【主催者向け】Zoomウェビナーの操作方法とおすすめ補助ツールを紹介

Zoomウェビナーの基本機能と操作の流れをチェック

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Webセミナーやオンラインイベント等に用いられる代表的な配信ツールの1つとして、Zoomウェビナーが挙げられます。

この記事では、Zoomウェビナーを利用したイベント開催のやり方と、主要機能の操作方法を解説していきます。

Zoomウェビナーと合わせて活用したいおすすめツール「Slido」の概要と操作方法もまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

Zoomウェビナーの開催方法と招待・参加の操作

Zoomウェビナーの開催方法と招待・参加の操作

まずは、Zoomウェビナーの基本的な操作方法と招待・参加の流れを解説していきます。

なおZoomウェビナーの機能を操作するには、Zoomミーティングの有料アドオンの契約が必要です。

無料プランでは操作できないため、ウェビナー開催が必要な場合は先にライセンス契約をご検討ください。

ウェビナーのスケジュール登録

Zoomウェビナーを実施する際は、はじめにスケジュール設定の画面でウェビナーの登録操作を行う必要があります。

参加者の事前登録を必要とするかどうかによって操作方法が異なるので、それぞれ確認しておきましょう。

登録付きウェビナーの設定方法

参加者の登録を必要とする場合の、スケジュール機能の操作方法は以下の通りです。

  1. ZoomのWebサイト(https://zoom.us/)にアクセスしてサインイン
  2. ナビゲーションメニューから「ウェビナー」をクリック
  3. 「ウェビナーのスケジュール」をクリック
  4. トピック・説明・期間・定期ウェビナーなどの各項目を設定
  5. 「登録」オプションをチェックし、いずれか(全て/複数/個別)を設定
  6. 「スケジュール」をクリック

登録有りのウェビナーをスケジュールした場合、質問内容のカスタマイズや出身地の追跡等が可能になります。

登録なしウェビナーの設定方法

参加者の登録を必要としない場合の、スケジュール機能の操作方法は以下の通りです。

  1. ZoomのWebサイト(https://zoom.us/)にアクセスしてサインイン
  2. ナビゲーションメニューから「ウェビナー」をクリック
  3. 「ウェビナーのスケジュール」をクリック
  4. トピック・説明・期間・定期ウェビナーなどの各項目を設定
  5. 「登録」オプションのチェックを外す(はじめからチェックがついていない場合はそのまま次へ)
  6. 「スケジュール」をクリック

登録無しのウェビナーをスケジュールした場合、Zoomアカウントを持たないユーザーもウェビナーに参加できます。(名前・メールアドレスのみ入力が必要)

ウェビナーへの招待と参加

参加者としてZoomウェビナーを操作する場合は、デスクトップクライアントをインストールした状態で、受け取った招待用URLをクリックする方法がスムーズです。

またデスクトップクライアントを起動し、「参加」ボタンをクリックしてから通知されたウェビナーIDを入力するという方法でも操作可能です。

参加者側で必要な準備や操作方法については、案内メール等で事前に説明しておくと良いでしょう。

Zoomウェビナーで利用できる基本機能と操作方法

Zoomウェビナーで利用できる基本機能と操作方法

続いて、Zoomウェビナーで利用できる主な機能の一覧とそれぞれの操作方法を詳しく見ていきましょう。

参加者のロール設定

Zoomウェビナーでは、一部の参加者を共同ホストまたはパネリストに指定することができます。

共同ホストに追加する場合

  1. 画面下部のメニューにある「参加者」をクリック
  2. 共同ホストに設定したい参加者の名前にカーソルを合わせる
  3. 「…(詳細)」をクリック
  4. 「共同ホストを作成」をクリック
  5. またパネリストとしてビデオが表示されているユーザーを共同ホストにしたい場合は以下の操作でも設定できます。
  6. 共同ホストに設定したいパネリストのビデオにカーソルを合わせる
  7. 「…(詳細)」をクリック
  8. 「共同ホストを作成」をクリック

パネリストに指名する場合

Zoomを起動し、ホストとしてウェビナーを開催

メニュー画面下部にある「参加者」をクリック

「出席者」タブをクリック

パネリストに昇格させたい参加者の名前にカーソルを合わせる

「詳細」をクリック

「パネリストに昇格」をクリック

ブランディング機能

ブランディング設定は、Zoomウェビナーのスケジュール後にブラウザから操作することができます。

ブランディング設定のページではロゴやバナー等を追加できるので、他のウェビナーとの差別化を図りたい場合におすすめの機能です。

ブランディング機能の操作方法は以下の通りです。(個別のウェビナーに設定する場合)

  1. ZoomのWebサイト(https://zoom.us/)にアクセスしてサインイン
  2. ナビゲーションメニューから「ウェビナー」をクリック
  3. ブランディング設定を行いたいウェビナーのトピック(タイトル)をクリック
  4. 「ブランディング」タブをクリック
  5. 各項目のブランディング設定をカスタマイズ(追加設定できる項目の一覧は下表参照)
タイトル ウェビナータイトルを入力。初期設定のタイトルは「ウェビナー事前登録」です。
バナー 画面上部に表示させる画像を設定できます。(対応ファイル:GIF・JPG/JPEG・24-bit PNG)
ロゴ 画面中央右側に表示させるロゴ画像を設定できます。(対応ファイル:GIF・JPG/JPEG・24-bit PNG)
講演者情報 講演者のプロフィールを入力。最大10名分まで登録可能です。
テーマ 事前登録ページのカラー設定を変更できます。

