本記事は一般的な取組みについて記載したもので、NECネッツエスアイでの取組みを紹介したものではありません。予めご了承ください。
ボイスワープ®は、NTT東日本・NTT西日本の固定電話・ひかり電話に対する自動着信転送サービスの商標です。
会社に設置している固定電話に外線で着信が入った場合に、別の番号へ転送できるサービスを利用している会社も多いでしょう。特に、新型コロナウイルスの影響で在宅ワークを始めたところで需要が高まっています。
しかし、外線の着信を転送した場合、通話料金は誰が負担するのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
ビジネスフォンの通話を個人で所有しているスマホで受けている人などは、自分で費用を負担が発生するのではと不安になるでしょう。
そこで本記事では、電話転送機能を使用した際の、料金の仕組みについて解説します。誰が費用を負担することになるのか、どうすればできるだけ料金を抑えられるのかあわせて確認していきましょう。
電話転送の通話料金は転送元が負担
電話転送サービスを利用して別の番号に通話を転送した場合、転送先の通話料金は転送元が負担する仕組みです。
そのため、会社から転送された電話を社員個人のスマートフォンで対応する場合などでも、社員が自費で通話料金を負担することはありません。
なお外線を転送した先の番号が応答しない場合、通話料金はかからないサービスがほとんどです。
利用する電話転送サービスやプランによって違いがあるため、あらかじめサービスの内容や規約事項をよく確認するようにしておきましょう。
どのサービスが安い?負担する通話料金・特長を比較
電話転送サービスは、NTTやソフトバンクなどのキャリアで提供されていることが多いです。
ここで、各キャリアの電話転送サービスの特長や料金負担についてまとめた表を紹介します。
キャリア名 | NTT東日本・西日本 | ソフトバンク | KDDI光ダイレクト(au) |
---|---|---|---|
サービス名 | 自動着信転送サービス「ボイスワープ」 | 多機能転送サービス | 着信転送サービス |
料金負担(月額・税込) | 880円/番号 | 880円/番号 | 無料 |
サービスの特徴 | ・無条件転送、無応答転送の設定が可能 ・外出先から転送の開始・停止・変更が可能(リモートコントロール) | ・無条件転送、無応答時転送のほか応答後転送や話中時転送なども可能 ・外出先から転送の開始・定式・変更が可能(リモートコントロール) | ・他社の携帯電話や海外電話などにも転送可能 ・転送条件の設定可能 |
電話のコスト問題を解決する方法|NECネッツエスアイのCanario(カナリオ)への申し込み
Canario(カナリオ)とは、ビジネスフォンに着信があった際にAIが名前を認識して適切な担当者へ電話を転送するサービスです。取り次ぎだけでなく、転送も自動で行われるため社員は会社の固定電話で一切対応しなくてすみます。
特に、社員の外出が多い会社やリモートワークの実施中に導入すると大きなメリットを感じられるでしょう。
仮に転送先で応対が難しい場合でも、電話があった旨が通知されます。メールやビジネスチャットツールで録音データや文字起こしされたデータを確認できるため、後追いもしやすくなっています。
基本料金は1契約につき、月額11,000円(税込)です。以下3種類のプランが用意されており、着信時に使用したい機能で自社にあうプランを検討できる仕組みになっています。
プラン名 | 月額料金(税込) |
---|---|
Basicプラン | 748円/人 |
Standardプラン | 980円/人 |
Premiumプラン | 1,480円/人 |
まとめ
電話転送サービスを利用した場合の通話料金は、転送元が負担する仕組みです。
社員が個人で使用するスマートフォンなどで料金を負担することにはならないため、あらかじめ社内で周知しておきましょう。
電話の転送にかかる料金負担をできるだけ抑えたいなら、NECネッツエスアイのCanario(カナリオ)の利用がおすすめです。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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