【Slido】授業や研修で役立つ「Word cloud機能」の使い方を解説

Slidoの特長とWord cloud機能の使い方・活用方法を解説

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インタラクションツール「Slido」には様々な種類の投票機能が搭載されていますが、中でも特徴的な機能の1つが「Word cloud(ワードクラウド)」です。

この記事では、Slidoの概要と主な活用シーン、またWord cloud機能の使い方を解説していきます。

無料プランと有料プランの違い等もまとめているので、導入をお考えの企業様はぜひ参考にしてみてください。

Slidoの特長・活用シーン

Slidoの特長・活用シーン

まずはSlidoの特長と主な活用シーン、また導入のメリットについて詳しく見ていきましょう。

Slidoとは

Slidoはイベント主催者と参加者間のコミュニケーションを円滑化するためのツールで、匿名による質疑応答や投票・アンケート等を実施することができます。

参加者側のアプリインストールやアカウント登録を必要しない“アプリレス”の仕組みとなっており、URLまたはQRコードを利用して簡単にアクセスを促せる点が特長です。

なお質疑応答や投票の結果はその場ですぐに確認・共有することができるため、よりインタラクティブで一体感のあるイベントの実現に貢献できるでしょう。

主な活用シーン

Slidoの主な活用シーンとして、以下のようなケースが挙げられます。

活用事例
小規模のミーティング ワードクラウド等でチームミーティングの雰囲気を和らげ、お互いに打ち解けるきっかけを作る
パネルディスカッション ライブ投票を用いて参加者の意見を収集し、パネリストがリアルタイムでコメントを行う
授業・セミナー 選択式のアンケート・クイズ・Q&A等で受講者の理解を深める
事前・事後アンケート 参加者の情報やイベントの評価を収集し、データ分析に活用する

Slidoには本記事で解説するWord cloud機能をはじめ、様々な形式の投票機能が備わっています。

これらを組み合わせて効果的に運用することで、イベントや研修、授業等の幅広いシーンにおけるコミュニケーションの円滑化が可能となるでしょう。

Slidoを導入するメリット

ウェビナー等のオンラインイベントにSlidoを導入するメリットとして、以下のような点が挙げられます。

  • パソコン・スマホから質問や回答を行えるため、大勢の人がいる場所での発言に抵抗がある人でも積極的に参加してもらえる
  • 匿名やニックネームでの投稿ができるため個人情報の保護に繋がる
  • 参加者からの質問や意見をデータ化して管理・分析することができる
  • Zoom等のツールと組み合わせることで、オンライン会議等の場でも活用できる

Word cloud機能の使い方をチェック!

Word cloud機能の使い方をチェック!

続いて、Slidoの特徴的な機能の1つである「Word cloud」機能の概要と使い方を詳しく見ていきましょう。

Word cloud機能の概要

Word cloudは、文章中によく登場する単語を抽出して視覚化したグラフのことです。

使用頻度に応じて文字の大きさや色が変化するようになっており、どのワードが最も使われているのかを瞬時に把握できるのが特徴です。

Slidoにおいては、登壇者からの質問に対して参加者が回答を投稿し、回答の中で同一の単語がある場合はその単語が大きく表示される仕組みとなっています。

以下のようなシーンでは、Word cloud機能の活用が効果的です。

  • ミーティングや研修時のアイスブレイク
  • 数十人程度の参加者がいるイベントでの意見交換
  • 単語での回答が可能な質問を行う場合(例:好きな色は?)
  • 回答内容が限られており、同一のワードが出ると考えられる場合(例:今朝は何時に起きた?)

