【家からスマホで対応可能!】固定電話転送サービスのメリットとデメリット

キャリアの固定電話転送サービスを使うメリット・デメリットを確認

【家からスマホで対応可能!】固定電話転送サービスのメリットとデメリット
注意事項
・本コンテンツは一般的な情報の提供を目的としているため、弊社が関与していない取組みを含みます。
・記事内に使用されている写真・画像はイメージです。実際のプロダクトやサービスで提供される内容とは異なる場合があります。
・本ブログの内容については、記事掲載時点での情報に基づく記載となります。そのため製品に関する内容については、バージョンアップなどにより画像や操作手順等が現行のものと異なる場合がございます。

固定電話は自宅・オフィスなどの設置場所から動かすことができませんが、電話転送サービスを使えば、着信をスマホや携帯へ転送して、外出先で受けることができます。

ただし、これまでの電話対応のやり方が通用しなくなったり、環境によっては転送することによって不便になる点もあります。

固定電話を転送するサービス利用のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

固定電話の回線事業者が提供するサービス内容・料金

キャリア サービス名 月額使用料(税込)
NTT東日本・西日本 ボイスワープ アナログ回線・ISDN回線:住宅用 550円、事務所用 880円 ひかり回線:550円
ソフトバンク 多機能転送サービス 880円
KDDI光ダイレクト 着信転送 0円

固定電話の回線事業者が電話転送サービスを提供しており、回線のオプションとして契約することができます。

月額利用料は1000円以下と安価ですが、別途、転送元から転送先への通話料が発生する点に注意が必要です。

3社のサービスの内容は、基本的な転送機能の部分では同等の内容になっています。

  • 固定電話本体・リモートコントロール(別の電話機からの操作)に対応
  • 転送先リストに複数の番号を登録しておくことができる
  • 転送先に設定できるのは、リストの中から1つの番号のみ

転送条件については、キャリアにより若干違いがあります。下表をご参照ください。

サービス名 無条件転送 無応答時転送 話中転送 スケジュール転送
ボイスワープ ×
多機能転送サービス ×
着信転送 ×
  • 無条件転送:転送元に着信せず、すべて転送する
  • 無応答時転送:転送元で一定時間応答できなかった場合に転送する
  • 話中転送:転送元が話中だった場合に転送する
  • スケジュール転送:期間・時間帯・曜日などを指定して転送する

