Webセミナーの成功率を高めるうえで重要なポイントの1つが「お礼メール」の送信です。
この記事では、Webセミナーの参加者に向けたお礼メールの重要性と、お礼メールを作成するときのポイントを解説します。
お礼メールの例文・テンプレートも掲載しているので、Webセミナーの開催を予定している方はぜひ参考にしてみてください。
Webセミナーの開催後はお礼メールを送るべき?
Webセミナーの開催目的は企業によって様々ですが、「Webセミナーを開催すること」自体が目的となっているケースは少ないと言えるでしょう。
例えば見込み顧客の獲得であったり、商品やサービスの購入・契約であったりと、最終的なゴールはWebセミナーの先に設定されている場合がほとんどです。
そのため、Webセミナーに参加してもらって終わりではなく、次のアクションを起こしてもらうためのフォローアップが重要となります。
Webセミナーの開催直後は参加者の企業に対する関心が高く、CV等に繋がりやすい絶好のチャンスです。
メールの開封率も通常より高いため、このタイミングでお礼メールを送るというのは非常に効果的な施策だと言えるでしょう。
Webセミナー後のお礼メールを送るときのポイント
続いて、Webセミナーのお礼メールを送るときのポイント・注意点について詳しく見ていきましょう。
お礼メールを送るタイミング
参加者へのお礼メールは、Webセミナーを開催した当日中に送るのがおすすめです。
Webセミナーの印象が強く残っている間にお礼メールを送信した方が高い開封率を期待できるためです。
日が経ってしまうとWebセミナーの印象も薄れてしまうため、遅くても翌日中までには送るようにしましょう。
添付すべき情報・特典
お礼メールを送る際、Webセミナーで使用した資料データやアーカイブ動画等を添付するのも効果的です。
アーカイブ動画を案内することで、Webセミナーに途中参加した顧客へのフォローアップが可能となります。
また録画データをアーカイブとして配信する場合は、不要な部分をカットしたり、字幕やBGM等の編集を加えたりして動画の質を高めることで、CVや顧客満足度の向上等も見込めるでしょう。
アンケート誘導等のフォローアップ
Webセミナーのお礼メールには、次のアクションを促すような内容を織り交ぜることが重要です。
お礼のみの内容だと読まれて終わりになってしまう可能性が高いため、例えばアンケートへの誘導や次回セミナーの開催案内等を載せる方法がおすすめです。
アンケートの回答はWebセミナーの最後に依頼するケースが一般的ですが、お礼メールの際に再度通知することで回答率の向上が期待されます。
またナーチャリングが目的の場合は次回のWebセミナー情報を案内し、継続的に参加してもらえるよう誘導することが大切です。
その他、アポイントの獲得等が目的の場合は問い合わせフォームや資料のDLページ等へ誘導する方法がおすすめです。
具体的な例文・テンプレート
ここからは、実際にWebセミナーのお礼メールを送る場合の例文・テンプレートを紹介します。
お礼メールはワンパターンではなく、顧客の温度感に応じていくつか用意しておくのがおすすめです。
CVの見込みがある顧客に対するメール例文
Webセミナーに最初から最後まで参加していた顧客や、アンケートに回答してくれた顧客等は比較的CVの可能性が高い見込み顧客であると考えられます。
こうした確度の高い顧客に対しては、Webセミナーの参加に対するお礼だけでなく、次のアクションを促すような内容を盛り込むのがおすすめです。
【メール例文】
———————
宛先(To) ××@×××××.com
件名 株式会社○○主催 Webセミナーご参加のお礼
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株式会社○○
人事部 △△□□様
平素より大変お世話になっております。
××株式会社の○○です。
この度は本セミナーへご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
本日開催したWebセミナーに関する資料を以下のURLからダウンロードいただけます。
より詳細なサービス情報等を多数掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
資料ダウンロードURL:https://xxxxxxxxx.xxx
次回は○月○日に「△△」というテーマでWebセミナーを開催する予定となっております。
ぜひ次回もご参加ください。
予約URL:https://xxxxxxxxx.xxx
今後とも××株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。
———————
××株式会社 ○○
メール:××@×××××.com
———————-
ナーチャリングが必要な顧客に対するメール例文
途中参加・途中退席した顧客や、申し込みがあったものの当日不参加だった顧客については、ナーチャリングを意識したお礼メールを送るのがおすすめです。
【メール例文】
———————
宛先(To) ××@×××××.com
件名 株式会社○○主催 Webセミナーご参加のお礼
———————-
株式会社○○
人事部 △△□□様
平素より大変お世話になっております。
××株式会社の○○です。
この度は本セミナーへご参加いただきまして、誠にありがとうございました。
本日開催したWebセミナーのアーカイブ動画を以下のURLからダウンロードいただけます。
公開期限は○月○日までとなっておりますので、お早めにご視聴くださいませ。
アーカイブ動画URL:https://xxxxxxxxx.xxx
また、アンケートのご回答がお済みでない方は、○月○日までにご回答いただけますと幸いです。
所要時間:1分程度
アンケートURL:https://xxxxxxxxx.xxx
次回は○月○日に「△△」というテーマでWebセミナーを開催する予定となっております。
ぜひ次回もご参加ください。
予約URL:https://xxxxxxxxx.xxx
今後とも××株式会社をどうぞよろしくお願いいたします。
———————
××株式会社 ○○
メール:××@×××××.com
———————-
記事まとめ
- Webセミナーの開催後にお礼メールを送ることで、CVや顧客満足度の向上が期待できる
- 高い開封率を見込むなら、Webセミナーの開催当日中にお礼メールを送るのがおすすめ
- お礼メールにはアンケート誘導や次回開催の案内等、次のアクションに繋がるような内容を盛り込むことが大切
お礼メールはWebセミナーのフォローアップに欠かせない重要な作業の1つです。
NECネッツエスアイでは、SMSによるメール配信サービスや、セミナー中のアンケート回答に使えるインタラクティブサービス等を提供しています。
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