーニングセンターの新着ビデオ「Show Me: Session Branding for Zoom Webinars」(概要: Zoom Webinars のセッションブランディング)にてご確認いただけます。
 Zoom Rooms に関する知識を刷新
最近、Zoom Rooms のレイアウトやワークフローの一部が新しくなったため、当センターのトレーニングも刷新されました。
すっかり新しくなった Zoom Rooms オンデマンドカタログでレベルアップを図りましょう。
日頃お使いの Zoom サインイン認証情報で、コースを無料登録できます。

Zoomの8月のリリースの主なハイライト

Zoom ウェブポータル のアップデート

新機能と既存機能の強化
ユーザー機能
英語に加え、11 種類の言語(日本語 [ベータ版] 、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語、オランダ語、ロシア語、ウクライナ語、中国語(北京語 – 簡体字)[ベータ版] 、韓国語[ベータ版])で Zoom の自動字幕をご利用いただけるようになりました。
参加者は自分が今ミーティング内で話している言語を各自で選択でき、選択された言語で自動字幕が作成されます。
新しい言語をサポートするために必要なインターフェース変更の一環で、ミーティング内の字幕の手動切り替え用のボタンとインターフェースが調整されます。ユーザーはユーザーレベルのウェブ設定を使用して、ミーティングで使用できる言語を調整できます。
この機能に付属して、自主有効化(字幕を有効にするようホストに依頼しなくても、参加者が各自でミーティングの字幕を有効にできる機能)も提供されるようになりました。
Zoom では今年年末にかけて、字幕を利用できる場合は字幕ボタンをすべてのミーティングに標準装備するなど、字幕の自主有効化のさらなる機能改善にも取り組んでいます。
管理者機能
 最大 25 種類のカスタム通訳言語をサポート
アカウントオーナーと管理者が許可することにより、ユーザーはミーティングやウェビナーをスケジューリングするときの通訳対象言語として、最大 25 種類のカスタム言語を追加できるようになります。
このオプションは、[デフォルトでの言語通訳の有効化]オプションが選択されている場合にのみ、使用可能になります。また、アカウントレベル、グループレベル、およびユーザーレベルで使用でき、アカウントレベルまたはグループレベルでロックできます。
この拡張機能は、Zoom サポートに機能有効のリクエストをあげていただく必要があり、利用するにはクライアント バージョン 5.11.2 以降が必要です。
以前は最大 5 種類のカスタム言語がサポートされていました。
また、言語通訳では、ミーティングやウェビナーのホストが参加者を翻訳者として指名できます。
ウェビナー機能
 ウェビナー内の翻訳版字幕のサポート
アカウントオーナーと管理者は、ウェビナーの翻訳版字幕を有効にすることができます。
有効になっていると、ユーザーはウェビナーの対象言語ペアで自動翻訳された翻訳版字幕を有効にすることができます。
なお Zoom Webinars の自動字幕では、これまで唯一のサポート対象言語だった英語に加え、日本語を含むさらに多くの言語をサポートしています。
これらの設定は、アカウントレベル、グループレベル、ユーザーレベルで使用できます。
以前は、これらの機能は Zoom Meetings でのみ使用できました。
翻訳版字幕は現在、Zoom One ビジネスプラスと Zoom One エンタープライズプラスのアカウントでのみご利用いただけます。
統合機能
 カレンダーのイベントの双方向同期をサポート
アカウントオーナーと管理者は、Google カレンダーや Outlook カレンダーに対する双方向同期を有効にすることができます。
結果として、Zoom 内外のカレンダーで作成・更新した Zoom のイベントが、すべての統合プラットフォームで常に自動的に同期されることになります。
この設定は、デフォルトでは無効になっていますが、アカウントレベル、グループレベル、およびユーザーレベルで使用でき、アカウントレベルまたはグループレベルでロックできます。
この機能は、定期開催ではない個々のミーティングまたはミーティングシリーズ全体のアップデート分のみサポートします。
既存の機能の変更
 グループレベルのチャット設定をコントロールする [連絡先] 設定の依存関係を撤廃
ウェブポータルの[連絡先]ページの設定が、Zoom Chat のグループレベル設定から切り離される予定です。
以前は、[連絡先]の[すべての連絡先]の下にある[アカウントユーザー全員を一覧表示]設定が有効になっていると、グループレベルの Zoom Chat 設定が無視され、すべてのユーザーがアカウントレベルの設定に従いました。
この設定が有効になっている(そのためグループレベルのチャット設定を使用していない)アカウントでは、このような依存関係が削除されたとき、設定のほとんどがアカウントレベルでロックされ、既存の動作が維持されました。
アカウントオーナーと管理者は、変更が反映されている様子を[操作ログ]で確認できます。
このアップデートは、次の 1 か月で徐々に多くのお客様に展開される予定です。
新機能と既存機能の強化
全般機能
 32 ビット iOS デバイスのサポート終了
今回のリリースから、iOS 用 Zoom モバイルアプリを使用するには 64 ビットデバイスが必要になりました。
32 ビットデバイスで使用できる最新バージョンは、5.11.3(4067)となります。
Zoom Apps の機能
 クライアント内アプリ承認を拡充(Windows、macOS)
管理者がクライアント内でアプリを承認するとき、アカウント全体でアプリを承認するか、特定のユーザーやユーザーグループでアプリを承認するかを細かく指定できるようになりました。
チャット機能
 チャットでメッセージを作成する際に外部ユーザーを通知(Windows、macOS、Linux、Android、iOS)
外部ユーザーを含むチャットとチャンネルでは、外部の連絡先が含まれていることをユーザーに改めて通知するため、メッセージ作成ボックスに拡張ラベル機能が組み込まれます。
この通知はクリックでき、クリックすると、そのチャットやチャンネルのメッセージが表示される相手の詳細情報を確認できます。

