本記事は一般的な取組みについて記載したもので、NECネッツエスアイでの取組みを紹介したものではありません。予めご了承ください。
在宅勤務制度を導入する企業が増えているなか、クラウド型の電話転送サービスに注目が集まっています。
クラウド型の電話転送サービスなら、社員が自宅にいても会社・オフィス宛の電話をスムーズに転送できます。
結果、取り次ぎ業務の簡略化、情報共有の円滑化などにつながるでしょう。
本記事では、クラウド型のおすすめ電話転送サービス「Canario(カナリオ)」について紹介します。電話転送機能を始め、便利な機能や導入するメリット、具体的な利用方法などを確認していきましょう。
クラウド型の電話転送サービス「Canario(カナリオ)」とは
「Canario(カナリオ)」とは、NECネッツエスアイが提供しているクラウド型電話転送サービスです。
クラウド化された音声サービスを利用することで、ビジネスにおける省人化やコミュニケーションの自動化につながります。
Canario(カナリオ)の電話サービスを利用すればAIが名前を認識するため、電話の取り次ぎの自動化が可能です。
Canario(カナリオ)の機能と導入した場合のメリット
この章では、電話転送サービスであるCanario(カナリオ)の主な機能と利用するメリットを4つ紹介します。
AIが自動で取り次ぎ・転送を代行する
先に少し触れた通り、Canario(カナリオ)はAIが名前を認識して自動で着信の対応・取り次ぎを行います。
通話の発信者が電話対応の担当者をAIに伝えることで、AIがその名前を認識し、あらかじめ登録された番号に着信を転送する仕組みです。
社員が持つ携帯電話やスマホに着信が転送されます。
会社・オフィスに電話番を置かなくても固定電話の着信に対応できるため、テレワーク・在宅ワーク中でも安心です。
一斉架電に対応している
Canario(カナリオ)は、通話の発信者が担当者名を知らなくてもきちんと対応します。
電話をかけてきた発信者は、「担当者につなぐ場合」と「その他の場合」のいずれかを選択可能です。
仮に「その他の場合」を通話の発信者が選択すると、あらかじめ登録したグループに所属する全員の電話が鳴る仕組みになっています。
伝言がテキスト化される
Canario(カナリオ)が転送した電話にもしどの番号も対応できなかった場合は、伝言がクラウドで共有されます。
音声とテキストの両方で伝言が共有されるので電話に出られない電車での移動中や会議中などにも内容を確認できます。
また業務に直接的な関係がない営業電話もシャットアウトできるのがポイントです。
営業時間の設定が可能
Canario(カナリオ)は営業時間の設定が可能です。営業時間外などに、すべての電話対応をAIに任せることができます。
人数が少なかったり、会社・オフィスの規模が大きくなかったりする場合は営業時間外にも電話対応しなければいけないというケースもあるでしょう。
しかし、Canario(カナリオ)を導入すれば、社員は営業時間外の電話をAIに任せられるためワークライフバランスの維持が可能です。
クラウド型の電話転送サービスCanario(カナリオ)の利用方法
クラウド型の電話転送サービスであるCanario(カナリオ)を導入する場合は、まずWebフォームから必要情報を入力します。
問い合わせに必要な情報は以下の通りです。
- 会社名
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
- 役職
- 部署名
- 住所
- 問い合わせ内容
上記の入力が完了したら「個人情報の取り扱いについて」にチェックを入れて、情報を送信しましょう。
申込みが終わると、担当のオペレーターから内容確認の電話が来ます。その後、申込住所に申込書類が郵送されるので、到着するまで待ちましょう。
書類の提出は原本の郵送、もしくはPDFの送信で可能です。
NECネッツエスアイで書類の確認が終わると、お客様専用のアカウントが発行されます。
申込時に登録したメールアドレスにログインする際に必要な情報が送信される仕組みです。迷惑メールボックスにメールが入ることもあるため、注意しておきましょう。
届いたメールに記載されたURLにアクセスし、ログイン情報を入力するとグループやユーザーなどの登録が可能です。
それぞれの登録が完了すると、各ユーザー宛に通知が送信されます。ログイン・初回登録が終わったユーザーからCanario(カナリオ)の利用ができるようになる仕組みです。
ビジネス向けの料金プラン
料金は基本料として、月額11,000円(税込)がかかります。こちらは1契約に対して発生する料金です。
基本料とは別に、プラン別の料金も必要です。
Canario(カナリオ)にはBasicプラン、Standardプラン、Premiumプランの3つのプランがあります。それぞれ利用できる機能、料金に違いがあるので自社に適したプランを選択することが大切です。
選び方の参考となるように、下表に3つのプランの違いをまとめました。
プラン名 | Basic | Standard | Premium |
---|---|---|---|
1人あたりの月額料金(税込) | 748円 | 1,078円 | 1,628円 |
名前の取り次ぎ | ○ | ○ | ○ |
名前の取り次ぎ+伝言のテキスト化 | × | ○ | ○ |
一斉架電 | ○ | ○ | ○ |
一斉架電+伝言のテキスト化 | × | ○ | ○ |
IVR | × | ○ | ○ |
無料電話 | なし | あり 1人10分まで | あり 1人30分まで |
内線との連携 | × | × | ○ |
自社にクラウド型の電話転送サービス、Canario(カナリオ)を導入した場合をイメージしながら、どのプランが最適か考えてみましょう。
まとめ
電話転送サービスを利用すれば、会社に電話番を置かなくても社員が持つ携帯電話やスマートフォンなどで着信の対応が可能です。
Canario(カナリオ)はクラウド型の電話転送サービスなので、社内に設置されたPBXのように転送の範囲を制限されることはありません。
社員がどこにいても着信が転送されますし、多様な機能を活用できるのがポイントです。
NECネッツエスアイのクラウド型の電話転送サービス、Canario(カナリオ)の導入について前向きに考えている方はぜひお気軽にお問い合わせください。