本記事は一般的な取組みについて記載したもので、NECネッツエスアイでの取組みを紹介したものではありません。予めご了承ください。
また、外出や出張が多い方など、電話対応を出先で行いたいと考えている方もいるでしょう。
そんな方におすすめしたい電話転送サービスが『Canario(カナリオ)』です。
『Canario(カナリオ)』なら、電話対応のお悩みを一挙に解決できますし、電話転送のためにかかるコストも抑えられます。設定も簡単です。
今回は、電話転送サービス『Canario(カナリオ)』の設定方法を説明していきます。
まずは、Canario(カナリオ)で設定・利用できる機能について解説していきます。
設定も簡単! NECネッツエスアイの電話転送サービス『Canario(カナリオ)』とは?
『Canario(カナリオ)』とは、NECネッツエスアイの電話転送サービス。転送方法は「自動転送」です。
会社や事務所の固定電話に着信した電話を、登録した転送先の電話番号に自動転送します。
設定方法も簡単で、申込後すぐに利用することが出来ます。
Canario(カナリオ)には転送機能をはじめ、様々な機能があります。
Canario(カナリオ)の機能の詳細
Canario(カナリオ)を導入することで利用できる5つの機能は以下のリストの通り。
- 名前取次
- 一斉架電
- 秘匿発信
- 伝言テキスト化
- 営業時間設定
それぞれ説明していきます。
名前取次
「名前取次」は、発信者が音声ガイダンスに従って担当者の名前を伝えることで、AIが名前を認識し、担当者へ自動転送する機能です。
取次と転送が同時に自動で行われるため、会社にいなくてもiPhone(アイフォン)、スマホ、携帯、固定電話などで担当者が直接電話を取ることが可能。
担当者や他の社員が電話に出るためだけに出社する必要がなくなりますし、会社としても人件費を削減することができます。
一斉架電
「一斉架電」は、転送元の番号に着信が入ったときに、事前に設定した複数の転送先番号を一斉に呼び出す機能です。
電話の鳴りっぱなしを解消することができます。
また、顧客からの問合せ・相談など担当者不明の着信にも対応可能。電話の取りこぼしを防ぎます。
秘匿発信
出先や自宅から転送された着信元に電話を折り返す、なんてこともあるでしょう。
その際に転送を受け取ったiPhone(アイフォン)、スマホ、携帯、固定電話などの端末で折り返しをすると、端末の番号が相手に表示されてしまうことがあります。
個人の番号が相手に知れてしまうため、プライバシー的に問題がありますし「通話料も個人で負担しなくてはならない」ということになってしまうのは嫌ですよね。
Canario(カナリオ)の「秘匿発信」機能なら、私有の端末から電話をかけても、事前に設定した番号(サービス利用に辺り発番した050番号になります)を相手に表示することが可能です。
個人の番号を秘匿して発信するので、会社にいなくても業務に関する電話を着信・発信することができます。
伝言テキスト化
転送を受けたけど、その場で電話に出られないということ、ありますよね。
Canario(カナリオ)の「伝言テキスト化」機能なら、AIが伝言を自動で受付。
AIが伝言をテキスト化して着信者にお知らせします。
営業時間設定
「営業時間設定」機能は、営業時間を設定することで、AIが営業時間外の電話番を代行してくれるというもの。
営業時間を設定することで、営業時間外の電話を取りこぼさずに後追い確認して対応できますし、社員のワークライフバランスもしっかりと守ることができます。
この5つの機能がCanario(カナリオ)にはあります。
どれも便利で電話対応をスムーズにしてくれます。
電話転送の申込方法、利用開始前に準備すること
次は、Canario(カナリオ)の電話転送設定のやり方・申込の方法を紹介していきます。
今回は、Canario(カナリオ)の特設ページからの申し込み方法をご案内します。
申込・契約の方法・やり方
『Canario(カナリオ)』の特設ページのお問い合わせフォームから申し込みをします。
お問い合わせフォームに、必須事項を入力、送信するだけでお申込み完了。
その後、NECネッツエスアイオペレータよりお申込み内容の確認のお電話を差し上げます。
確認後にご申告された住所宛に郵送で「申し込み書類」が送付されますので、ご記入・捺印した原本をPDFで返送ください。郵送も可能です。
設定をはじめる前にすること
申込みが完了したら次は転送設定をするための準備をしましょう。
Canario(カナリオ)を利用する端末に関して、キャリア等の留守番電話サービスの設定解除が必要な場合があります。
解除しなかった場合、留守番電話サービスが応答して取次を受け取れない可能性があるので必ず解除しておきましょう。
また、このCanario(カナリオ)導入に当たって新たに設備を購入したり、アプリをインストールしたりする必要はありません。
登録・転送設定の方法
「申し込み書類」返送後、申告したメールアドレス宛にアカウントのログイン情報が送信されます。
このメールは、メールアドレスを申告した各ユーザ宛に自動で送付されます。
ユーザごとにメール記載のURLからサービスにログインし、グループ・ユーザ・ガイダンスの登録・設定を行います。
以上でCanario(カナリオ)の設定は完了です。
ログイン・登録が完了したユーザからサービスの利用が開始されます。
まとめ
KDDI(au)やソフトバンク、NTTドコモなどの通信キャリアでも電話転送サービスを提供していますが、今回はNECネッツエスアイの電話転送サービス『Canario(カナリオ)』について解説しました。
Canario(カナリオ)の基本料金は月額10,000円(税抜)です。Basicプラン、Standardプラン、Premiumプランの3プランの中から自社に適したサービスを選択しましょう。
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