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【2024年3月】Zoom 最新情報

【2024年3月】Zoom 最新情報

お客様各位

いつも Zoom をご利用いただきありがとうございます。
新しいプロダクトや機能、Zoom の使用方法を学ぶコースなど、Zoom はお客様の体験を向上させるために常に進化し続けています。
以下、皆様にお届けしたい主な最新情報をまとめましたので、ぜひご覧ください。
こちらの新しい機能などをすべてご利用いただくためには、事前に最新版の Zoom デスクトップクライアントのダウンロードが必要となります。

こちらでは、Zoom プラットフォームに関するアップデートの一部を以下でご紹介します。
  • プレビューノート
    今後リリースが予定されている機能のリストです。このページはZoom アカウントのアカウントオーナーと管理者のみが利⽤でき、閲覧時にはアカウントへのサインインが必要になります。
  • リリースノート
    Zoomプラットフォーム全体にわたる過去のリリースのリストです。
記載されている機能およびお知らせについてご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※ 一部のお客様にのみご提供している限定プロダクト、限定機能も掲載しています。
Zoom 3 月リリースの主な内容
Zoom ウェブポータルのアップデート
  • [ミーティング] タブと [カレンダー] タブの統合: 管理者コントロール
[ミーティング] タブと [カレンダー] タブが統合され、日常業務に必要なミーティングの詳細情報が表示されることでカレンダービューから多くの情報を得られるようになりました。
予定されているミーティングをスムーズに表示およびフィルタリングし、招待されたメンバーとその返信の表示や共有済み資料をセッション前に見ることができるほか、過去のミーティングとそのアセット(レコーディング、ミーティングチャット、ホワイトボードなど)も確認できます。
こちらの変更は、徐々にアカウントに適用され、アカウントレベル、グループレベル、ユーザーレベルで利用できるウェブ設定からコントロールできます。
最初に 2024 年 3 月のリリースにおいてベーシックアカウント、プロアカウント、一部の小規模なビジネスアカウントで適用され、ベーシックアカウントとプロアカウントではデフォルトで有効になります。
その他のアカウントでは、今後のリリースにこの変更が含まれます。
該当するアカウントでは、機能リリースコントロールによって管理できます。
  • AI 生成のバーチャル背景: 管理者コントロール
ユーザーのニーズに合わせてカスタムバーチャル背景を生成します。
利用資格のあるユーザーは、バーチャル背景の選択ウィンドウ内から、あらかじめ用意された背景を選択することも、プロンプトを入力してバーチャル背景を生成することもできます。
AI モデルによって生成された複数の画像から、お好みのものをそのままバーチャル背景として選択できます。
管理者はアカウントレベルおよびグループレベルの設定から本機能の使用を管理できます。
本機能は、今後数か月以内にアカウントへリリースされる予定です。
Zoom Phone のアップデート
  • 新たなメンバーステータスレポート
アカウントオーナーと管理者はメンバーステータスレポートを生成し、コールキュー全体にわたってメンバーのステータスや対応の可否をリアルタイムで確認できます。
本レポートには、各エージェントの Zoom クライアントプレゼンス状態とコールステータスが表示されます。
また、管理者は特定のコールキューを選択してメンバーのステータスを表示できます。
なお、対応可能なエージェント人数の数字との混乱を避けるため、メンバー総数は今後削除される予定です。
お使いのアカウントで本機能を有効にするには弊社 Zoomサポートデスクにお問い合わせください。​
  • 共用エリア電話機(モバイル)向けの管理とアクティベーションの機能強化
管理者は通話内機能(コールパーク、ルームへの転送、通信事業者への転送など)を有効または無効にできるようになりました。
本アップデートで QR コードの一括エクスポートが可能になります。
さらにアクティベーションコードの有効期限が選択可能になることで共用エリア電話機(モバイル)の展開が簡素化されます。