投票機能

Zoomウェビナーでは、配信中に投票を行うことができます。

投票に使用するトピック設定の操作方法は以下の通りです。

  1. ZoomのWebサイト(https://zoom.us/)にアクセスしてサインイン
  2. ナビゲーションメニューから「ウェビナー」をクリック
  3. 投票機能の設定を行いたいウェビナーのトピック(タイトル)をクリック
  4. 「投票」タブをクリック
  5. 「+作成」をクリック
  6. 投票のタイトルと質問文・選択肢を設定
  7. 匿名回答の許可の有無を設定
  8. 「保存」をクリック

また設定したトピックを使用して実際に投票を開始する場合の操作手順は以下の通りです。

  1. Zoomアプリを起動してウェビナー開始
  2. 画面下部のメニューにある「投票」をクリック
  3. 実施したい投票を選択して「開始」をクリック
  4. 投票が終了したら「投票を終了」をクリック

質疑応答機能

Zoomウェビナーには、参加者とのコミュニケーション機能として質疑応答機能が搭載されています。

質疑応答機能を有効化するための操作方法は以下の通りです。(個別のウェビナーに設定を行う場合)

  1. ZoomのWebサイト(https://zoom.us/)にアクセスしてサインイン
  2. ナビゲーションメニューから「ウェビナー」をクリック
  3. Q&A機能の設定を行いたいウェビナーのトピック(タイトル)をクリック
  4. ウェビナーの項目一覧から「質疑応答」をチェックして有効化
  5. 「保存」をクリック

また「質疑応答」タブにて、以下の操作に対する許可の有無を設定することができます。

匿名での質問を許可する 参加者がホスト・共同ホスト・パネリストに対して匿名で質問を送信できる
出席者に閲覧を許可する 出席者に対して回答済みの質問を表示するか、もしくはすべての質問を表示するかを選択

質疑応答やアンケートにおすすめ!注目の補助ツール【Slido】

Slido

Slidoは質疑応答や投票機能に特化したツールで、主に主催者・参加者間のコミュニケーション促進に活用されます。

Zoomウェビナーにも質疑応答や投票機能が搭載されていますが、Slidoのような特化型のツールを組み合わせることで、より多彩な方法でのコミュニケーションが可能となるでしょう。

ここからは、Slidoの特長とZoomウェビナーとの併用方法について解説していきます。

Slidoの特長

ウェビナー配信で役立つSlidoの機能一覧とそれぞれの特長・使い分けのポイントは以下の通りです。

ウェビナー開始前に活用できる機能

Ideas機能 主催者が設定したトピックに対する参加者からの意見を集められます。事前アンケートとして案内メール等でリンクを共有し、参加者からの質問を募集するといった使い方が可能です。

ウェビナー中に活用できる機能

Multiple choice機能 リアルタイムに選択式の投票を行うことができます。投票結果はパーセンテージで表示されるため、データの可視化に役立ちます。
Word cloud機能 参加者の投稿をワードクラウド化(登場頻度の多い単語を大きく表示する仕組み)する機能です。長文ではなく、単語レベルの回答を募集する際に効果的です。

ウェビナー後に活用できる機能

Open text機能 フリーフォーマット形式となっており、アンケートでの自由記述欄として適しています。
Rating機能 評価を投票する機能です。最大10段階の星の数でイベントの満足度等を可視化できます。

これらの機能を組み合わせながらウェビナーを進行することで、参加者とのコミュニケーションをより活発化させることができるでしょう。

ウェビナー中にSlidoを操作するには

Zoomウェビナーの配信中にSlidoを用いる場合の操作方法は以下の通りです。

  1. 公式サイト(https://www.slido.com/jp)からサインイン
  2. 画面右上にある名前アイコンをクリック
  3. 「+Schedule event」をクリック
  4. ライブ投票の利用期間とタイトルを入力
  5. 「Create Slido」をクリック
  6. イベント専用の管理ページに遷移するので、追加したいアンケート機能の種類を選択
  7. 必要事項(質問内容・選択肢等)を入力して「Save」をクリック

Slido側の準備が整ったら、Zoomウェビナーの画面共有機能を利用して以下の操作でSlidoのページを共有します。

  1. Zoomに表示したいライブ投票の「再生(▶)」をクリック(Slido)
  2. 画面右上にある「Present」をクリック(Slido)
  3. 画面下部のツールバーにある「画面共有」をクリック(Zoom)
  4. 一覧から「画面」またはSlidoを起動しているブラウザを選択(Zoom)
  5. 「共有」ボタンをクリック(Zoom)

記事まとめ

記事まとめ
  • Zoomの有料ライセンスを契約することで、ウェビナーアドオンの追加契約が可能になる
  • Zoomウェビナーでは、一般的なビデオ通話に加え、質疑応答や投票等の機能を操作できる
  • ウェビナーのコンテンツをより充実させるなら、インタラクションツール「Slido」の併用がおすすめ

Zoomウェビナーは、簡単な操作で高品質のウェビナー配信を実現できる優れたツールです。

Slido等の補助ツールを組み合わせることでより満足度の高いウェビナーを実施できるので、ぜひ活用してみてください。

※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

symphonict

SymphonictとはNECネッツエスアイが提供する、「共創でお客様のビジネスに新たな価値を提供する」をコンセプトに先端技術やサービスを繋ぎ・束ねることでIT・デジタル変革技術やツール・システムを皆様にお届けするデジタルトランスフォーメーション(DX)サービス。→Symphonictに関してはこちら

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