高機能のプロジェクト管理ツールとして、国内外問わず多くの企業で選ばれている「Wrike」。
Wrikeはクラウド型のプロジェクト管理ツールですが、パソコンやスマホにインストールして使えるアプリ版もリリースされているのが特徴です。
ここでは、Wrikeのデスクトップアプリに着目し、概要と基本の使い方について解説しています。
デスクトップアプリで使えるおすすめ機能も紹介しているので、Wrike導入予定の方はぜひデスクトップアプリ版の操作もチェックしてみてくださいね。
【Wrike】デスクトップアプリの概要
WrikeのデスクトップアプリはWindowsとMacで利用することができます。
まずは、デスクトップアプリとブラウザの違い、またデスクトップアプリの詳しい動作環境を確認していきましょう。
デスクトップアプリとブラウザ版の違いは?
Wrikeに搭載されている機能に関して、デスクトップアプリ版とブラウザ版には違いがありません。
ブラウザで利用できる機能の全てをデスクトップアプリでも利用することができます。
更に、デスクトップアプリをインストールすることで、以下のような機能の設定が可能です。
- 未読の受信項目のカウント数をバッジ通知
- デスクトップ通知
- パソコン起動時に自動的にWrikeを起動
デスクトップアプリをインストールすれば、ブラウザを立ち上げることなくWrikeにアクセスできます。
またWrikeは統合機能も充実しており、Wrike内から統合済みのツールへアクセスすることも可能。
他のブラウザページやアプリで画面が煩雑化しないというのがデスクトップアプリの大きなメリットと言えるでしょう。
デスクトップアプリの動作環境
Wrikeのデスクトップアプリと互換性のあるOSは以下の通りです。
Windows | 7以降 |
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Mac | バージョン10.9以降 |
この他、スマホ・タブレットで利用できるモバイルアプリもリリースされており、こちらの対応バージョンは以下の通りです。
iPhone・iPad | iOS11以降 |
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Android | バージョン5以降 |
モバイルアプリはブラウザ・デスクトップアプリと比較して利用できる機能が少なくなっています。
モバイルアプリだけの利用ではなく、デスクトップアプリとモバイルアプリの双方をシーンによって使い分けるのがおすすめです。
デスクトップアプリのインストールと使い方
Wrikeのデスクトップアプリを利用するには、お使いのパソコンにアプリをインストールする必要があります。
続いて、Wrikeのデスクトップアプリをインストールする手順と、基本機能の操作について詳しく見ていきましょう。
アプリのインストール手順
Wrikeのデスクトップアプリをインストールする手順は以下の通りです。
- WEBブラウザからWrikeにログイン
- 画面右上のアカウント名をクリックし、「アプリと統合」を選択
- 「WindowsおよびMac向けWrike」をクリック
- 「ダウンロードする」をクリック
- ダウンロードしたファイルを実行し、インストール
インストールが完了したら、ブラウザ版で利用しているものと同じID・パスワードでログインを行いましょう。
ログイン後はブラウザ版と同じようにWrikeを操作することができます。
アプリの自動起動
パソコン起動時に、Wrikeのデスクトップアプリが自動起動するように設定する手順は以下の通りです。
- Wrikeのデスクトップアプリを起動
- 画面左上にある「…」をクリック
- 「file(ファイル)」から「preferences(設定)」をクリック
- 「Open the desktop app at system startup(システム起動時にデスクトップアプリを起動する)」にチェック
- 「Save changes(保存)」をクリック
アップデートがあった場合の更新方法
Wrikeのデスクトップアプリは、定期的に新しいバージョンがリリースされます。
アップデートが行われた際は、自動または手動で更新作業を行う必要があります。
自動でアップデートを行う場合
デスクトップアプリのアップデートを自動で行うようにするための設定方法は以下の通りです。
- Wrikeのデスクトップアプリを起動
- 画面左上にある「…」をクリック
- 「file(ファイル)」から「preferences(設定)」をクリック
- 「Check for updates automatically(自動でアップデートを確認)」
- 「Save changes(保存)」をクリック
なお、Macの場合は新しいアップデートが自動的にダウンロード・インストールされますが、Windowsはインストールのみ手動となります。
自動的に新しいバージョンがダウンロードされた後、インストールを促す通知が表示されます。
手動でアップデートを行う場合
デスクトップアプリのアップデートを手動で行う際の手順は以下の通りです。
- Wrikeのデスクトップアプリを起動
- 画面左上にある「…」をクリック
- 「file(ファイル)」から「Check for updates(アップデートをチェック)」をクリック
アップデートが利用できる場合はインストールを行いましょう。
Wrikeを有効活用するために覚えておきたい機能
Wrikeのデスクトップアプリでは、プロジェクト管理をスムーズに行うための便利な機能が豊富に搭載されています。
最後に、Wrikeで使えるおすすめ機能について、概要と活用シーンを紹介していきます。
ガントチャートによるタスク管理
ガントチャートとは、プロジェクト管理におけるスケジュール表・工程表のことです。
プロジェクトの流れを図式化することで、タスクの優先順位や進捗が可視化され、より効率的にプロジェクトを進められます。
以下のようなシーンでは、ガントチャートの利用が有効です。
- プロジェクトの期間が数ヶ月にわたる
- プロジェクトの期限が細かく決められている
- プロジェクトに携わるメンバーの数が多い
またWrikeで作成したガントチャートは外部ユーザーと共有することも可能。
ガントチャート機能はWrikeのProfessionalプランから利用できるので、Wrike導入の際はProfessionalプラン以上のライセンス契約を検討してみましょう。
カレンダー機能
Wrikeには、タスクやプロジェクトごとにレイヤー分けができるカレンダー機能が搭載されています。
フィルタリングを活用して任意のプロジェクトやタスクを表示させたり、手動で新しいタスクを追加したりすることも可能です。
カレンダーに追加できるレイヤーの数には制限がないため、必要に応じて好きなだけ作成できるのがメリット。
こちらもガントチャートと同様、作成したカレンダーを外部ユーザーと共有することができます。
なお、カレンダー機能が使えるのはWrikeのBusinessプラン以上となっています。
「ガントチャートだけでなくカレンダー機能も欲しい!」という場合は、Businessプラン以上の契約がおすすめです。
まとめ
- Wrikeのデスクトップアプリをインストールすると、バッジ通知や自動起動を設定できるようになる
- Wrikeは定期的にアップデートされるため、こまめに情報を確認して更新することが大切
- ガントチャートやカレンダーといった便利機能を使うには、Wrikeの有料ライセンスの契約が必要
Wrikeのデスクトップアプリは作業の効率化に役立つ便利なサービスです。
会社のプロジェクト管理ツールとしてWrikeを導入している方は、ぜひデスクトップアプリも活用してみてくださいね。