ウェビナー(webinar)とは、ウェブ上で行われるセミナーのことを指します。
コロナ禍の影響で、従来通りのオフラインでのセミナー開催が難しくなっている現在、様々な企業がウェビナーツールを展開していますが、中でも多くのユーザーを集めているのが接続の安定性が高いZoomウェビナー。
この記事では、Zoomウェビナーの費用をはじめ主要機能も紹介しています。
ミーティングとの機能比較もあるので、Zoomウェビナー導入をお考えの企業の方は是非参考にしてみて下さい。
Zoomウェビナーとは
コロナ禍の影響やデジタル技術の進歩を受け、日本でも企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が促されています。
変わりゆく社会で企業が生き残っていくためには、新たなデジタル技術を利用してこれまでにないビジネスモデルを展開するDXが必須です。
その入口として注目されているのがウェビナー。ウェビナーを活用することで、今までセミナーに参加することが難しかった若年層や高齢者、遠方客の巻き込みも実現することができます。
今回紹介するZoomウェビナーとは、100人〜10,000人以上の視聴者に向けて、ウェビナーを開催できるサービスです。
数あるウェビナーツールの中でもZoomウェビナーは接続の安定性に高い評価を受けています。参加人数が100人を超える大規模なウェビナー開催時であっても、映像や音声が途切れることなく、円滑なウェビナー配信が可能です。
Zoomウェビナーを利用することで、情報を素早く簡単に多くの人に伝えることができます。
【2023年最新】Zoomウェビナー導入にかかるプラン別費用
Zoomには基本的には3つの有料プランが用意されており、この有料プランに加えてウェビナーアドオンを追加契約することでZoomウェビナーを利用することができます。
まずは3つの有料プランを紹介していきます。
プラン名 | Proプラン | Businessプラン | Enterpriseプラン |
---|---|---|---|
参加人数 | 最大100人 | 最大300人 | 最大500人 |
登録可能ID数 | 1~9人 | 10~99人 | 50人~ |
クラウド録画の容量 | 最大1GB | 最大1GB | 無制限 |
ウェビナー機能 | オプション(別料金) | オプション(別料金) | 標準搭載 |
管理者向けダッシュボード | × | 〇 | 〇 |
個人向けサポートプラン | × | × | 〇 |
これらプランの詳細な費用や便利な追加アドオンについて、最適なプランをご提示しますので国内販売店第1号で日本国内導入実績10,000社以上を誇るNECネッツエスアイまでご相談下さい。
豊富な導入経験と実績をもとに、御社のご要望に合わせたきめ細やかなヒアリングを実施し、お客様にとって最も快適な遠隔会議の環境をご提案します。
またNECネッツエスアイでは、ビジネスプランのライセンスをお申し込み予定の方に向けて1ヵ月間の無料トライアルプランもご用意しています。
まずは1ヵ月、豊富なZoomの機能を存分にお試しください。
ウェビナーアドオンは視聴者の最大人数によって費用が異なる
Zoomウェビナーを利用するためには、上記の有料プランに加えてウェビナーを開催するためのアドオンプランを追加契約する必要があります。
ウェビナーアドオンは、視聴者人数の最大数の規模によって費用が異なります。視聴者人数は100人を始め、最大10,000人まで拡大することが可能です。
- 100人
- 500人
- 1,000人
- 3,000人
- 5,000人
- 10,000人
自社のウェビナーに合うアドオンプランを契約するようにしましょう。
また、継続的にウェビナーを開催する場合であれば、年間契約の方が支払い費用がお得になります。
NECネッツエスアイでは、ウェビナーアドオンの費用についてのご相談も承っております。ぜひ一度お気軽にお問い合わせ下さい。
Zoomミーティングとの違いは?主要機能を比較
Zoomミーティングとウェビナーの最大の違いはコミュニケーションの双方向性にあります。
Zoomミーティングがお互いに音声や画面共有などで双方向のコミュニケーションを実現することに比べ、ウェビナーはホスト(主催者)やパネリスト(解説者など)が参加者に向けて情報の発信を行います。
そのためウェビナーは以下のようなビジネスシーンに最適なツールです。
外部向け情報発信 | 記者会見・株主総会/決算発表会・お客様向けセミナー・製品説明会/発表会・学会/シンポジウム など |
---|---|
