【Slido活用】オンラインイベントで匿名性を保つメリットとは?

匿名性の高い環境を構築できる「Slido」の特長と使い方

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NECネッツエスアイが提供する「Slido(スライド)」は、匿名性を保った状態で質疑応答や投票を行うことができるオンラインイベント向けのインタラクションツールです。

この記事では、質疑応答や投票を匿名で実施することのメリットと、Slidoの具体的な活用方法を解説します。

Slidoの基本操作もまとめているので、オンラインイベントの開催を予定している方はぜひ参考にしてみてください。

質疑応答やアンケートに匿名性を持たせるメリットとは

質疑応答やアンケートに匿名性を持たせるメリットとは

まずは、匿名性の高い環境で質疑応答や投票等を実施するメリットについて詳しく見ていきましょう。

率直な意見が出やすい

質疑応答や投票機能に匿名性を持たせることで、参加者の本音を聞き出しやすいというメリットがあります。

挙手制での投票や記名式アンケートの場合、周囲に合わせて多数派を選択したり、相手からの評価を気にしてネガティブなコメントを避けたりする方が一定数いるため、どうしても回答の正確性が落ちてしまいます。

匿名性の高いアンケートであれば、商品やサービスに対する率直な意見が集まりやすくなるため、潜在的なニーズを探りたい場合等におすすめの手法と言えるでしょう。

より多くの意見が集まる

匿名性の高い環境を構築することで、より多くの質問や意見を収集できる点もメリットの1つです。

例えば記名式アンケートの場合、個人情報を教えたくない・意見に対する返信を受け取りたくない等の理由から回答を拒否する方も少なくありません。

こうした心理的なハードルを下げるには、アンケートに匿名性を持たせ、個別の返信や回答は行わないということを参加者に伝えることが大切です。

個人情報の保護

匿名のアンケートには個人を特定する情報が含まれないため、記名式のアンケートと比較して取り扱いや管理のハードルが低いというメリットも挙げられます。

ただし匿名性の高いアンケートであっても、参加者の中には「回答ログ等から個人を特定されるのでは?」と考える方がいるかもしれません。

近年は一般の方においても個人情報の保護に関する意識が高まっているため、回答の仕組みや情報管理については事前に説明を行い、参加者からの信頼性を高めたうえで実施することが大切です。

オンラインイベントでの匿名性を保つなら【Slido】がおすすめ

Slido

続いて、質疑応答や投票を匿名で行うことができる注目のツール「Slido」の特長と機能を紹介していきます。

Slidoの概要と活用シーン

Slidoはイベント主催者と参加者間のコミュニケーションを円滑化するためのプラットフォームで、匿名性を維持した状態での質疑応答・投票・アンケートが可能です。

また参加者側でアプリをインストールしたり、アカウントを登録したりする必要がなく、共有リンクからのアクセスのみで匿名性を保ったまま簡単に回答してもらえる利便性の高さも特長です。

Slidoの主な活用シーンとして、以下のようなケースが挙げられます。

活用事例
小規模のミーティング ワードクラウドなどでチームミーティングの雰囲気を和らげ、お互いに打ち解けるきっかけを作る
パネルディスカッション ライブ投票を用いて参加者の意見を収集し、パネリストがリアルタイムでコメントを行う
授業・セミナー 選択制のアンケート・クイズ・Q&Aなどで受講者の理解を深める
事前・事後アンケート 参加者の情報やイベントの評価を収集し、データ分析に活用する

Slidoの主要機能

Slidoに搭載されている主な機能は以下の通りです。

質疑応答機能(Q&A)

質疑応答機能では、イベント参加者からの質問をテキスト形式で受け付けることができます。

匿名投稿 アプリレスでブラウザから簡単に質問を投稿できます。また名前の登録は任意のため、匿名性を保つことも可能です。
Like機能 他の参加者の匿名投稿に対して「Like」をつけられる機能です。主催者は関心の高いテーマを素早く把握するという使い方ができます。
モデレーション機能 イベントのテーマに関係のない質問や不適切な質問を非表示にするという使い方ができます。

Live Polls(ライブ投票)

Live Pollsは、イベント開催中にその場でアンケートやクイズ等の投票テーマを作成できる機能です。

選択式の投票機能 参加者の意見を素早く収集するのに役立ちます。
ワードクラウド機能 意見をワードクラウド化することでキーワードの抽出が可能です。
クイズ機能 上位5名をランキング表示できます。イベントのエンターテインメント性を向上するという使い方が可能です。
評価投票機能 最大10段階の星の数でイベントの満足度等を可視化できます。
フリーフォーマット機能 アンケートにおける自由記述等におすすめです。
ランキング機能 重要度順にランク付けする等、意見を順列させることができます。

Slidoの基本的な使い方をチェック

Slidoの基本的な使い方をチェック

ここからはSlidoの基本操作として、アカウント登録とイベント作成方法、また参加者側の利用手順をチェックしていきましょう。

アカウント登録

主催者としてSlidoを利用する場合は、以下の手順でSlidoへのアカウント登録を行う必要があります。

  1. 公式サイト(https://www.slido.com/jp)へアクセス
  2. 画面の右上にある「サインアップ」をクリック
  3. メールアドレスやパスワード等の必要事項を入力
  4. 「Create account」をクリック

なおSlidoでは、WebexまたはGoogleアカウントの紐付けによるアカウント登録も可能です。

イベントの作成

  1. 公式サイト(https://www.slido.com/jp)からサインイン
  2. 画面右上にある名前アイコンをクリック
  3. 「+Schedule event」をクリック
  4. ライブ投票の利用期間とタイトルを入力
  5. 「Create Slido」をクリック
  6. イベント専用の管理ページに遷移するので、追加したいライブ投票の種類を選択
  7. 必要事項(質問内容・選択肢等)を入力して「Save」をクリック

ライブ投票を作成すると、回答ページにアクセスするためのQRコードおよびコード番号が発行されます。

このQRコードまたはコード番号を参加者に共有することで、質問や投票を実施できるようになります。

参加方法

イベントの参加者はSlidoのアカウント登録を行う必要がなく、匿名状態での利用が可能です。

QRコードおよびコード番号による参加手順はそれぞれ以下の通りです。

QRコードからアンケートに回答する使い方

  1. カメラ機能等でQRコードを読み取る
  2. 質問または回答を入力
  3. 「送信」をクリック(デフォルトでは匿名・匿名部分をクリックすることで任意の名前を入力可能)

リンクからアンケートに回答する使い方

  1. 公式サイト(https://www.slido.com/jp)へアクセス
  2. 「アクセスコードを入力」欄にコード番号を入力
  3. 「→」をクリック
  4. 質問または回答を入力
  5. 送信をクリック(デフォルトでは匿名・匿名部分をクリックすることで任意の名前を入力可能)

記事まとめ

記事まとめ
  • 質疑応答や投票に匿名性を持たせることで参加者の心理的ハードルを下げ、率直な意見を効率的に収集できるようになる
  • 近年は個人情報保護への意識が高まっていることから、プライバシーを守るという意味でも匿名でのイベント実施が需要を増している
  • 匿名性の高い環境を構築するなら、参加者側のアカウント登録等を必要としない「Slido」の活用がおすすめ

Slidoは質疑応答や投票を匿名で行えるだけでなく、質問や投票結果の一覧をデータ化したり、レポートとして出力したりすることもできる利便性の高いツールです。(※有料プランのみ)

NECネッツエスアイではSlidoの導入支援をはじめ、オンラインイベントの運用に関する幅広いサポートを提供しているので、イベント開催でお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。

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