【2023年】無料で使えるおすすめWebセミナー(ウェビナー)ツール

Webセミナーの特徴と無料ツールのメリット・デメリット

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Webセミナーの配信が可能なツールの中には、無料で利用できるものも存在します。

この記事では、Webセミナーの概要と無料ツールを利用するメリット・デメリットを解説します。

無料ツールのおすすめ一覧もまとめているので、Webセミナーの配信を検討中の場合はぜひ参考にしてみてください。

Webセミナー(ウェビナー)とは?

Webセミナー(ウェビナー)とは?

Webセミナーはオンライン上で開催されるセミナーや講演会のことで、「ウェビナー」とも呼ばれています。

Webセミナーにはリアルタイムでのライブ配信や撮影済み動画のオンデマンド配信といった配信方法があり、以下のようなオンラインイベントで広く活用されています。

外部向け情報発信 記者会見・株主総会/決算発表会・お客様向けセミナー・製品説明会/発表会・学会/シンポジウム 等
内部向けイベント トップメッセージ発信・キックオフ・社員/職員教育・内部向け勉強会 等
採用活動 会社説明会・個人面談・集団面接・インターンシップ対応 等

従来の会場型セミナーとWebセミナーの違い、またWebセミナーと混同されやすい“Web会議”との違いは以下の通りです。

会場型セミナー Webセミナー Web会議
開催形態 オフライン オンライン オンライン
コミュニケーション 一方向
(主催者→参加者)
一方向
(主催者→参加者)
双方向
規模 小規模~大規模 大規模 小規模~中規模
開催コスト

Web会議は双方向のコミュニケーションを前提としているため、ホストと参加者の両方に発言機能のあるツールが用いられます。

一方Webセミナーは1対多数で開催するケースが多いため、ホストが許可した場合にのみ参加者が発言できる仕様となっているツールがほとんどです。

配信ツールの導入時は、これらの特徴を踏まえたうえで開催内容・規模等に応じた適切なツールを選択することが大切です。

無料でWebセミナーを開催できるおすすめツール

無料でWebセミナーを開催できるおすすめツール

Webセミナーの配信が可能なツールには無料のものと有料のものがあり、それぞれ機能等に違いがあります。

ここでは無料で利用できるツールに焦点を当て、Webセミナーの配信でよく活用されているものをいくつか紹介していきます。

おすすめ無料ツール①YouTube Live

YouTube Live

YouTube Liveは動画配信サービスの「YouTube」を利用した無料のライブ配信サービスです。

YouTube Liveで配信したWebセミナーはその後も録画動画として公開でき、保存期間の制限等はありません。

また参加人数の上限がない点や、ライブ配信中でも巻き戻し再生が可能な点等がYouTube Liveの強みです。

料金 無料
参加方法 URLの共有
Webセミナーの配信時間 無制限
参加人数上限 無制限
チャット機能 あり
アーカイブ 可能・保存期間無制限
アナリティクス あり

おすすめ無料ツール②Facebook Live

Facebook Live

Facebook LiveはSNSの「Facebook」を利用した無料のライブ配信サービスです。

公開範囲を全体・友達・グループ等から選択できるのが特徴で、Webセミナーの参加者に対してのみ動画を配信したいという場合に使いやすいツールとなります。

スタンプやコメント等で参加者と交流することも可能なため、双方向のコミュニケーションを図りたい場合にもおすすめです。

料金 無料
参加方法 URLの共有・Facebook内での通知
Webセミナーの配信時間 8時間
参加人数上限 無制限
チャット機能 あり
アーカイブ 可能(ダウンロード)
アナリティクス あり

おすすめ無料ツール③Skype

おすすめ無料ツール③Skype

Skypeはマイクロソフト社が提供する無料の通話サービスです。

Web会議等に用いられるケースが多いツールですが、ビデオ通話やグループ通話、画面共有といった機能が備わっているため、小規模なWebセミナーであれば十分対応できます。

料金 無料
参加方法 URLの共有
Webセミナーの配信時間 24時間
参加人数上限 50人(音声のみの場合は100人)
チャット機能 あり
アーカイブ 可能(30日以内・ダウンロード)
アナリティクス なし

おすすめ無料ツール④Zoom

Zoom

Zoomはアメリカに本社を置くZoom Video Communicationsが提供するWeb会議ツールです。

世界的にシェア率が高く、国内でも知名度の高いツールのため、参加者の利用ハードルが低い点が特徴です。

また質疑応答機能や投票機能といったWebセミナーに欠かせない機能が標準搭載されている点もZoomの強みと言えるでしょう。

なおZoomは前述したYouTube LiveやFacebook Live等との連携も可能となっています。

料金 無料(有料プランもあり)
参加方法 URLの共有
Webセミナーの配信時間 40分
参加人数上限 100人
チャット機能 あり
アーカイブ 可能(ローカル)
アナリティクス なし

無料のウェビナーツールはビジネスシーンでも使える?