Zoom Events と Zoom Sessions のアップデート
  • 簡略版セッションのイベントタイプの追加
ホストは基本機能のみを搭載したウェビナー式 Zoom イベントを作成できます。
簡略版セッションのイベントタイプでは、ロビー、イベント詳細ページ、モデレーション、チケット発行、イベントブランディングの機能を持たない最小限の出席者体験となります。
また、登録フォームのリンクとセッションの参加リンクのみが含まれます。
  • AI Companion 機能による Zoom Events の画像生成の機能強化
ユーザープロンプトに加え、ユーザープロンプトに基づく別途 3 種類の推奨プロンプト作成機能が Zoom Events の画像生成機能に追加されました。
挿入される生成画像は、Zoom Events の画像ライブラリに自動で追加されます。
また、ホストはイベント作成の準備におけるさまざまなシーン(メインのイベント画像、セッション画像、EXPO 画像、セッション内ブランディングのバーチャル背景、制作スタジオ)で画像生成機能を使用できます。
  • ハイブリッドイベント向けのカスタマイズ可能なトラベル情報タブ
ホストはカスタマイズ可能なトラベル・宿泊タブを追加して、ハイブリッドイベント出席者に有益なトラベルサポート情報(組み込みマップ、空港 / ホテルの道順、駐車場情報、会場のガイド、連絡先情報など)を提供できます。
このタブのコンテンツと表示はカスタマイズが可能で、ホストは対象となる情報を対面出席者と共有できます。
本タブは、対面出席者がスムーズにイベントに参加できるように旅行計画を簡素化することを目的としています。
Zoom Contact Centerのアップデート
  • Zoom Contact Center 向け AI Companion の管理者コントロール
アカウントオーナーと管理者は特定の AI Companion 機能(感情分析、エンゲージメント要約、フォローアップ タスク、会話指標など)を有効または無効に設定できます。
これにより、管理者は適宜エージェントに公開する AI 機能をカスタマイズできるようになります。
これらの設定は、アカウントレベルおよびキューレベルでコントロールできます。
  • エージェントに対する AI 搭載型ライブエンゲージメントモニタリング
Zoom Contact Center 向け AI Companion に、スーパーバイザーがライブエンゲージメント中にエージェントをモニタリングしてサポートする新機能が導入されます。
スーパーバイザーは、リアルタイムでのユーザーの感情確認、ライブ文字起こしの表示、会話要約の自動生成により、すぐにインサイトを取得できます。
本機能の UI は、共通のスーパーバイザーアクション(エンゲージメントのリスニングやレコーディングなど)を簡素化するよう強化されています。
これらの AI 搭載型機能により、スーパーバイザーは効率的にエージェントのやり取りをモニタリングし、必要に応じてエージェントをサポートできるようになります。
  • ユーザーへのインタラクティブなアンケート
管理者は、アンケートをメッセージのキューとフローにリンクして、ユーザーからフィードバックを収集できます。
ユーザーは、チャット終わりにチャット内で、または後からウェブリンク経由でアンケートに回答するよう求められます。
チャット内アンケートを使用すると、ユーザーはチャットウィンドウから評価付け、複数選択からの回答、質問への自由回答を行えます。
これにより、ユーザーがチャットからすぐにフィードバックを提供できるシームレスな方法が実現します。
そして管理者は対象を絞ってフィードバックを収集し、顧客満足度を高めることができます。
Zoom Revenue Accelerator のアップデート
  • 合理化された通知管理のサポート: 管理者コントロール
Zoom Revenue Accelerator 管理者は、一元管理ハブを使用してメールでもプロダクト内でも、すべての Zoom Revenue Accelerator 関連の通知を効率的に修正して管理できます。
この機能は [通知] 設定からアクセスできます。
有効にするとユーザーは個人の設定ページから通知設定をニーズに合わせて調整でき、アカウントレベルおよびユーザーレベルで使用できます。
本機能はウェブリリースの日程によるため、すぐには利用できない可能性があります。
  • 文字起こし言語の追加サポート: アラビア語
