Microsoft365ライセンスをパソコン買い替え時に導入・移行するべき理由6つ

Microsoft 365ならパソコン買い替え時の移行作業も簡単

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パソコン買い換え時のデータやアプリの移行は、意外と手間がかかるものです。

Microsoft 365を使うと、個別のアプリやデータの移行作業をまとめて行うことができるのはご存じでしょうか。

この記事では、パソコン買い換え時にMicrosoft 365を使うべき理由を詳細に解説します。

パソコン買い替え時にMicrosoft 365をおすすめする6つの理由

パソコン買い替え時にMicrosoft 365をおすすめする6つの理由

Microsoft 365は、Officeアプリやマイクロソフトのクラウドサービスをサブスクリプションで利用できる新しいライセンス形態です。

複数のアプリを「Microsoft 365」にまとめて1つのアカウントに紐づけているため、個別にアプリを移行する必要がなく、デバイスの変更も柔軟に対応できるのが特徴です。

Microsoft 365を使うことでパソコンの買い替えやアプリの管理が容易になる6つの理由を見てみましょう。

①インストールメディアやライセンスの保管が不要

パソコンを買い替えた時にソフトをインストールしようとしたら、インストールメディアやライセンスをどこにしまったのかわからなくなってしまったことはありませんか。

以前は、パソコンソフト購入時のインストールCDやライセンスのコードは再インストール時に必要になることがあるため、自分で保管しておかなければなりませんでした。

Microsoft 365では、最初にライセンスのコードを自分のアカウントに登録して使用します。一度登録すればアカウントに紐づけられるので、コードをなくしても問題ありません。

OfficeアプリのインストーラーもWebでダウンロードできますので、インストールメディアを保管する必要もなくなります。

インターネット環境があればどこでもインストールできるので、出先で急にOfficeが必要になっても大丈夫です。

②PC・スマホ複数台で利用できる

Microsoft 365はマルチデバイス対応で、1つのライセンスで複数デバイスの利用に対応しています。

例えば、同じアカウントで職場のパソコン・自宅のパソコン・スマホ・タブレットを併用するといった使い方も可能です。

インストール台数 同時利用台数
個人向けプラン
(Personal・Family)
制限なし 5台まで
法人向けプラン
(Business・Enterprise)
パソコン5台・スマートフォン5台・タブレット5台 5台まで

ただし、複数デバイスの利用は、デバイスの所有者(利用者)が本人である場合に限られます。

5台まで利用できるからといって、5人でライセンスを共有することはできませんのでご注意ください。

※Microsoft 365 Familyは例外で、1つのライセンスで最大6人までの利用が許可されています。

③Office以外のアプリ・ツールも使える

パッケージ版Office2021に含まれるアプリは、下表の通りです。

Personal Home & Business Professional
価格(税込) 32,784円 38,284円 65,784円
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
Access
Publisher

※2022年12月現在。価格は変更になる場合があります。

パッケージ版のOfficeライセンスでは、利用できるアプリは3~6つしかありません。

Microsoft 365では、Officeアプリに加えて、大容量のクラウドストレージ「OneDrive」や、チャット・Web会議に利用できる「Microsoft  Teams」など、ビジネスをサポートする多彩なツールがプランに含まれます。

