マーケティングの一環としてオンラインイベントを導入するなら、参加者の情報や意見・要望等を“見える化”できるプラットフォームの活用がおすすめです。
この記事では、オンラインイベントにおけるプラットフォームの概要と活用メリットを解説します。
NECネッツエスアイが提供する支援プラットフォーム「Slido」の機能やプランもまとめているので、合わせて参考にしてみてください。
プラットフォームとは
プラットフォームとは、オンラインイベントを効果的に実施するための機能が搭載された専用ツールのことです。
イベント配信に必要な機能が揃った総合的なプラットフォームや、配信ツールの不足機能を補うサポート的なプラットフォーム等があり、いずれもオンラインイベントの開催に適した設計となっています。
オンラインイベントを企画する際は、これらのプラットフォームを活用することで、情報収集やデータ分析の効率化が可能となります。
プラットフォームを利用したオンラインイベントの開催メリット
オンラインイベントにプラットフォームを活用する主なメリットは以下の通りです。
データ管理・運用に役立つ機能が多い
プラットフォームを活用するメリットとして、オンラインイベントの運営に欠かせないデータ管理や分析機能を使える点が挙げられます。
オンラインイベントにはZoomをはじめとするビデオ会議ツールがよく用いられますが、これらはあくまでビデオ会議のためのツールであり、イベント開催に最適化されたものではありません。
そのため、例えばZoomを主ツールとして用いるのであれば、データ管理や運用に特化したサポートタイプのプラットフォームを導入することで、効果的な運用が可能となるでしょう。
参加者を飽きさせないユニークなコンテンツ作り
オンラインイベントは従来型のリアルイベントと比較して、“参加しやすく離脱しやすい”という特徴があります。
特に、登壇者が一方的に進行するイベントは離脱率が高くなりやすいため、最後まで参加者の集中を切らさないような工夫が必要です。
プラットフォームを活用することで、例えばコンテンツの合間に質疑応答や投票、アンケート等の視聴者参加型コーナーを設置できるようになります。
ワードクラウドの作成やクイズの実施が可能なプラットフォームもあり、積極的に参加者を巻き込むような企画作りができる点もプラットフォームのメリットと言えるでしょう。
より便利に活用するならウェビナー配信ツールとの連携がおすすめ
一部の機能に特化したサポートタイプのプラットフォームの場合、Zoomや Microsoft Teams等の配信ツールと連携できるようになっているケースがほとんどです。
プラットフォーム単体ではイベント開催ができないものも多いため、適宜配信ツールと連携して不足部分を補い合う使い方がおすすめです。
参加者の反応を可視化できるおすすめサービス【Slido】
ここからは、NECネッツエスアイが提供する支援プラットフォーム「Slido」の機能や使い方を紹介します。
Slidoは質疑応答・投票・アンケートといった機能を用いて、オンラインイベントの主催者と参加者間のコミュニケーションを支援するためのプラットフォームです。
参加者の反応やデータを可視化・分析できる便利なプラットフォームですので、オンラインイベントの開催予定がある方はぜひチェックしてみてください。
Slidoでできること
Slidoに搭載されている主要機能は以下の通りです。
質疑応答機能(Q&A)
オンラインイベントの参加者からの質問をオンライン上で受け付けることができます。
質疑応答で利用できる機能には以下のようなものがあります。
匿名投稿 | アプリレスでブラウザから簡単に質問を投稿できます。また名前の登録は任意のため、匿名での利用も可能です。 |
---|---|
Like機能 | 他の参加者の投稿に対して「Like」をつけることができます。主催者は関心の高いテーマを素早く把握できるというメリットがあります。 |
モデレーション機能 | イベントのテーマに関係のない質問や不適切な質問を非表示にすることができます。 |
Live Polls(ライブ投票)
オンラインイベントの開催中にその場でアンケートやクイズを作成することができます。
Slidoで利用できる投票の種類は以下の通りです。
選択式の投票機能 | 参加者の意見を素早く収集するのに役立ちます。 |
---|---|
ワードクラウド機能 | 意見をワードクラウド化することでキーワードの抽出が可能です。 |
