タスク・プロジェクト管理ツールWrikeとは?

全世界で導入されているプロジェクト管理ツールWrikeとは

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「プロジェクト管理をスムーズにしたい」「リモートワーク中の進捗を管理したい」などプロジェクト管理ツールの導入を検討している方も多くいらっしゃると思います。

そんな方に向けてぴったりなツールがWrike(ライク)。今回はこのWrikeをぜひご紹介したいと思います。

Wrike(ライク)とは全世界20,000社以上が導入されているプロジェクト管理ツールで、世界的な企業にも多く導入されています。

本稿では、このWrikeとはどのようなツールなのかについてご紹介します。

Wrike(ライク)とは?


Wrike(ライク)とは、米国Wrike.inc社が提供するクラウドソースの多機能のプロジェクト管理ツールです。

世界的に有名な大規模企業など世界で約20,000社以上に導入されています。

特徴は、プロジェクトやタスクを簡単に作成できたり、タスクの優先順位、進捗管理が簡単といったことや外部サービスとの連携が出来るといったことなどが挙げられます。

またクラウド環境でサービスを提供しているため、PCやモバイル環境を選ばずに使用できるというのも大きなメリット。

Wrikeの機能とは?


それでは、実際どのようなことが出来るのでしょうか。具体的にWrikeの機能をご紹介します。

タスク管理

プロジェクトマネジメントを行う上で重要なポイントの一つが、プロジェクトにおいてどのようなタスクがあるかを整理し、担当者やスケジュールなどを設定し進捗を管理することです。

Wrikeでは、タスクの説明、説明、期限などを設定することでタスクを作成できます。タスクを作成することでプロジェクトの進捗管理状況やメンバーごとの進捗状況を追跡することができます。

また、タスクを設定する際に、タスクの基本情報だけでなくファイルを添付することや各タスクにコメントをするなど様々な情報を追記出来るため、進捗管理だけでなく情報整理等にも活用可能です。

タスクは複数のフォルダで管理できるため、自分のタスクだけを整理してプロジェクトの進捗管理だけでなく、Todoリストの整理もできます。

その他タスク管理を行う上で特徴的なWrikeの使い方をご紹介します。

サブタスク設定

タスクはそれぞれ単独で実施すればいいわけではありません。あるタスクを実行するためには、詳細のタスクを実行することでタスクを完了します。

また、タスクが重なることでプロジェクトの完了にも繋がります。このようにタスクにはそれぞれ親子関係といわれる関係が存在します。

このような関係を整理出来るのがサブタスクの設定です。

タスクごとの関係性を設定したり、タスクの下にチェック項目としてサブタスクを設定することでタスクをより詳細に整理することができ非常に便利。

プロジェクトをまたいだタスク管理

ビジネスとしてプロジェクトが一つだけ進行していることはまれかと思います。そのため、プロジェクトをまたいで様々なタスクが依頼されたり、スタッフに依頼する事があるかと思います。

Wrikeではプロジェクトをまたいで、タスクをソート出来ます。そのため、自分のタスクの現状の把握や部下の作業状況などの把握が可能です。

タイムトラッキング

Wrikeのタイムトラッキングを活用することで、各タスクの作業時間のログを記録することができます。

その結果、各タスクにどれくらいの時間がかかったのかなどの管理ができるだけでなく、労働管理などにも活用することができます。

プロジェクトやタスクの可視化


タスク管理をする上で目の前のタスクだけでなく、全体の状況を把握することが重要です。

その時に有効なのがプロジェクトやタスクの可視化機能です。

Wrikeはボタン一つで、リスト形式、カンバン形式、ガントチャートなど様々な形式で可視化することができます。

リスト形式とは?

リスト形式とは、タスクの一覧がリスト化されている状態です。進行中・完了などのタスクのステータスや管理者、スケジュール、プロジェクトごとなど様々な方法でフィルタリングすることにより、タスクの状況やプロジェクトの進捗状況などを管理することができます。

カンバン形式とは?

カンバン形式とは、タスク一つ一つをカンバンに見立てて管理する形式です。新規、処理中、完了などのステータスをボードとして設定した上で、タスクをドラッグアンドドロップなどで管理できるものです。

ボードをスタッフ間内で共有することで各タスクがどのように進んでいるのかを視覚化することができます。

ガントチャートとは?