キャリアの固定電話転送サービス利用のメリット・デメリット

キャリアの固定電話転送サービス利用のメリット・デメリット

固定電話への着信にスマホから出られるのは便利ですが、転送を行った場合、オフィス内と同じような対応ができるわけではない点に注意が必要です。

電話転送サービスのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

メリット

設定が簡単

電話転送サービスの設定は固定電話機からガイダンスに沿ってプッシュするだけなので、機械が苦手な方でも簡単に設定できます。

キャリアや回線の種類によってはWebページから設定できるものもあります。

通話品質が良い

転送時に電話回線を使用しているため、通話品質が安定しているのが特徴です。

IP電話は音が途切れたり遅延したりすることがありますが、電話回線の場合は音がクリアに聞こえるので、ストレスなく通話できます。

在宅勤務でも電話対応できる

転送先には固定電話・携帯電話・スマートフォンなどを指定できるので、電話対応のためにテレワークを諦める必要はなくなります。

また、自営業者で事務所と家が別の場合、退勤後に事務所の電話を自宅に転送しておけば、電話に出られないことによる機会損失防止にもなるでしょう。

転送先をいつでも変更できる

転送先の電話番号は複数登録しておくことができます。変更は、登録済みのリストの中から選択するだけです。

リモートコントロールやWebからも操作できるので、外出先でも臨機応変に転送先を切り替えることができます。

デメリット

転送中も通話料がかかる

通常、着信した電話には通話料はかかりませんが、電話転送中は転送元の番号から転送先へ発信していることになりますので、通話料が発生します。

会社の電話を1日中転送した場合には、1カ月の請求が跳ね上がってしまう可能性もあるので注意しましょう。

応答した後、取り次ぎができない

受けた電話が他の担当者あての場合、会社の電話のように直接相手に転送することができないため、折り返し対応になります。

自分あての電話が少なく、ほとんどが取り次ぎという場合は、折り返し対応や伝言メモの作成で忙しくなってしまうかもしれません。

転送先は1台のみ

キャリアの電話転送サービスで転送できるのは1つの番号のみです。普段は複数名のスタッフで対応している場合、転送すると対応が1人に集中するため負担が大きくなります。

転送先が話中の場合には他の人が代わりに応答することができませんので、その着信は取りこぼしとなってしまいます。

留守番電話にならない

営業時間外は留守番電話に自動切替になる設定をしていても、電話転送中は切替が行われません。

終業時間になったら転送を解除しておかないと、退勤後も自分の電話に着信してしまうことがあります。

発信時に会社の番号が使えない

転送されてきた電話に折り返すときは自分の電話の番号からの発信になるため、相手に番号を知られたくない場合には発信ができません。

また、プライベートの携帯を利用する場合には、業務で発信した分の通話料をどうするかという点も考慮しておかなければならないでしょう。

携帯へ転送&対応自動化!Canario(カナリオ)とは

Canario

キャリアの電話転送サービスは、普段複数名で電話対応している企業で導入すると、転送先の社員が電話の一次受け・取り次ぎ・不在対応に追われてしまう可能性があります。

このデメリットを解消するのが、NECネッツエスアイが提供する電話転送サービスCanario(カナリオ)です。

Canario(カナリオ)でできること

  • AIが全ての着信の一次対応を担当
  • 名前取次で担当者に直接転送
  • 担当者の指定がない電話はグループを一斉に呼び出し
  • 応答できなかった電話はメッセージを預かってテキスト化
  • 営業時間を設定し、時間外対応も可能
  • 自分のスマホから会社の番号で発信できる

会社の電話を外出先やテレワークで受けるのはもちろん、一次対応や取り次ぎもAIで自動化できるので、電話業務を大幅に効率化することが可能。

Canario(カナリオ)を利用するのに専用機器は不要で、スマホさえあればOKです。

発信時は会社の番号を使えるので、プライベート携帯でも問題ありません。

記事まとめ

記事まとめ
  • 固定電話のキャリア(NTT・ソフトバンク・KDDI)がそれぞれ電話転送サービスを提供している
  • 設定が簡単で導入しやすく、通話品質も良いのがメリット
  • 一方、1台にしか転送できず、取り次ぎもできないため、電話対応の負担が大きくなるデメリットがある

キャリアの電話転送サービスは、自宅や外出先での対応を可能にしてくれるものの、部署の代表電話など複数名で対応をしていた番号で利用すると、不便な点も多くなります。

転送&対応も自動化できる「Canario(カナリオ)」は、チームでの電話対応を前提にした作りで、メンバー全員の電話業務負担を軽減できる画期的なサービス。

ぜひ、トライアルでAIによる自動対応を体験してみてください。

電話番をAIが代行!
Canarioの詳細をチェック!

※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

symphonict

SymphonictとはNECネッツエスアイが提供する、「共創でお客様のビジネスに新たな価値を提供する」をコンセプトに先端技術やサービスを繋ぎ・束ねることでIT・デジタル変革技術やツール・システムを皆様にお届けするデジタルトランスフォーメーション(DX)サービス。→Symphonictに関してはこちら

※免責事項

本コンテンツは一般的な情報の提供を目的としており、法律的、税務的その他の具体的なアドバイスをするものではありません。個別具体的事案については、必ず弁護士、税理士等の専門家にご相談ください。

本コンテンツの情報は、その情報またはリンク先の情報の正確性、有効性、安全性、合目的性等を
補償したものではありません。

また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。