Zoom Phone のアップデート

新機能と既存機能の強化
管理者機能
 通話 / SMS の時間を制限
アカウントオーナーと管理者は、内線またはユーザーから通話の発着信および SMS の送信ができない時間枠を定義できます。
制限時間数は、[通話に応答しない場合のオプション]のユーザー通話処理設定に準拠します。
この設定が有効になっている場合も、緊急通話の発着信と SMS は、今までどおり使用できます。
SMS 設定は、ユーザーにのみ適用されます。
※SMS 機能は現在、米国とカナダの番号のみご使用いただけます。
 通話 / SMS が許可された場所
アカウントオーナーと管理者は、ユーザーに通話の発着信および SMS の送信を許可する場所を定義できます。 許可された場所以外にユーザーがいるとき、通話と SMS は、[通話に応答しない場合のオプション] のユーザー通話処理設定に準拠します。
この設定が有効になっている場合も、緊急通話の発着信と SMS は、今までどおり使用できます。
SMS 設定は、ユーザーにのみ適用されます。
※SMS 機能は現在、米国とカナダの番号のみご使用いただけます。
 レポートのオプトインまたはオプトアウト
アカウントオーナーと管理者は、コールキュー履歴レポートとコールログを実行して、コールキューに対してオプトインまたはオプトアウトしたエージェントのリストを確認できます。
管理者に表示される情報は、該当するユーザーの内線、エージェントのステータスが変更された場合の理由とタイムスタンプ、オプトインまたはオプトアウトのステータス、対応するコールキュー、変更を加えたユーザーの内線です。
データはパワーパックライセンスがある場合にのみ、表示されます。

ビジネス アップデート

 Zoom ソフトウェア ライフサイクル ポリシー
Zoom では、2022 年 11 月 5 日にすべてのプロダクトおよびサービスで新しい「ソフトウェアライフサイクルポリシー」を施行する予定です。
その第一歩として、最小バージョンをご参照いただけるようこちらの表にまとめました。
11 月 5 日を過ぎると、サポートが終了したバージョンを実行しているユーザーは、Zoom デスクトップクライアントや Zoom モバイルアプリでミーティングに参加できなくなり、バージョンをアップデートするかウェブブラウザ経由での参加を促すメッセージが表示されるようになります。
Zoom デスクトップクライアントまたは Zoom モバイルアプリ内のアップデートプログラムをチェックするか、 zoom.us/downloadに移動して最新のセキュリティと機能を利用することで、Zoom ソフトウェアの最新バージョンを定期的にダウンロードしてアップデートすることを強くお勧めします。
今後ともZoomをよろしくお願いいたします。
カスタマー サクセス