複数言語の文字起こしサポートにアラビア語が追加されました。
新たにサポートされる言語は現在ベータ版で提供されており、会話指標や画面表示テキスト、コールアウト(インジケーター、次のステップ、適切な質問など)でお使いいただけます。
ワークスペース予約のアップデート
  • 案内表示の導入
アカウントオーナーと管理者は、オフィス入り口からデスク / ミーティングルームまでユーザーをガイドする案内表示を設定できます。
ユーザーはモバイルデバイス、デスクトップアプリ、キオスクで道順を表示できます。
  • オフィス WiFi 接続時にユーザーをワークスペース予約へと自動チェックイン
アカウントオーナーと管理者は、Zoom クライアントがユーザーによるオフィス WiFi への接続を検出すると、そのユーザーをワークスペース予約に自動チェックインするよう設定できます。
ユーザーが手動でチェックインすることを覚えておかなくても、アカウントオーナーと管理者はより正確にワークスペースの利用状況を追跡できます。
これには Zoom クライアントがユーザー接続時に検出できるよう、アカウントオーナーと管理者が各場所でオフィス WiFi の詳細情報を設定しておく必要があります。
この設定が有効な場合、ユーザーはオフィス WiFi 接続時に自動チェックインすると、アラートを受信します。
Zoom Whiteboard のアップデート
  • タブレット端末およびモバイルでのホワイトボードプロジェクトのサポート
ユーザーはミーティングに参加することなく、タブレット端末およびモバイルのアプリでホワイトボードプロジェクトにアクセスして作成できるようになりました。
ユーザーは特定プロジェクトへの参加、共有コンテンツへのアクセス、編成されたワークフローのメンテナンスが可能になります。
このモバイルおよびタブレット端末向けの追加サポートにより、ホワイトボードを介したコラボレーションがより柔軟になり、デバイスを問わずに生産性が向上します。
Zoom Virtual Agent のアップデート
  • AI 生成クエリを活用したナレッジベースのサポート
Zoom Virtual Agent 管理者は AI 生成クエリにオプトインすることで、ナレッジベースコーチングを開始できます。
本機能は AI を活用し、ナレッジベースコンテンツに沿ってクエリを生成します。
これにより、ナレッジベース管理者は特定の企業コンテンツに一致するようシステムを効率的にトレーニングできます。
管理者は効率性を最適化するためにもっともよく使用される記事を選択することが推奨され、記事の選択後、AI が生成したクエリとモデルが推奨する最適な回答の確認、新しい回答への変更、削除、コーチングを行うことができます。
  • ボットフローにおけるビデオ URL の機能強化
管理者はファイルをダウンロード / アップロードすることなく、URL の入力により簡単にボットフローにビデオを埋め込むことができます。
サポート対象サイト(YouTube、Vimeo、Dailymotion など)の場合、ビデオタイトルとサムネイルは自動入力されますが、管理者は必要に応じてタイトルを上書きできます。
その他のサイトの場合、管理者は手動でタイトルを入力してサムネイル画像をアップロードできます。
そしてユーザーはチャット内で直接ビデオを再生できます。
この機能強化により、魅力的なビデオコンテンツをボットフローに追加するプロセスが簡素化されます。
サービスに関する発表
  • Zoom ソフトウェアライフサイクルポリシー
弊社は、2024 年 5 月 4 日にすべてのプロダクトおよびサービスに対して次の「ソフトウェアライフサイクルポリシー」を施行する予定です。
その第一歩として、簡略バージョンの表をこちらにまとめました。
5 月 4 日以降、サポートが終了したバージョンを使用しているユーザーは、Zoom クライアントからミーティングに参加できなくなり、アップデートあるいはウェブブラウザ経由での参加を促すメッセージが表示されるようになります。
弊社では、Zoom ソフトウェアの最新バージョンを定期的にダウンロードしていただき、最新の状態を維持することを強く推奨しています。
最新のセキュリティと機能をご活用いただくために、Zoom デスクトップクライアント内の更新プログラム、またはzoom.us/ja/download をご利用ください。
今後ともZoomをよろしくお願いいたします。
カスタマー サクセス