なおWord cloud機能を利用する際は、同一の意味であっても表記が異なるものは別の単語扱いになるという点に注意が必要です。

例えば、「今朝は何時に起きた?」という質問に対して「7時」「七時」「7:00」といった回答があった場合、Word cloud上ではすべて異なる単語として認識されます。

イベント作成・Word cloud設定の手順

Slidoを利用する際は、以下の手順でイベント単位のグループを作成し、その中でWord cloud機能を設定するというのが基本の流れです。

  1. 公式サイト(https://www.slido.com/jp)からサインイン
  2. 画面右上にある名前アイコンをクリック
  3. 「+Schedule event」をクリック
  4. ライブ投票の利用期間とタイトルを入力
  5. 「Create Slido」をクリック
  6. 「Live polls」タブ内にある投票形式の一覧から「Word cloud」を選択
  7. 質問内容を入力し、複数回答の許可設定等を行って「Save」をクリック

イベントを作成すると、回答ページにアクセスするためのQRコードおよびコード番号が発行されます。

このコード番号もしくはQRコードを参加者に共有することで、Word cloudへの回答を受け付けられるようになります。

Word cloudの実施方法

Word cloudを実施する際は、事前に回答ページへのリンクを共有したうえで以下の操作を行いましょう。

  1. 公式サイト(https://www.slido.com/jp)からサインイン
  2. Word cloudが登録されているイベントを選択
  3. 「Live polls」タブ内に登録済みのWord cloudがリスト表示されるので、横の「▶」をクリック
  4. 参加者の回答が完了したらリスト内の「■」をクリック

Slidoで利用できるWord cloud以外の機能

Slidoで利用できるWord cloud以外の機能

ここからは、Slidoに搭載されているその他の機能と契約プランの選び方について解説していきます。

質疑応答機能(Q&A)

質疑応答機能では、イベント参加者からの質問をオンライン上で受け付けることができます。

匿名投稿 アプリレスでブラウザから簡単に質問を投稿できます。また名前の登録は任意のため、匿名での使い方も可能です。
Like機能 他の参加者の匿名投稿に対して「Like」をつけられる機能です。主催者は関心の高いテーマを素早く把握するという使い方ができます。

Live Polls(ライブ投票)

Live Pollsは、イベント開催中にその場でアンケートやクイズを作成できる機能です。

Word cloud機能もLive Pollsの一種です。

Multiple choice機能 参加者の意見を素早く収集するのに役立ちます。
Quiz機能 上位5名をランキング表示できます。研修のエンターテインメント性向上に役立ちます。
Rating機能 最大10段階の星の数でイベントの満足度等を可視化できます。
Open text機能 アンケートにおける自由記述等におすすめです。
Ranking機能 重要度順にランク付けする等、意見に順列させることができます。

法人利用なら有料プランの契約がおすすめ

Slidoには、誰でも利用できる無料プランと、企業・団体向けに提供されている有料プランの2種類があります。

Slidoの有料プランでは、前述した主要機能に加えて以下の機能を利用することができます。

  • ログのエクスポート機能
  • 管理者による質問のフィルタリング機能
  • イベントへのパスワード設定 等

データのエクスポートが可能になれば、収集した意見・質問等を効率的に管理できるようになるでしょう。

またフィルタリングやパスワード設定はイベントのセキュリティ対策としても役立つため、企業や学校等でSlidoを導入する際は有料プランの契約をおすすめします。

有料プランの場合は参加人数や質問数の上限拡張も受けられるので、導入をお考えの企業様はぜひ一度ご相談ください。

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記事まとめ

記事まとめ
  • Slidoは質疑応答・投票機能に搭載したインタラクションツールで、会議や研修、オンラインイベント等で活用されている
  • Slidoには、参加者の回答内容および同一回答の割合を瞬時に視覚化する「Word cloud」機能が搭載されている
  • Word cloud機能は研修時のアイスブレイクやオンラインイベントでの情報収集等、幅広いシーンで利用することができる

NECネッツエスアイでは、Slidoのライセンス契約および導入時の支援サービスを実施しています。

日本人スタッフによる丁寧なサポートが可能ですので、Slidoの導入やプラン選びでお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。

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