ウェビナー(オンラインセミナー)開催を成功させるには、事前の集客がカギとなります。
この記事では、ウェビナー導入が急速に進んでいる背景と、Web広告やSNSといった広告媒体の活用方法について解説しています。
ウェビナー広告を作成するときのポイントや、おすすめの支援サービスも紹介しているので、ウェビナーの集客方法でお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
デジタル化でウェビナーを導入する企業が増加中
まずはウェビナーの概要と、ここ数年で急速にウェビナーの導入が進んでいる理由について見ていきましょう。
またWeb広告やSNS運用といったオンラインでの集客方法・種類についても解説していきます。
ウェビナーとは?注目を集める背景
ウェビナー(Webinar)はウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を組み合わせた造語で、オンライン上で開催されるセミナーや講演会といったイベントのことです。
生放送の形式でリアルタイム配信を行う方法(ライブ配信)や、事前録画した動画をオンライン上で再生・ダウンロードできるようにして配信する方法(録画配信)などがあります。
ウェビナーツールは以前から存在していたものの、新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革、DX推進といった世の中の動きから、ここ数年で急速に導入率が拡大。
中でもDX推進は各業界で急務となっており、今後DX化に成功している企業とそうでない企業との格差は大きく広がっていくという予測も出ています。
とは言え、例えば金融・証券業界のように長年使われてきた業務スタイル・レガシーシステムが残る業界においては、思うようにDXを進められていないのも現実です。
そこでNECネッツエスアイでは、特に金融・証券業界の企業様に向けたDX支援サービス「金融DX」展開。
記事の後半で詳しいプランの紹介を行っているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
【主催者向け】オンラインでのウェビナー集客方法
実際にウェビナーを開催する際は、ウェビナーの内容やターゲットに合わせた広告の制作・配信が必要です。
ここでは一例として、オンラインで行える集客・広告の種類をご紹介します。
また以下の記事でより詳しい集客方法を解説しているので、こちらも合わせてご確認ください。
オンライン広告①メール配信・メルマガ
顧客や関係者に対して個別メールを配信したり、メルマガ会員に対して広告を出したりする方法です。
送付できる人数はある程度限られてしまいますが、相手に合わせたメールの文面を作成できることから、不特定多数に向けた発信と比較して高い返信率や参加率を期待できます。
オンライン広告②SNS・Webサイト
Twitter・instagram・FacebookなどのSNSアカウントを作成し、投稿や配信を通して告知する方法です。
SNSは拡散性が高いため、サービスに関心のあるユーザーだけでなく、潜在的なニーズを抱えるユーザーからのアクションも一定数期待できるでしょう。
オンライン広告③Web広告の出稿
ターゲットに対して短期集中で集客を行う場合は、Web広告を出すという方法もおすすめです。
Web広告は閲覧者のパーソナリティに合わせて表示内容が変更されるため、地域や年齢層を指定しておくことで効果的に集客を行える可能性があります。
オンライン広告④ポータルサイト
全国のセミナー情報がまとめられたポータルサイトに広告を掲載する方法も1つです。
無料で掲載できるサイトであれば、広告宣伝費を低予算に抑えられるため、他の部分に費用をかけられます。
ウェビナー広告の制作ポイント
続いて、ウェビナー広告を制作するときのデザイン・記載内容に関するコツをご紹介していきます。
チラシ広告やWeb広告、SNSに掲載する広告画像など、いずれの媒体にも当てはまる内容となっているので、ウェビナー広告の制作を担当される方はぜひ参考にしてみてください。
ターゲットに合わせたデザイン
ウェビナー広告を制作するときに最も重要となるのが、ターゲットを明確に示すということです。
見出しを具体的な内容にし、一目見て自分に関連のあるウェビナーであることが伝わるデザインにしましょう。
また広告の色味や雰囲気についても、ターゲット層の年齢・職業などに合わせてつくるのがおすすめです。
参加メリット・ベネフィットを明確に
見出しでウェビナーの内容に興味をもってもらえたら、続けてウェビナーに参加するメリットやベネフィットを確実に伝えていきましょう。
メリットはウェビナー参加によって解決できる課題、ベネフィットはウェビナーで得た知識がどう活用できるのかという内容を示すものになります。
ウェビナーの概要・メリット・ベネフィットの使い分け方の例は以下の通りです。
概要 | ビジネスの場を想定した英会話の講習 |
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メリット | ビジネス用語を絡めた英会話を習得できる |
ベネフィット | 英語に困ることなく海外でビジネスを展開できる |
オファーの提示
広告の後半には、ウェビナーへの参加申し込みを決断させるためのオファー提示を行います。
例えば参加者限定の特典を付けたり、ウェビナー後に個別面談を実施したりといった付加価値を設定するのです。
ここで魅力的なオファーをかけることができれば、ウェビナーへの高い集客率を見込めるでしょう。
広告制作・集客でお悩みならNECネッツエスアイの支援サービスがおすすめ
ウェビナーの集客方法や広告の作り方でお悩み場合は、支援サービスを活用してみるのも1つです。
ここからは、NECネッツエスアイが提供する2つの支援サービスについて、概要やサポート内容を詳しく見ていきましょう。
Zoomオンライン配信サービス
Zoomオンライン配信サービスは、ウェビナー導入から運用、アフターフォローといった一連の業務をサポートする一般企業様向けの支援サービスです。
こちらのプランで利用できる具体的なサポート内容は以下の通りです。
Zoom配信用スタジオ貸出サービス | 日本橋(東京都)スタジオの貸出および専任オペレーターによるウェビナー配信機器の操作支援を行います。必要機材の揃ったスタジオを2時間からレンタルできる他、要件に合わせたカスタマイズも可能です。 |
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お客様先Webinar配信支援サービス | 指定の場所へ専任オペレーターを派遣し、ウェビナーマーケティングの支援を行います。配信プランの提案・機材の手配・当日の進行などを一括でサポートすることができます。 |
スタジオ構築サービス | 要件に合わせたウェビナー配信スタジオの構築(レイアウト・什器・配線工事など)を行うサービスです。配信用スタジオ(ハイエンドモデル)・簡易配信用スタジオ(ミドルクラスモデル)・個人配信ブース(エントリーモデル)を基準に、任意のカスタマイズにも対応します。 |
その他のサポート | Zoom製品に関する問い合わせやイベント設定支援、スタジオオペレーター育成などのサポートも実施。また同時通訳サービスやオンライン研修サービスといったプランもあります。 |
まとめ
- 新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革などの動きに伴い、ウェビナーを導入する企業が増えている
- オンラインでウェビナーの集客を行う場合は、メールやSNS発信、Web広告といった手法がある
- ウェビナー広告を制作する際は、ターゲットやメリット・ベネフィット、また特典などを明記することが大切
ウェビナーの最終目標は自社商品・サービスの契約であるものの、高い成約率を実現するには、まずウェビナーの集客率を高めていくことが求められます。
NECネッツエスアイではウェビナーの企画や広告制作、集客などについてもサポートが可能ですので、ウェビナー導入をお考えの企業様はぜひ一度ご相談ください。
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