電話転送サービスを利用したら音声ガイダンスは流れる？

ボイスワープ®は、NTT東日本・NTT西日本の固定電話・ひかり電話に対する自動着信転送サービスの商標です。

電話転送サービスとはその名のとおり、着信を受けた電話から別の番号へ直接とばすことができるサービスです。

例えば、ビジネスでは会社に設置した固定電話宛ての着信を、携帯電話へ転送することで社員がどこにいても対応できるような環境づくりに用いられています。

リモートワークに積極的に導入する会社が増えたため、電話転送サービスをすでに利用しているところも多いでしょう。電話転送サービスの導入を前向きに検討している会社もあるのではないでしょうか。

しかしなかには電話転送サービスを利用した際に、お客様や取引先側の受話器からどのような音声ガイダンスが流れるのかと不安になってなかなか導入に踏み切れないというケースもあるでしょう。

そこで本記事では、電話転送サービスにおける音声ガイダンスについて詳しく見ていきます。

電話転送サービスの概要を紹介した後、実際に提供されている電話転送サービスにおける音声ガイダンスを確認していくのでぜひ参考にしてください。

電話転送サービスとは

電話転送サービスは、あらかじめ設定した番号へ着信を転送するサービスのことです。

特定の番号充ての着信すべてを転送することもできますし、話し中のときや設定した時間外に来た着信だけを別の番号へ転送することも可能です。

より詳細な転送設定に対応しているサービスも存在します。

基本的に大手通信キャリアが提供しており、転送機能を利用したい電話で使用しているキャリアに相談して電話転送サービスを導入することが多いです。

大手通信キャリアの仕組みを使って、ビジネスに役立つ便利な機能を搭載したサービスを提供している会社も存在します。

転送サービス利用時は音声ガイダンスが流れる

電話転送サービスを利用すると、電話をかけてきたお客様や取引先の受話器から音声ガイダンスが流れます。

音声ガイダンスの内容は利用する電話転送サービスによって異なります。今回はNTTのボイスワープを利用した場合の音声ガイダンスの内容を例としてチェックしてみましょう。

NTT「ボイスワープ」の音声ガイダンスの内容

NTTのボイスワープを使って着信を別の番号へ転送すると、電話をかけてきた相手側では次のような音声ガイダンスが流れます。

「ただ今より電話を転送いたします。」

また、ボイスワープの場合、転送先でも音声ガイダンスが流れる仕組みになっています。具体的には次のとおりです。

「この電話は〇〇〇-△△△△-□□□□（転送元の番号）から転送されました」

以上からNTTのボイスワープを使用すると、電話をかけてきたお客様や取引先はもちろん、転送先として設定している電話でも転送されていることが分かる状態となっているといえます。

NECネッツエスアイのCanario（カナリオ）なら電話受付・取次を自動化

NECネッツエスアイとは、Canario（カナリオ）という名称の電話転送サービスを提供しています。

Canario（カナリオ）は担当者の名前を認識して着信を指定された番号へ転送するサービスで、社員が電話を取り次がなくても良いという特徴があります。

音声ガイダンスを会話形式で流すため、電話をかけてきた相手に不審がられることも少ないでしょう。

Canario（カナリオ）の音声ガイダンス

Canario（カナリオ）を利用している会社に電話をかけると「担当者へつなぐ場合は1を、その他は2を押してださい」と音声ガイダンスが流れます。

1の担当者へつなぐを選択した際は、電話をかけてきた相手が通話を取り次ぎたい社員の名前を伝える必要があります。

例えば、「山田さんへつないでください」と相手が言うと「分かりました、おつなぎします」と音声ガイダンスが流れる仕組みになっています。

Canario（カナリオ）の機能・料金プラン

ここまでCanario（カナリオ）を利用した場合の音声ガイダンスを紹介してきましたが、この電話転送サービスを導入するとどのような機能を利用できるのでしょうか。

ここではCanario（カナリオ）に搭載されている機能の一例と、料金プランを紹介します。

名前の自動取り次ぎ

先に紹介した名前の自動取り次ぎです。担当者の名前を認識して、あらかじめ登録された番号へ着信を転送することができます。

着信の相手が担当者の名前を覚えていなかったり、指定しなかったりした場合はこの後に紹介する一斉架電機能が働きます。

伝言のテキスト化

Canario（カナリオ）には万が一転送先の社員が着信に対応できない場合に、相手からの伝言を録音できる機能が搭載されています。

録音した伝言は後から音声データとして確認できるだけでなく、音声を文字起こししてテキストで確認することも可能です。

テキスト化された伝言は登録したメールアドレスやチャットツールなどでチェックできます。

このため、もし着信時の対応が難しい場合でも後から速やかに後追いすることが可能です。

一斉架電

一斉架電とは、担当者不明の問い合わせが来た際にあらかじめCanario（カナリオ）に登録した番号すべてを呼び出す機能のことです。

電話をかけてきた相手が担当者の名前を覚えていなかったとしても、着信の対応が漏れることを防止できます。

料金プラン

NECネッツエスアイが提供する電話転送サービスは、料金プランによって利用できる機能が異なります。下表にまとめたので確認してみましょう。

プラン名	Basic	Standard	Premium
1人あたりの月額料金（税込）	748円	1,078円	1,628円
名前の取り次ぎ	○	○	○
名前の取り次ぎ＋伝言のテキスト化	×	○	○
一斉架電	○	○	○
一斉架電＋伝言のテキスト化	×	○	○
IVR	×	○	○
無料電話	なし	あり 1人10分まで	あり 1人30分まで
内線との連携	×	×	○

Canario（カナリオ）は3つの料金プランが用意されており、月額料金が安いプランになるほど利用できる機能が制限されます。

したがって「できるだけ多くの機能を利用したい」と考えている場合はPremiumプラン、「費用を抑えた電話転送サービスを探している」という場合はBasicプランを選ぶといいでしょう。

「料金を抑えつつ、いろいろな機能を使ってみたい」という場合はStandardプランを選ぶといいかもしれません。

記事まとめ

電話転送サービスを利用すると、別の番号へ着信をとばすことができます。

着信を転送している間は、着信の相手や転送先に着信を転送していることを伝える音声ガイダンスが流れる仕組みとなっていることが多いです。

ただし、利用する電話転送サービスによって音声ガイダンスの内容や種類が異なるので、気になる場合は導入前に確認しておくことをおすすめします。

NECネッツエスアイの電話転送サービスCanario（カナリオ）では、自動音声ガイダンスが流れる仕組みとなっています。

今なら31日間無料でCanario（カナリオ）を利用できるトライアルサービスを行っているので、ぜひこの機会にお申し込みください。

※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

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