【Wrike】ユーザーライセンスの概要とタイプ別の権限を解説

Wrikeの3種類あるユーザーライセンスが持つ権限の違いとは

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Wrikeには3種類のユーザーライセンスがあり、それぞれ異なる権限を持っています。

ユーザーライセンスの振り分けを適切に行うことで、社内メンバーはもちろん、外部のメンバーもWrikeアカウントへ招待して作業できるのが特徴。

ここでは、Wrikeで設定できるユーザーライセンスの種類と、各ライセンスの権限一覧を紹介していきます。

Wrikeに用意されているライセンスの種類

Wrikeのユーザーライセンスには「正規ユーザー」「外部ユーザー」「コラボレーター」の3種類があります。

まずは、それぞれのライセンスの特徴について詳しく見ていきましょう。

正規ユーザー(管理者含む)

Wrikeの正規ユーザーは、更に以下の3種類に分類されます。

オーナー Wrikeアカウントのフル権限を持つユーザー
管理者 ユーザーライセンスの変更など、アカウント全体の設定権限を持つユーザー
正規ユーザー Wrikeの作業スペースにおけるフル権限を持つユーザー

正規ユーザーはWrikeの作業スペースで利用できる全ての機能を操作・設定することができます。

ただし、アカウント全体のユーザー管理やアカウントの支払い情報の編集といった操作を行う場合は管理者以上のライセンスが必要です。

外部ユーザー

外部ユーザーも、正規ユーザーと同様の権限を持っていますが、タスク・フォルダー・プロジェクトの共有やユーザーの招待などは行えません。

外部ユーザーが閲覧できるのは、一般的なタスク・フォルダー・プロジェクトを自身と共有している相手の連絡先情報だけとなります。

プロジェクトを進めるうえで、タスク作成などWrike内での操作を必要とする社外メンバーを招待するような場合に有効です。

コラボレーター

コラボレーターとは、ゲストユーザーの立ち位置でWrikeを利用できるユーザーライセンスです。

作業スペース内での権限にも制限があり、多くの機能において設定変更や新規作成を行うことが許可されません。

プロジェクト計画を共有する必要があるパートナー・クライアント・請負業者などをWrikeへ招待する際に活用されるライセンスです。

ライセンス別の権限とアクセスロールの設定方法

続いて、Wrikeの各ライセンスで利用できる権限の一覧を見ていきましょう。

またアクセスロールの作成やライセンスタイプの変更など、管理者向けの操作方法についても解説しています。

ライセンスごとの権限一覧

「正規ユーザー」「外部ユーザー」「コラボレーター」のそれぞれで利用できる主な権限は以下の通りです。

機能 正規ユーザー 外部ユーザー コラボレーター
新規メンバーの招待 × ×
スペースの作成・管理 × ×
タスク・フォルダー・プロジェクトの共有 × ×
タスク・フォルダー・プロジェクトの作成 ×
ダッシュボードの表示・作成 ×
カレンダーの作成 ×
受信トレイへのアクセス
タスクへのアクセス
添付ファイルの追加
コメント・メンション
タスクのステータス変更
レポートの表示
リクエストフォームの送信

なおEnterpriseプランの場合は、新規ユーザーの招待やスペースの作成といった権限を正規ユーザーに対して制限することも可能です。

【管理者向け】アクセスロールの作成

Businessプラン以上のアカウント管理者は、フォルダー・プロジェクトのアクセスロールを設定できます。

Wrikeで設定できるアクセスロールの種類は「フル」「エディタ」「制限付き」「読み取り専用」の4つです。

またEnterpriseプランでは、カスタマイズしたアクセスロールの作成も可能となっています。

アクセスロールの作成手順は以下の通りです。

  1. Wrikeを起動し、画面右上のプロフィール画像をクリック
  2. 「アカウント管理」をクリック
  3. 「アクセスロール」タブをクリック
  4. 「アクセスロールを作成」をクリック
  5. アクセスロールのタイトル・説明を入力
  6. 「ロールを作成」をクリック
  7. アクセスロールに含めたい権限をチェック
  8. 「変更を保存」をクリック

【管理者向け】ライセンスタイプの変更

アカウント管理者は、アカウントのユーザーに対してライセンスの変更を設定することができます。

ライセンスタイプの変更方法は以下の通り。

  1. Wrikeを起動し、画面右上のプロフィール画像をクリック
  2. 「設定」をクリック
  3. 「ユーザー」をクリック
  4. ライセンスタイプを変更したいユーザーを選択
  5. 「設定の編集」をクリック
  6. 「役割」のドロップダウンリストから適切なライセンスを選択
  7. 「変更を保存」をクリック

変更内容は直ちに有効となります。

なお、管理者のライセンスタイプを変更する場合は、Wrikeアカウントのパスワードが必要です。

まとめ

  • Wrikeには「正規ユーザー」「外部ユーザー」「コラボレーター」の3種類のユーザーライセンスがある
  • ライセンスタイプによって権限が異なり、招待するユーザーの立ち位置に応じて適切な振り分けが必要
  • アカウント管理者はライセンスタイプの変更やアクセスロールの設定といった操作も可能

Wrikeのユーザーライセンスを利用すれば、プロジェクトへの関わり方によって各ユーザーの権限を細かく設定することができます。

社外のメンバーを含む大規模なプロジェクトを進める際などにぜひ活用してみてください。

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