本記事は一般的な取組みについて記載したもので、NECネッツエスアイでの取組みを紹介したものではありません。予めご了承ください。
電話でのスピーディなコミュニケーションは、ビジネスにおいて必要不可欠です。
オフィスに設置された固定電話を使用するのもいいですが、ケータイに着信を転送できる電話転送サービスの利用もおすすめです。
すでにご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なかには、「スマートフォンではなく、タブレットで着信に対応できないものか」と考えている方もいるでしょう。
そこで本記事では、固定電話の着信をタブレットに転送する方法を解説します。業務効率の改善につながるおすすめの電話転送サービスも見ていくので、ぜひ参考にしてください。
電話転送サービスはタブレットでも利用可能
まず前提として、電話転送サービスを利用すれば、転送された着信をタブレットで対応することが可能です。
会社に設置した固定電話の着信をとばせばタブレットでも対応できるので安心してください。
そもそも電話転送サービスとは、特定の番号宛ての着信を別の番号にとばすことができるサービスです。
基本的にはdocomoやKDDIなどのキャリアが提供しているサービスで、転送先として一つの番号だけでなく、複数の番号を登録することも可能です。
また、なかには国内の着信を海外に転送できる電話転送サービスも存在します。
電話転送サービスを利用することで、電話の取次業務が少なくなり、社員の作業効率がアップするメリットがあります。
このほか、着信を取りこぼすことが少なくなるため、ビジネスチャンスを逃さずにすむのもポイントです。
サービスの一般的な利用方法
ここで、タブレットで電話転送サービスを利用する際の利用条件、利用手順を確認しましょう。
タブレットにおける利用条件
タブレットを固定電話宛ての着信の転送先として設定するためには、電話番号を登録しなければいけません。
ただし、タブレットのなかには電話番号が設定されていないものもあるでしょう。
この場合は、電話転送サービスを利用する前に、キャリアで手続きをして電話番号を取得する必要があります。
タブレットの機種や契約内容によっては、電話番号を取得できないケースもあるため注意してください。
ここでは、SIMフリータブレットとWi-Fiモデルで電話番号を取得する方法を解説します。
SIMフリータブレットで電話番号を取得する方法
SIMフリータブレットは通信業者と契約することで、電話番号の取得が可能です。
具体的には、auやdocomo、SoftBankなどの三大キャリア、UQモバイル、mineoなどの格安携帯電話会社(MVNO)と通信契約を結びます。
ただし、すべてのSIMフリータブレットで電話番号を取得できるわけではありません。なかには通話機能が搭載されていないタブレットもあるため注意しなければいけません。
また、通話サービスがない利用プランを提供している携帯電話会社も存在します。
タブレットに通話機能が搭載されていても、契約プランに通話サービスが組み込まれていない場合は電話番号を取得できません。
契約時には、音声通話に対応したプランであるかきちんと確認するようにしましょう。
Wi-Fiモデルで電話番号を取得する方法
Wi-Fiモデルは通常の電話番号は、取得できません。
ただし、「050」から始まるIP電話の番号であれば、専用のアプリを通して取得できます。取得可否はタブレットのOSによって決まるので、こちらも事前に確認が必要です。
また、電話転送サービスのなかには、IP電話の番号に着信を転送できないものも存在します。
すでにWi-Fiモデルのタブレットを購入している場合は、IP電話の番号にした電話転送サービスを探さなければいけないので注意しましょう。
会社でビジネス利用する際の手順
会社に設置した固定電話の着信をタブレットに転送したい場合は、以下の手順で準備を進めましょう。
- 会社にあるタブレットで電話番号(もしくはIP電話の番号)を取得する
- 利用する電話転送サービスを探す
- 電話転送サービスの利用申込を行う
- 電話転送サービス側から連絡をもらう
- 電話番号などの情報を提供する
- 電話転送サービスの利用が開始される
上記は電話転送サービスの一般的な利用開始の流れです。電話転送サービスによっては、上記の手順と異なる手順となっていることもあります。
具体的な利用手順が気になる方は、目星を付けている電話転送サービスの公式サイトなどで確認するようにしましょう。
タブレット・スマホで利用できる電話転送サービス「Canario(カナリオ)」の機能とは
Canario(カナリオ)とは、NECネッツエスアイが提供している電話転送サービスです。
AIが自動で取次作業を行ってくれるため、社員は自分宛ての電話に対応するだけで済みます。
業務効率の改善やオフィス出社率の低減に効果があるとして、さまざまな企業が利用しています。
タブレットはもちろん、スマホなどのケータイ端末や固定電話の利用が可能です。
サービス利用時に「050」から始まる番号を取得するため、Wi-Fiモデルのタブレットでも利用できる可能性が高いでしょう。
Canario(カナリオ)にはAIによる名前取次のほかにも、一斉架電や伝言のテキスト化など多数の機能が搭載されています。
オプションにはなりますが、オンラインで操作説明を行っているため、「初めて電話転送サービスを会社に導入するから不安」というお客様も安心して利用できるのがポイントです。
NECネッツエスアイのCanario(カナリオ)のサービス詳細や料金プランなど、もっと詳しく知りたい方はぜひお気軽にご連絡ください。
タブレット・スマホで利用可能!
Canario(カナリオ)詳しくはこちら
まとめ
タブレットでも電話番号さえ取得すれば、電話転送サービスの利用が可能です。
ただし、タブレットのなかにはケータイのような電話番号を取得できないケースもあるため、注意が必要です。
IP電話の番号であれば取得できるタブレットもありますが、電話転送サービスが「050」から始まる番号に対応していないケースもあるため、あらかじめ利用条件をしっかり確認するようにしてください。
【関連記事】合わせて読みたい
AIが取次代行!電話対応サービスで業務中・営業時間外もビジネス機会を守る
電話転送を利用した時の通話料金は誰が負担する?サービスごとの費用を比較