ウェビナー等のオンラインイベントを実施する際は、配信内容や規模に合わせたツールの活用がおすすめです。
この記事では、ツールを利用したイベント開催のメリットと、ツール選びのポイントを解説していきます。
NECネッツエスアイのおすすめサービス・ツールも紹介しているので、オンラインイベントの開催を予定している方はぜひ参考にしてみてください。
ツールを活用したオンラインイベントのメリット
まずは、オンラインイベントを実施する際に配信ツール等を用いるメリットについて詳しく見ていきましょう。
イベントの配信スケジュールを管理できる
配信ツールを利用するメリットとして、イベントのスケジュールを効率的に管理できる点が挙げられます。
例えば、配信ツールの中でも知名度の高い「Zoomウェビナー」の場合、オンラインイベントのスケジュール登録やブランディング設定、リマインド通知等をツール内で完結することができます。</p>
スケジュール登録はカレンダーアプリ、リマインドメールはメールアプリというように複数のツールを利用する必要がなくなるため、イベント運営のスマート化に役立つでしょう。
参加者との双方向的なコミュニケーションが可能
オンラインイベントでは参加者の表情やリアクションが見えないため、コンテンツごとの関心の高さや理解度を測ることが難しいという課題があります。
こうした課題を解決するには、配信ツールに含まれる以下のような機能の活用が効果的です。
- 質疑応答機能:テキスト形式で質問を受け付けることができる
- 投票機能:主催者が設定したテーマ・選択肢を表示して投票を受け付けることができる
- アンケート機能:テキスト形式で参加者の意見・感想を収集できる
双方向的なコミュニケーションは参加者の集中力低下や途中離脱を防ぐ効果も期待できるため、オンラインイベントの際は積極的に活用していくことが推奨されます。
視聴率や回答率等のデータを収集できる
配信ツールの中には、オンラインイベントの参加者情報を収集・分析できる機能が搭載されたものもあります。
例えば「Zoomウェビナー」の場合、オンラインイベントの申込者数・当日の参加者数・Q&Aや投票の回答率・投稿内容や投票結果の一覧等をレポートとして出力することが可能です。
これらのデータをもとに、オンラインイベントの改善点や集客活動の見直しを行っていくことで、より効率的で魅力的なイベント開催の実現に繋げていけるでしょう。
ツールを導入する際の選び方のポイント
続いて、オンラインイベント向けのツールを導入する際の選び方のポイントを解説していきます。
オンラインイベントの開催目的・ゴールに合わせる
配信ツールを導入する際は、事前にオンラインイベントの開催目的やゴールを明確にしておくことが大切です。
例えば、新商品やサービスの発表会等を行う場合はCVに繋がるような開催方法を考える必要がありますし、社内の研修等に用いる場合は繰り返し使える汎用性が求められます。
オンラインイベントの開催目的によって適したツールが異なるため、後から「必要な機能がない」「希望する配信方法を利用できない」といったトラブルにならないよう、始めにしっかりと方向性を定めておきましょう。
必要な機能が揃っているかどうか
オンラインイベントの目的やゴールを設定できたら、実施に必要な機能を備えた配信ツールを調査します。
このとき、単に必要な機能が備わっているかどうかだけでなく、開催規模の上限や操作性、サポート体制等のスペックを総合的に比較して判断することが大切です。
また初期費用やツール導入後のランニングコストについても比較し、なるべく費用対効果の高いツールを選ぶというのもポイントの1つです。
参加者側の操作性が優れているかどうか
オンラインイベントの参加率や開催後の満足度は、参加者側におけるツールの操作性によっても左右されます。
例えば、参加者側で事前にアカウント登録が必要なツールと、アカウント登録不要で利用できるツールとでは、後者の方が参加のハードルが低くなると言えるでしょう。
一方、オンラインイベントの参加対象者が決まっている場合は、あえてログインが必要なツールを選択することで出席確認が容易になったり、部外者の参加を防いだりできるというメリットがあります。
オンラインイベントならNECネッツエスアイにお任せ!
ここからは、オンラインイベントの開催に役立つNECネッツエスアイのおすすめツールを紹介していきます。
Zoomウェビナー
オンラインイベントの配信ツールには様々な種類がありますが、中でも高いシェア率を誇るツールが「Zoomウェビナー」です。
Zoomウェビナーは、同じくZoom社から提供されているオンライン会議ツール「Zoomミーティング」のアドオン契約によって利用できるサービスで、主に以下のような特長・機能があります。
- 最大100~10,000人まで参加可能
- 記録されたデータによるオンデマンド視聴
- 参加者の分析・レポートの取得
- Facebook・YouTubeのプラットフォームからのライブ配信
- パネリストと視聴者の切り替え
- 「手を挙げる」アクションとチャット形式での質疑応答
- ウェビナーの収益化オプション 等
またZoomは一般にも広く知られているツールのため、オンラインイベントへの参加を検討するうえで不安や抵抗感を払拭しやすいといったメリットもあります。
Slido
オンラインイベントに視聴者参加型コンテンツを盛り込みたい場合は、質疑応答や投票、アンケート機能等を搭載したインタラクションツール「Slido」の活用がおすすめです。
「Slido」はイベント主催者と参加者間のコミュニケーションを円滑化するためのツールで、主に以下のような機能を搭載しています。
質疑応答機能(Q&A)
匿名投稿 | アプリレスでブラウザから簡単に質問を投稿できます。また名前の登録は任意のため、匿名での使い方も可能です。 |
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Like機能 | 他の参加者の投稿に対して「Like」をつけられる機能です。主催者は関心の高いテーマを素早く把握するという使い方ができます。 |
モデレーション機能 | イベントのテーマに関係のない質問や不適切な質問を非表示にするという使い方ができます。 |
Live Polls(ライブ投票)
選択式の投票機能 | 参加者の意見を素早く収集するのに役立ちます。 |
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ワードクラウド機能 | 意見をワードクラウド化することでキーワードの抽出が可能です。 |
クイズ機能 | 上位5名をランキング表示できます。イベントのエンターテインメント性を向上するという使い方が可能です。 |
評価投票機能 | 最大10段階の星の数でイベントの満足度等を可視化できます。 |
フリーフォーマット機能 | アンケートにおける自由記述等におすすめです。 |
ランキング機能 | 重要度順にランク付けする等、意見に順列させることができます。 |
画面共有機能を活用すれば、Zoomウェビナー上でSlidoを実施することも可能です。
NECネッツエスアイではZoomウェビナーおよびSlidoの導入・運用サポートを実施しているので、オンラインイベント用のツール選びでお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。
まとめ
- 配信ツールを導入することで、スケジュール管理や情報収集の効率化を図ることができる
- ツール導入を検討する際は、機能やスペックだけでなく、参加者側の操作性等も踏まえた比較が大切
- 視聴者参加型のイベントを開催する際は、配信ツールと合わせて「Slido」等のインタラクションツールを活用するのがおすすめ
NECネッツエスアイでは、ウェビナー等の配信に利用できるスタジオの貸し出しや当日の進行サポート等、オンラインイベントの運営に関する幅広い支援を実施しています。
オンラインイベントの開催をお考えの企業様や、成果が出ないとお悩みの企業様は、ぜひ一度NECネッツエスアイまでお問い合わせください。