本記事は一般的な取組みについて記載したもので、NECネッツエスアイでの取組みを紹介したものではありません。予めご了承ください。
働き方改革や新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、Teamsを活用したテレワークを導入している企業も多いでしょう。
Microsoftが提供するサービスのひとつであるTeamsは、通話の転送に対応しています。
しかし、社員が持つ携帯電話など別の端末に転送する具体的な方法がわからずに困っている人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、MicrosoftのTeamsで通話を転送するやり方を具体的に解説します。
MicrosoftのTeamsで電話を転送する方法
Teamsの通話を別の端末にとばす方法は、使用するデバイスがデスクトップであるか、モバイルであるかによって操作の仕方が異なります。
ここでは、それぞれのやり方を確認しましょう。
デスクトップから通話を転送する
デスクトップからTeamsの通話を別の電話などに転送する際は、まず通話中に「その他のアクション」をクリックします。
選択肢の中から「転送」を選び、通話を飛ばすユーザーの名前を入力しましょう。転送先の情報が表示されたら選択すれば、指定した相手の端末に着信がとぶ設定になっています。
モバイルで着信を転送する
モバイルでTeamsを使用している場合は、通話中に「転送」を選択し、「その他のアクション」を選びましょう。
その後、「今すぐ転送」を選び、転送先のユーザーを入力します。ユーザーの情報が表示されたらそちらを選択すると、着信を別の端末に転送することが可能です。
グループの同時呼び出しの設定方法
Teamsではあらかじめグループを作成しておくことで、所属するメンバー全員の電話を同時に呼び出すことができます。
初めてこの機能を利用する場合は、設定上部の「Teams」を選択し、「通話設定」を選びましょう。
その後、「通話応答ルール」から「通話を転送」を選択して、「通話グループ」を選んでください。
グループには最大25人のユーザーを追加できます。ユーザーの情報を入力し、設定を完了させると該当のユーザーに通知がいく仕組みです。
続いて、「呼び出し順」メニューから「全員同時に」を選択します。
ちなみにTeamsはグループ全員を同時に呼び出すのではなく、優先順位を決めて上のユーザーから順番に転送する設定も可能です。
ユーザーの電話を順番に呼び出す場合は、「呼び出し順」メニューで「上の順番で」を選択してください。
まとめ
MicrosoftのTeamsはデスクトップ、モバイルともに電話転送に対応しています。
固定電話からの外線なども別の端末に転送できるので、テレワークなどの際はぜひ活用してみてください。
電話転送サービスのなかには、人が対応しなくてもAIが自動で着信を取り次いでくれる便利なものもあります。
コスト削減や業務効率の改善につながるケースもあるため、この機会に利用を検討してみてもいいかもしれません。