WebミーティングアプリのZoomを使用していると、相手から「声が小さい」と言われて困ることがあるでしょう。
もしくは、参加者の声が小さい状態で、円滑なコミュニケーションができずに頭を抱えている人もいるかもしれません。
そこで今回は、Zoomの「声が小さい」問題を解決する方法を具体的に紹介します。声が小さいどころかまったく音声が聞こえないときの対処方法も併せてチェックしましょう。
この記事は、次のような人におすすめの内容です。
- Zoom会議で相手に「声が小さい」と言われた人
- Zoomミーティングの参加者の声が小さいと感じた人
- Zoomの設定を変更しても声が小さい状態が解消されない人
Zoom会議で「声が小さい」と言われたときの対処方法
声が小さいと指摘された場合に有効な対処方法を3つ紹介します。いずれかの方法を実践した状態でもう一度Zoom会議に参加してみましょう。
マイク音声がオフになっていないか確認する
Zoomのマイクがミュートになっていると、ミーティングの参加者に自分の声が届きません。
音声がoffかどうか確認する方法は簡単で、Zoomの画面下部に表示されるマイクのマークをチェックします。マイクのマークの上に赤い斜線が入っている場合は、ミュート状態になっています。
マイクのマークをクリックすると赤い斜線が消え、ミュートが解除される仕組みです。
Zoomの設定で音量調整する
Zoom上の設定音量が小さく、ミーティングの相手に「声が小さい」と言われるケースもあります。
この場合は、Zoomのオーディオ設定を変更して音量調整すると解決可能です。
具体的な方法としては、まず、Zoomの画面下部に表示されたマイクの横の「^」をクリックします。すると、オーディオに関するメニューが開くので、「オーディオ設定」を選択しましょう。
続いて、マイクの「音量」のスライダーを調整します。あまりにマイクのボリュームが大きいと、音割れしてミーティングの参加者の声が聞き取りづらくなるのでうまくコントロールしましょう。
マイクやヘッドセットを準備する
パソコン(PC)やスマホ、タブレットに内蔵されているマイクだと、スペックが不十分に感じることがあります。
こればかりはどうしようもないので、これまでに紹介した方法を試しても声が小さい状態が改善されない場合は、マイクやヘッドセットを使用するのがおすすめです。
「Zoom会議のためにあまりお金を使いたくない」という場合は、マイク付きのイヤホンをデバイスに連携させるだけでも使用環境が改善されるので試してみてください。
Zoomミーティングの相手の声が小さいときの対処方法
Zoom会議の参加者の声が小さい状態で聞き取れないと、ミーティングがスムーズに進みません。
この章では、相手の声が小さい場合によくある原因と対処方法を紹介します。
使用デバイスの音量調整をする
パソコン(PC)やタブレット、スマホなどの使用デバイス自体の音量が小さくて、Zoom会議の音声が聞き取れないケースです。
この場合は、デバイス自体の音量調整が必要です。通常の音量調整でうまくいかない場合は、デフォルトの設定も確認することをおすすめします。
Zoomの設定で音量調整する
Zoom上のスピーカーの音量が小さく設定されていると、ミーティングの参加者の声が聞き取りづらくなります。
この場合の解決方法は、以下の通りです。
- Zoom画面下部に表示されたマイクマークの横の「^」をクリックする
- 「オーディオ設定」をクリックする
- スピーカーの出力音量を調整する
- ヘッドフォンやヘッドセットを利用する
コンピューターやスマホなどに内蔵されたスピーカーのスペックには限界があります。
これまでに紹介した方法を試してもZoom会議の相手の声が小さいと感じるときは、ヘッドフォンやヘッドセットを購入しましょう。
イヤホンを接続するだけでも声が小さいと感じなくなることもあるので、試してみることをおすすめします。
Zoom会議の相手に声がまったく届かない・聞こえないときは?
声が小さいどころか、Zoom会議の相手とまったく会話できずに困っている人もいるでしょう。
この章では、Zoom会議の相手にまったく音声が届かない・聞こえないときのよくある原因を3つ紹介します。原因ごとに適切な対処方法を説明するので、該当するものかないかチェックしてみましょう。
原因①デバイスに接続したイヤホンマイクやヘッドセットの調子が悪い
デバイスにイヤホンやヘッドセットなどを接続して使用している場合、接続状態が悪かったり、ケーブルがうまく差し込まれていないと、うまく音が聞こえない、届かない場合があります。
まずは一度デバイスからケーブルを抜き、改めて接続し直してみましょう。
無線(Bluetooth)接続の場合、接続タイミングや会議入室のタイミングによってはアプリにイヤホンなどが認識されないことがあります。
この場合は一度Zoom会議から退出した上で、Bluetoothの接続をやり直してから再度会議に参加してみてください。
原因②使用デバイスの調子が悪い
使っているパソコン(PC)やタブレット、スマホの調子が悪いことが原因になっていることもあります。
この場合はさまざまな原因が考えられますが、再起動・シャットダウンしても状況が変わらなければ他のデバイスの使用を考えましょう。
パソコン(PC)でZoomを介したコミュニケーションができない場合は、手持ちのスマホやタブレットにアプリをダウンロード・インストールして会議に参加してみてください。
原因③マイク・スピーカーのアクセスを許可していない
使用するデバイスがZoomでマイク・スピーカーのアクセスを拒否していると、声が小さいどころか音声によるコミュニケーションがまったくできません。
アクセスを許可していないと、Zoomの画面下部に「オーディオに参加」というマークが表示されます。ホストと参加者がお互いにこのマークをクリックすることで、声が聞こえる・伝わるようになるので試してみましょう。
権限付与がうまくできない場合は、デバイス本体の設定から変更します。使用するデバイスによって具体的な操作方法は異なりますが、プライバシー設定などからZoomのマイク・スピーカーのアクセス権を許可しましょう。
「声が小さい」と言われる前にテストしておくと安心!やり方を解説
Zoomミーティングが開始してから参加者に「声が小さい」と言われると、調整のために時間を取られてしまいます。会議時間が少なくなると大切な話をする時間が少なくなってしまうので、事前にテストしておくのがおすすめです。
スピーカーテストのやり方
まずは、スピーカーテストで音量を確認する方法をチェックしましょう。
- Zoomにサインインする
- 「設定」を開く
- 「オーディオ」をクリックする
- 「スピーカーのテスト」をクリックする
- 出力音量を調整する
マイクテストのやり方
続いて、自分の音声が相手にどれくらいの大きさで聞こえているかをテストします。
- Zoomにサインインする
- 「設定」を開く
- 「オーディオ」をクリックする
- 「マイクのテスト」をクリックする
- 入力音量を調整する
まとめ
WebミーティングアプリZoomで声が小さい場合の対処方法について紹介しました。解説した内容の大切なポイントをまとめると次の通りです。
- まずは、自分のデバイスの設定を確認・調整する
- 続いてZoom上の設定を確認・調整する
- 必要に応じてヘッドセットやヘッドフォンを用意する
- 声がまったく聞こえないときはデバイスを変えたり、接続を確認したりするのが有効
- 会議前にテストを実施しておくと安心
Zoomアプリを使用すれば、離れた場所にいる相手ともいつでもインターネットを介してコミュニケーションが取れます。「声が小さい」と言われた場合は、今回紹介した手順を参考に適切な対応を取ってください。