共同作業や商談もリモート対応が当たり前となった今では、クラウドストレージやコミュニケーションツールは必須ですね。

Microsoft 365を使えば、リモートワークに必要な環境をすぐに手に入れることができます。

④パソコン引っ越し時のライセンス移行が簡単

新しいパソコンでMicrosoft 365を使い始めるための準備は、アカウントでサインインしてインストールするだけです。

ユーザー各自でインストールが可能なので、企業の場合、管理者によるキッティング作業の手間が大幅に削減されるメリットがあります。

また、最大5台まで同時利用できるため、古いパソコンからアンインストールしていなくても新しいパソコンにインストールできます。

パソコン移行期間としてしばらく2台併用する場合にも、「前のパソコンで作業したいのにOfficeが使えない!」という心配はいりません。

⑤データ移行はクラウド利用で解決

パソコンのローカルにデータ保存している場合は手作業で移行しなければなりませんが、時間がかかりますし、移行もれの心配もあります。

Microsoft 365に含まれる「OneDrive」のアプリを使うと、デスクトップなどのローカルフォルダを同期することが可能です。

新しいパソコンでOneDriveにログインすれば、前のパソコンのデスクトップが丸ごと移行されるため、面倒なデータ移行の問題もクリアできますね。

⑥アプリを常に最新版にアップデート

パソコンやスマホのアプリは、不具合の修正や機能追加などで随時アップデートプログラムが提供されています。

最新版へアップデートしておくことで、アプリをベストな状態で使うことができるのです。

特にセキュリティ要件は随時更新されているため、古いバージョンで使い続けるとセキュリティリスクを抱えることにもなってしまいます。

Microsoft 365では、ライセンスの有効期間内は常にアプリを最新版にアップデートすることが可能です。

パッケージ版のOfficeの場合はサポート期限が定められており、期限が切れるとアップデートされなくなるためライセンスの買い替えが必要でした。

Microsoft 365の場合は加入中ずっと最新版が提供されるので、買い替え時期を気にすることなくずっと使い続けることができます。

買い替えたパソコンにMicrosoft 365をインストールする方法

買い替えたパソコンにMicrosoft 365をインストールする方法

新しく買い替えたパソコンにMicrosoft 365をセットアップする手順を見てみましょう。

用意するものは次の3つです。

  • Microsoft 365のライセンス
  • パソコン本体
  • ネットワーク環境

POSAカード・オンラインコードを登録する

購入したライセンスで初めてMicrosoft 365を使い始める時は、自分のアカウントにライセンスのプロダクトキーを登録しましょう。

オンラインで購入した場合、ショップからのメールや領収書にプロダクトキーが記載されています。

実店舗でPOSAカード(カード型のライセンス)を購入した場合は、カードに書かれているプロダクトキーを確認してください。

  1. パソコンからMicrosoft 365のセットアップページ(https://www.microsoft365.com/setup)にアクセスしてサインインします。アカウントを持っていない場合はここで作成してください。
  2. プロダクトキーを入力します。
  3. プロダクトキーが認証されるとアプリを入手できます。

※法人向けライセンスの場合、アカウントへの割り当ては管理者が行いますので、この手順は飛ばしてください。

パソコンにインストールする

すでにアカウントにMicrosoft 365のプロダクトキーを登録済みの場合は、この手順から始めてください。

  1. パソコンからMicrosoft 365(https://www.office.com/)にアクセスしてサインインします。
  2. 「アプリをインストール」をクリックします。
  3. 言語とOfficeのバージョンを選択して「インストール」をクリックします。
  4. パソコンにダウンロードされたインストーラーを実行します。
  5. 処理が終わるまで待ちます。インストール中は通信が行われますので、ネットワーク接続を維持したままお待ちください。
  6. インストールが終了したらOfficeアプリを起動し、アカウントでライセンス認証をするとセットアップ完了です。

パソコン買い換え時の注意点

パソコン買い換え時の注意点

パソコン買い換えに伴うMicrosoft 365利用の注意点についても確認しておきましょう。

Microsoft365を移行する場合は古いパソコンからアンインストールする

古いパソコンでもMicrosoft 365を使用していて、新しいパソコンに買い替えた場合、利用台数オーバーを防ぐために、使わなくなるパソコンからはMicrosoft 365をアンインストールしておくと安心です。

  1. Officeアプリを起動し、「アカウント」をクリックします。
  2. 「サインアウト」をクリックしてサインアウトします。
  3. コントロールパネルで「プログラムと機能」を開きます。
  4. Microsoft 365を選択して「アンインストール」をクリックします。

Office付きパソコンのライセンスは使い回し不可

Officeが付属しているパソコンを購入した場合、POSAカード版のライセンスが同梱されていることがあります。

新しいパソコンにMicrosoft 365を導入した場合、パソコンに付いてきたOfficeのライセンスは余ってしまいますね。

けれども、このOfficeのライセンスは購入したパソコン専用のものです。

使わなかった場合も、他のパソコンに使いまわすのはライセンス違反ですので注意しましょう。

記事まとめ

記事まとめ

パソコンの買い替えは数年おきに必ず発生する作業のため、なるべく手順は簡略化したいもの。

Microsoft 365を使えば、アプリ・データ移行の手間を最小限にできる上に、前のパソコンをしばらく併用したい場合にも、2台を同じ環境で使うことが可能です。

まだ買い切り版のライセンスを使っている方も、パソコンの買い替えを機に、ぜひMicrosoft 365の導入を検討してみてください。

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