クイズ機能 | 上位5名をランキング表示でき、イベントのエンターテインメント性を向上します。 |
評価投票機能 | 最大10段階の星の数でイベントの満足度等を可視化できます。 |
フリーフォーマット機能 | アンケートにおける自由記述等におすすめです。 |
ランキング機能 | 重要度順にランク付けする等、意見に順列させることができます。 |
出力機能
質疑応答やライブ投票で収集した情報は全てExcelデータとしてエクスポートすることができます。
またデータを基にインフォグラフィックを生成したり、メールやSNSを通じて共有したりすることも可能です。
外部ツールとの連携も充実
Slido をサードパーティ製のサービスに組み込んだり、逆に Slido にサービスを組み込んだりすることができます。
その都度別のツールに画面を切り替えるといった手間がかからないため、スムーズなオンラインイベントの進行が可能です。
Slidoと連携可能なサービスには以下のようなものがあります。
- PowerPoint
- Microsoft Teams
- Google スライド
- Cisco Webex
- ライブビデオ
- Slido Switcher
Slidoを使ったコンテンツ作成の流れ
Slidoを使って投票やアンケート等のコンテンツを作成する手順は以下の通りです。
- イベント名や開始日・終了日等の情報を入力してイベントを作成
- 追加したい投票形式を選択
- テンプレートに沿って必要事項を入力
- 入力が完了したら「Active poll」をクリック
参加者にQRコード・URL・イベントコードのいずれかを共有することで、投票ページにアクセスできるようになります。
Slidoはアプリケーションレスでブラウザから利用できるため、参加者に余計な負担をかけることがない点もメリットの1つです。
Slidoのプラン一覧
Slidoの契約プラン一覧は以下の通りです。
~1,000人 | ~1,000人(機能拡張) | ~5,000人以上 | |
---|---|---|---|
ワンタイム(1イベント・7日間) | Private 30,000円 |
Pro 53,000円 |
Premium 150,000円 |
企業向け年間ライセンス | Internal 135,000円 |
Corporate 180,000円 |
Enterprise 360,000円 |
教育機関向け年間ライセンス | Teacher 12,000円 |
Department 30,000円 |
Institution 75,000円 |
参加可能人数 | 1,000人 | 1,000人 | 5,000人 |
Q&A | ○ | ○ | ○ |
投票 | ○ (1イベント5つまで/Teacherプランのみ無制限) |
○ (無制限) |
○ (無制限) |
ブレーンストーミング | ○ (1イベント3つまで/Teacherプランのみ無制限) |
○ (無制限) |
○ (無制限) |
アンケート機能 | × (Teacherプランのみ無制限) |
○ | ○ |
クイズ | ○ (1イベント3つまで/Teacherプランのみ無制限) |
○ (無制限) |
○ (無制限) |
自社ロゴ・バナー使用 | × | ○ | ○ |
アジェンダ共有 | × | × | ○ |
シングルサインオン | × | × | ○ |
NECネッツエスアイならライセンス購入・契約手続きをオンラインで完結できる他、請求書払いによる支払いにも対応しています。
Zoomと連携したスタートモデルの提供や、ライセンスの貸し出しサービスも行っているので、Slidoの導入をお考えの企業様はお気軽にご相談ください。
NECネッツエスアイがおすすめするプラットフォーム
Slidoはこちら
まとめ|オンラインイベントの支援ならNECネッツエスアイへ
- プラットフォームはオンラインイベントを効率化に運用するための専用ツールのこと
- プラットフォームを活用することで、配信ツールの機能補完や視聴者参加型コンテンツの作成等が可能に
- 投票やアンケート等の機能を充実させるなら、支援プラットフォーム「Slido」がおすすめ
NECネッツエスアイでは、Slidoの他にもオンラインイベントの運営に役立つ様々なサービス・プラットフォームを提供しています。
オンラインイベントの開催に伴う総合的な支援が可能ですので、企画作り等でお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。