無料のウェビナーツールはビジネスシーンでも使える?

ここからは、無料ツールを利用したWebセミナーのメリット・デメリットを解説していきます。

ビジネス利用におすすめのツールも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

無料ツールを活用するメリット

無料ツールを利用してWebセミナーを配信する主なメリットは以下の通りです。

  • Webセミナーの導入に伴うコストを削減できる
  • 小規模開催からはじめることで社内の承認を得やすくなる

無料ツールはコスト面でのメリットが大きいため、ツール導入に予算をかけられない場合や、数十人程度の小規模なWebセミナーを開催したい場合に役立ちます。

無料ツールにはデメリットもある

一方で、無料ツールを利用する場合は以下のようなデメリットがあることも理解しておく必要があります。

  • 参加人数や開催時間に制限がある
  • 通信環境や接続が不安定になりやすい
  • データ分析やサポート等のサービスがない

無料ツールはスペックや機能に制限がかかっているケースが多いため、大規模なWebセミナーには使えません。

また不特定多数の参加者が接続することで、Webセミナーの開催中に回線速度が遅くなったり、音声・映像が乱れたりする可能性もあるでしょう。

特に有料開催のWebセミナーでは、こうしたトラブルが評価を下げる要因にもなることから、高い品質を維持するためにも有料ツールの利用をおすすめします。

法人利用ならZoomウェビナー(有料)がおすすめ!

企業でWebセミナーを開催する場合は、Zoomが提供する配信ツール「Zoomウェビナー」がおすすめです。

Zoomウェビナーは個別のツールではなく、「Zoomミーティング」のアドオンとして契約できるツールです。

そのため、ウェビナーの利用には以下のZoomミーティングの有料ライセンス契約が必要となります。

Proプラン Businessプラン Enterpriseプラン
参加人数の違い 最大100人 最大300人 最大500人
登録可能ID数の違い 1~9人 10~99人 50人~
クラウド録画の容量の違い 最大1GB 最大1GB 無制限
ウェビナー機能の有無 オプション(別料金) オプション(別料金) 標準搭載
管理者向けダッシュボード機能の有無 ×
個社向けサポ-トプランの有無 × ×

上記のライセンスに加え、100人・500人・1000人・3000人・5000人・10000人の6種類のウェビナーアドオンから必要なプランを契約することでZoomウェビナーを利用できるようになります。

すでにZoomミーティングを契約している場合はウェブポータルのマイページから、新たにZoomミーティングを契約する場合はNECネッツエスアイのフォームより申し込みが可能です。

NECネッツエスアイでは、Zoom導入後のサポートや関連ソリューションの導入支援も行っているので、Webセミナーの導入をお考えの企業様はぜひ一度ご相談ください。

まとめ

まとめ
  • Webセミナーはオンライン上で開催されるセミナーや講演会のこと
  • 無料ツールを利用したWebセミナーはコスト面でのメリットが大きい一方、スペックや機能面で不十分となる場合が多い
  • 企業でWebセミナーを開催する場合は、高品質の配信を実現できる有料サービスがおすすめ

無料の配信ツールはコストを抑えられる反面、参加人数や開催時間に制限があったり、配信環境が不安定になりやすかったりと様々なデメリットも存在します。

お試しとして無料ツールを利用するのは問題ありませんが、本格的にWebセミナーを導入するのであれば、有料ツールへの切り替えを検討した方が良いでしょう。

NECネッツエスアイではZoomをはじめ様々なソリューション・サービスの導入支援を提供しているので、IT活用でお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。

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SymphonictとはNECネッツエスアイが提供する、「共創でお客様のビジネスに新たな価値を提供する」をコンセプトに先端技術やサービスを繋ぎ・束ねることでIT・デジタル変革技術やツール・システムを皆様にお届けするデジタルトランスフォーメーション(DX)サービス。→Symphonictに関してはこちら

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