内部向けイベント | トップメッセージ発信・キックオフ・社員/職員教育・内部向け勉強会 など |
採用活動 | 会社説明会・個人面談・集団面接・インターンシップ対応 など |
また、Zoomミーティングとウェビナーの主要機能には以下のような違いがあります。
機能 | ミーティング | ウェビナー |
---|---|---|
カメラ・マイク操作 | 全参加者 | ホスト・パネリスト |
ビデオ画面共有 | 参加者全員 | ホスト・パネリスト |
参加者リスト | 全ての参加者に表示 | ホストとパネリストに表示 |
チャット | ミーティング内チャット | ウェビナーチャット |
ミーティングでのリアクション | ✓ | 挙手のみ |
Q&A | なし | ✓ |
ファイル転送 | ✓ | ✓ |
ホワイトボード | ✓ | ✓ |
注釈 | ✓ | ✓ |
投票 | ミーティングのための投票機能 | ウェビナーの投票 |
字幕 | ✓ | ✓ |
レコーディング | ✓ | ✓ |
練習セッション | なし | ✓ |
Paypalの統合 | なし | ✓ |
1人または数人の講演者が参加者に向かって話すように設計されていますが、ホストまたは共同ホストが出席者に話すことを許可することで参加者がマイクを有効にしたり、自分のミュートやミュート解除操作を行うことも可能です。
また、Zoomウェビナーはウェビナー開催前に練習セッション機能を活用することで、リハーサルを行うことができます。カメラ位置やマイクテストなどの確認に是非お役立て下さい。
費用対効果を考えるならコレ!おすすめのサポートツール
上記でも紹介したとおり、コロナ禍の影響やデジタル技術の進歩を背景として、企業のDXが推進されています。
企業が既存の価値観や枠組みから脱し、競争上の優位性を獲得していくためにはDXが必要不可欠です。
この記事を監修しているNECネッツエスアイでは、企業のDXを推進する様々なサポートやサービスを提供しております。
【Zoomオンライン配信サービス】ウェビナー準備・配信をサポート
NECネッツエスアイの「Zoomオンライン配信サービス」では、ウェビナーの企画・配信に関する様々な支援を受けることができます。
主な支援内容は以下の通りです。
- ウェビナーの内容に合わせた配信方法・進行内容などの企画支援
- ウェビナー配信用のスタジオレンタル(都内)
- 指定のイベントスペースへの配信オペレーター派遣
- 自社オフィス内への配信スタジオ構築
- 配信オペレーターの育成 など
ウェビナー配信用のスタジオレンタルも行っているので、リアルタイム配信はもちろん、営業などで繰り返し利用するための動画収録を行いたいといったケースにも役立ちます。
またこれから本格的にウェビナーを導入していくための操作指導・研修としての利用もおすすめです。
【Slido】追加導入でよりハイクオリティなウェビナーを実現可能
よりハイクオリティなウェビナーを実現したいならSlidoの導入がおすすめ。
企業での説明会や教育機関での授業やイベントにも広く活用される、汎用性の高いツールです。
具体的な機能は以下の通りです。
機能 | 概要 |
---|---|
Multiple choice | 選択式投票機能。参加者の意見を簡単に収集。 |
Word cloud | 意見をワードクラウド化し、キーワードを抽出可能。 |
Quiz | クイズ機能。エンターテインメント性を向上。 |
Rating | 評価投票機能。最大10段階でイベントの満足度を可視化。 |
Open text | フリーフォーマット入力機能。アンケート時の自由記述等に有効。 |
Ranking | 重要度順にランク付け。意見に順列させることが可能。 |
これ以外にもコンスタントに使えるQ&A機能で、参加者との相互的なウェビナーを実現することができます。
質問項目やクイズについてはイベント前に設定することが可能。とても簡単に活用することができます。
ウェビナーのマンネリ化でお悩みの方はぜひ活用してみてください。
Zoomウェビナーの主要機能や費用まとめ
この記事では、Zoomウェビナーの費用をはじめ主要機能を紹介しました。
Zoomには基本的には3つの有料プランが用意されており、この有料プランに加えてウェビナーアドオンを追加契約することでZoomウェビナーの利用が可能です。
またウェビナーアドオンは、視聴者人数の最大数の規模によって費用が異なります。
NECネッツエスアイでは、ウェビナーアドオンの費用についてのご相談も承っております。ぜひ一度お気軽にお問い合わせ下さい。御社に快適な費用や遠隔会議の環境をご提案します。