ECサイトの売上強化を目的としてオンライン接客ツールを導入したものの、思うように利用してもらえないとお悩みの企業様も多いのではないでしょうか。
この記事では、用途に合わせたオンライン接客ツールの選び方と、オンライン接客の利用率を高めるための効果的な告知方法を解説。
告知に役立つ機能が搭載された人気のオンライン接客ツールも紹介しているので、オンライン接客の利用率を高めたいとお考えの企業様はぜひ参考にしてみてください。
オンライン接客とは?導入目的に合わせたツール選びのポイント
オンライン接客とは、ITツールやデジタル技術を活用し、これまで店舗で行われてきた接客サービスをオンライン上でも提供できるようにした仕組みのことです。
一口にオンライン接客と言ってもその種類は様々ですが、専用のツールをECサイト上や店舗内に設置し、端末越しにやり取りを行うというのが最も一般的な方法です。
オンライン接客に用いられる主なツールの種類と特徴をまとめると以下のようになります。
種類 | 特徴 | 顧客側の使いやすさ | 導入コスト | 匿名性 | 接客の質 |
---|---|---|---|---|---|
SNS | Facebookやinstagram、LINEなどのSNSアプリを用いて接客対応を行う | ○ | 低 | △ | ○ |
チャット・メール | サイト内のチャット機能やメールの送受信によって接客対応を行う | ○ | 低 | △ | ○ |
チャットボット | AIにあらかじめ回答を登録しておき、質問に合わせて自動で対応を行う | ◎ | 低~高 | ◎ | △ |
ビデオ通話 | ZoomやSkypeなどのビデオ通話ツールを用いて接客対応を行う | ○ | 低~高 | ○ | ◎ |
オンライン商談 | オンライン接客専用のツールを用いて接客対応を行う | ◎ | 低~高 | ○ | ◎ |
どのツールを導入すべきかについては、オンライン接客の導入目的によって異なりますが、なるべく店舗に近い接客サービスを実現したいのであれば、オンライン商談ツールの導入がおすすめです。
オンライン商談ツールはBtoC向けに特化した接客専用のツールであるため、告知・予約・通話・決済といった接客に必要な機能が一通り備わっているのが特徴です。
コロナ禍の影響で苦境が続く店舗運営に代わり、ECサイトの売上強化を図ろうとオンライン商談ツールを導入する企業は急激に増えています。
当記事でも、以降はオンライン商談ツール(ビデオ通話型オンライン接客ツール)の告知方法や導入事例を紹介していくので、ビデオ通話型ツールの導入をお考えの企業様はぜひ最後までチェックしてみてください。
オンライン接客サービスの利用率を高める5つの告知方法
続いて、オンライン接客サービスの利用率を高めるための効果的な告知方法をご紹介します。
オンライン接客を導入したものの思うような成果が得られない・どのように告知すれば良いか分からないという方はぜひ参考にしてみてください。
ユーザー目線でのサービス名・キャッチコピーをつける
オンライン接客への告知や誘導リンクに、そのまま「オンライン接客」と入れている場合は見直しが必要です。
“接客”という言葉はやや企業目線の言い方であり、顧客にとってあまり魅力的な言葉ではないと言えるからです。
オンライン接客の利用率を高めたい場合は、「マンツーマンの相談サービス」「無料体験レッスン」などのように、顧客の興味を引くような告知文を用いるようにしましょう。
オンライン接客へのリンクが常に視界に入るようにする
せっかくオンライン接客を導入しても、告知や誘導リンクが目立たないように設置されているということであれば、当然ながら顧客はその存在に気付きません。
店舗へ導入する場合は入口に、ECサイトへ導入する場合は各ページの右下などに大きく告知を入れましょう。
またECサイトの場合、どのページに飛んでも必ず右下に表示されている状態にすることで、顧客が告知を見失う心配がなくなるためおすすめです。
オンライン接客で対応できる項目を具体化する
オンライン接客は比較的新しい仕組みであるため、「どういうサービスなのかよく分からない」「何を相談すればいいか迷ってしまう」と、利用に抵抗を感じている顧客も少なくないでしょう。
そのためオンライン接客の告知を行う際は、具体的な相談例をいくつか紹介するなど、活用の方向性を示しておくと利用してもらいやすくなります。
また担当するスタッフの顔写真を掲載したり、実際にオンライン接客を行っている様子を告知ページに載せたりする方法も効果的です。
利用前の不安・疑問はなるべく取り除いておく
オンライン接客に限らず、店員やスタッフへの相談にお金がかかるというケースはほとんどないでしょう。