ガントチャートとは、棒を活用してプロジェクトのスケジュールを管理するための形式です。

ガントチャートの特徴は、期限などのスケジュール管理がしやすいことです。プロジェクト全体の進捗状況などを確認できるため、タスクの遅れの発見などに活用できます。

レポート・ダッシュボード化


プロジェクトマネジメントにおいて、プロジェクトの進捗管理だけでなく、スタッフの稼働状況を把握して新たな業務へのアサインやプロジェクトのPDCAを検討することが必要になります。

そのために有効なのが、レポート・ダッシュボード化です。Wrikeでは、必要な情報だけを抽出して、レポートやダッシュボードを簡単に作成することが出来ます。

例えば、各タスクの工数を入力することでスタッフそれぞれがどれだけの工数の作業をしているかや週ごとに今週完了したタスクはなんなのかなどを把握できます。

このようにレポートやダッシュボード化することで、PDCAに活用してスタッフのマネージメントに活用したり、レポートを週次報告書に活用することでレポート作成時間を抑えることができます。

外部サービスとの連携

Wrikeは、他社サービスと連携することでより、作業効率を挙げられます。具体的に連携できる事例をご紹介します。

  • OutlookやGmailなどのメールサービス
  • Dropbox、Boxなどのオンラインストレージと連携
  • SlackやMicrosoft Teamと連携
  • Adobe Creative Cloudとの連携

−OutlookやGmailなどのメールサービスと連携することで、メール経由でタスク作成を行ったり、メールでのやり取り関連のタスクの管理ができます。

−Dropbox、Boxなどのオンラインストレージと連携することで、大容量のファイルのやり取りや添付が可能になります。

−SlackやMicrosoft Teamと連携することで、チャットツール内のやり取りをタスクにすることや作業全体の効率化が行えます。

−Adobe Creative Cloudとの連携により、画像の作成へのプレビューやコメント、返信などや完了したファイルを直接Wrikeにアップロードすることも可能です。

Wrikeの価格とは?


Wrikeで利用可能な様々な機能をご紹介してまいりましたが、プランにより利用できる機能が異なります。

Wrikeには大きく4つのプランが用意されております。それぞれのプランの詳細についてご紹介します。

無料プラン(Free Plan)

無料プランは、最大5名まで最低限の機能が利用できるプランです。例えば、タスクは、リスト形式、カンバン形式、Excelのように表形式のテーブルから表示形式が選択可能です。

タスクはサブタスクの設定はできませんが、期日、担当、ファイル添付を設定することは可能です。

また、Google DriveやDropboxなど基本的な外部サービスとの連携が可能です。

プロフェッショナルプラン(Professional Plan)

プロフェッショナルプランは、1ユーザー月額1,500円で利用できるプランです。5−15のチーム向けです。

プロフェッショナルプランlの特徴は、無料プランの機能に加え、ガントチャート機能とサブタスク機能が使える点です。

そのため、大規模なプロジェクトでも対応可能です。使用できるユーザーは5人単位で追加になる点を注意しましょう。

ビジネスプラン(Business Plan)

ビジネスプランは、1ユーザー月額3,200円で、200人まで利用可能です。

ビジネスプランの機能に加え、レポート機能、タイムトラッキング機能、Salesforceとの連携やリクエストフォーム、カスタムワークフローなどが設定可能です。

代表的な機能を下記でご紹介します。

リクエストフォーム

リクエストフォームとは、タスク作成をリクエストするためのフォームであり、事前にタスクを作成するための登録テンプレートを作成出来る機能です。

例えば、返品依頼対応など内容が確定しているタスクを作成する際に便利です。

入力する内容をフォーマット化することにより抜けもれなくタスク作成することが可能です。

カスタムワークフロー

Wrikeでは、デフォルトでワークフローはActive(有効)、Completed(完了)、Deferred(延期中)、Cancelled(キャンセル)というステータスが設定しています。

しかし、例えば、エンジニアの場合は開発・デバッグ・テストなど業種によって違う表現をしたい場合もあるかと思います。

Businessプランでは、新しいステータスを自由に設定することができます。

大企業プラン(Enterprise Plan)

大企業プランは、大企業で利用するためのプランです。プランの値段は個別見積もりのため、お問合せが必要です。

ビジネスプランにパスワードポリシーの設定、管理者の設定などの高度なセキュリティ設定に食わせ、TableauやBI Exportなどの高度なサービスとの連携が可能です。

数百名規模の企業で部署をまたいだ利用などに適しています。

Wrike for Marketers・Wrike for Professional Service

より機能を特化するためのものとして、Wrike for MarketersやWrike for Professional Service が用意されています。

Wrike for Marketersは、Business Planに加えてマーケッターに特化した機能であるアドオンのWrike ProofやAdobe Creative Cloudとの連携が追加されます。

Wrike for Professional Serviceは、分析と自動化を実現するために、Business planに加えて、Wrike ResourceやAdobe Creative Cloudとの連携が追加されます。

どちらも費用はお問合せが必要です。

まずは無料プランからお試しください

いかがでしたでしょうか?Wrikeは、タスク管理を行うためのタスクの可視化やサブタスクの設定など基本的な機能からマーケティングやリソース管理などに特化した機能など様々な機能があります。

基本的な機能は無料から利用できるため、まずは小さなプロジェクトから活用してみてはいかがでしょうか。

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