Zoom(ズーム)を利用していると、「別アカウントがほしい」と感じることがあります。例えば、仕事でZoomを使っている場合や複数のミーティングに参加する場合などに、別アカウントの作成が頭をよぎるでしょう。
そこで本記事では、Zoomの別アカウントの作成方法を解説します。別アカウントの作成に必要なものや別アカウントを追加するメリットなど、順番に確認していきましょう。
Zoomアカウントは複数作成できる?
Zoomでは、複数アカウントの作成が可能です。ただし、新たにアカウントを作成することになるため、すでに登録しているメールアドレスとは別のものを用意しなければいけません。
この章で、Zoomに別アカウントでサインインするときに必要なものや注意点を確認しましょう。
別アカウントの作成にはメールアドレスが必要
Zoomで複数のアカウントを持つためには、それぞれ別のメールアドレスを登録しなければいけません。同じメールアドレスで別アカウントの作成はできないため、十分注意してください。
「その他の連携」も活用できる
Zoomのその他の連携機能を活用すれば、GoogleアカウントやFacebookアカウントの情報を使って複数アカウントを作成できます。
例えば、Googleアカウントを複数持っているということは、その数だけメールアドレスが発行されています。したがって、Googleアカウントを複数持っている場合は、その他の連携を使うことでその数だけZoomの別アカウントを作成可能です。
Zoomの別アカウントを追加するメリットとは
別アカウントを作成した方が良いことはなんとなく理解できても、具体的なメリットが分からない人もいるでしょう。
この章では、別アカウントでログインするメリットについて解説します。
複数のミーティングに同時参加できる
Zoomのアカウントは、1つのミーティングしか主催・参加できない設定になっています。そのため、会議や研修などがダブルブッキングした際に、アカウントが1つだとどちらに参加するか選択しなければいけません。
しかし、あらかじめ別アカウントを作成しておけば、同時参加が可能なのでこうした問題を解消できます。
仕事用とプライベート用で使い分けられる
仕事でZoomを使用している場合は、別アカウントを作成することでプライベート用と使い分けできます。チャットや連絡先などの情報を別で管理できる点は、別アカウントでZoomにサインインする大きなメリットと言えるでしょう。
別アカウントを有料プランで作成すると便利
Zoomを使用する際の応用編になりますが、会社などで複数のアカウントを作成する場合はいずれかを有料プランで作成することをおすすめします。
こうすることで、会議の所要時間や参加人数に応じて適したアカウントを使い分けられます。
例えば、Zoomミーティングのホストとして40分を超える会議を主催する場合は、有料プランに加入した別アカウントを使用すると良いでしょう。
なぜなら、無料プランでミーティングをする場合、接続可能時間が40分までに制限されるからです。
無料プランの別アカウントは、会議の参加者である場合に使用する方法にすれば有料プランの料金を抑えられます。
別アカウントに切り替える方法
あらかじめ作成したZoomのアカウントを切り替える場合は、サインバックして別アカウントでサインインします。
別アカウントでサインインする場合の前提条件や具体的な手順を確認しましょう。
前提条件
- パソコンの場合:Zoomデスクトップクライアントアプリ
- スマホ・タブレット(iOS、Android)の場合:Zoomアプリ
別のライセンスに切り替える手順(ブラウザ版)
WindowsやMacなどのパソコンで、Zoomの別アカウントにサインインする場合は以下の手順に沿って操作してください。
- Zoomアプリにログインする
- プロフィール画像を選択する
- 「アカウントの切り替え」をクリックする
- 別アカウントの情報を入力してサインインする
別アカウントに切り替える方法(アプリ版)
スマホやタブレットにインストールしたZoomアプリで、複数登録しているアカウントにログインする方法は以下の通りです。
- Zoomアプリを起動させる
- 「設定」をタップする
- 自分の名前をタップする
- 「サインアウト」をタップする
- 「サインイン」をタップする
- 別アカウントの情報を入力してサインインする
まとめ
Zoomはメールアドレスさえあれば、別アカウントを作成できます。アカウントを複数持っていれば、1つのデバイスで複数のZoomミーティングに同時に参加できるなどのメリットがあります。
今回紹介した通り、別アカウントの切り替え方法は比較的簡単です。パソコンだけでなく、スマホやタブレットでもスムーズに切り替えできるのでぜひ活用してみてください。