しかし、オンライン接客の利用に慣れていない方などの中には「サービスの利用にお金がかかるのでは?」という不安を抱いている方も少なからずいらっしゃいます。
そのため、サービスの利用は無料であること、また顔出しの選択は任意であることなど、顧客が疑問に感じやすいポイントはあらかじめ告知ページに明示しておくとスムーズです。
利用特典を設定してSNSなどで告知する
定期的に大きな告知を行いたい場合は、利用特典やキャンペーンを設定し、SNSで告知するのも1つです。
オンライン接客を利用した方に限定のノベルティを配布したり、期間限定のコンサルティングサービスを実施したりして、普段サイトを利用しない層にも告知することで、新規顧客獲得に繋がる場合もあります。
不特定多数のユーザーに告知する際は、SNSの他プレスリリースの活用などもおすすめです。
告知に役立つ機能が充実!おすすめの接客ツール【LiveCall】
ここからは、各業界で高い導入率を誇る人気のオンライン接客ツール「LiveCall」の特徴や導入事例をご紹介。
告知に役立つ機能も紹介しているので、接客ツール選びでお悩みの企業様はぜひチェックしてみてください。
LiveCallの特徴・機能
LivecallはBtoC利用に特化したビデオ通話型のオンライン接客ツールです。
使いやすさで業界No.1に選ばれるなど高い評判を集めているオンライン接客ツールで、主に以下のような機能を搭載しています。
通話基本機能 | ビデオ通話・音声通話/テキストチャット/ファイル送信/通話自動振り分け/通話メモ保存/リアルタイムステータス/通話モード切替/通話メニュー など |
---|---|
通話オプション機能 | 録画・録音/優先着信/通話転送/三者間通話/画面共有/位置情報/通話前・通話後アンケート/遠隔操作/免責事項の表示 など |
予約機能 | 予約カレンダー/予約メニュー/事前アンケート/リマインドメール/ユーザー登録/カード決済 など |
管理機能 | モニタリング/通話履歴/CSVダウンロード/Googleアナリティクス連携 など |
中でもリマインドメールなどの機能はオンライン接客の告知にも活用できる便利な機能です。
予約の確認メールやリマインダーメールを自動で送信するため、告知漏れの心配がありません。
またメールに記載する注意事項や署名はサービスごとに設定が可能となっており、キャンペーンの告知などを任意に加えることで、次に繋がる可能性を増やせます。
Livecallの導入事例・メリット
実際にLiveCallを導入・運用している企業の事例をいくつかご紹介します。
導入による効果・メリットも掲載しているので、Livecallの導入をお考えの企業様はぜひ参考にしてみてください。
業界 | 導入事例 | 効果 |
---|---|---|
アパレル業界 | LiveCallを利用してファッション・コーディネートの提案を実施。ショップのスタイリストと1対1でビデオ通話を行い、セットアップでの商品紹介や自宅にある衣類・小物との組み合わせの提案などを行っています。 | 実店舗がないエリアの顧客獲得/ECサイトでの売上アップ |
ジュエリー業界 | 2020年10月からLiveCallを導入し、個別のカウンセリングや商品説明、ギフト商品の提案などにオンライン接客を活用。接客前に事前アンケートを用意し、お客様の要望・質問を把握したうえで接客を開始できるようにするといった工夫も行っています。 | 顧客満足度80%・購入率80%・客単価約5倍(店舗比) |
家電販売業界 | 家電製品の使い方や機能説明を遠隔で行う仕組みを導入。LiveCall搭載のタブレットを転倒に設置し、専門スタッフから直接説明を受けられるような環境を構築しました。 | 成約率の向上/人材不足の解消 |
まとめ
- オンライン接客を効果的に活用するには、導入目的に合わせたツール選びが重要
- 導入後の利用率を高めたい場合は、目を引くキャッチコピーを設定したり、具体的な相談内容・接客の様子を掲載したりして告知する方法が効果的
- オンライン接客ツールを導入するなら、告知に役立つ機能も搭載された人気ツール「LiveCall」がおすすめ
NECネッツエスアイでは、今回ご紹介したLiveCallの導入・運用に関する幅広いサポートを展開しています。
告知に関するアドバイスなども可能ですので、オンライン接客の導入をお考えの企業様はぜひ一度NECネッツエスアイまでご相談ください。
【関連記事】合わせて読みたい
利用者から「使いやすい!」と口コミで話題のオンライン接客ツールを紹介
オンライン接客は本当に「入店に対する顧客の心理的ハードルを下げる」のか