楽器販売や商品選びのコンサルティングなどを行う店舗の中で、新型コロナ感染拡大による売り上げ低迷の打開策として「オンライン接客」によるサービスを導入するケースが増えています。
この記事では、楽器販売・コンサルにおけるオンライン接客の必要性と、サービス導入で期待できるメリットについて解説。
楽器販売と相性の良い、おすすめのオンライン接客ツールも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
オンライン接客は楽器販売にも効果的
まずは、オンライン接客の仕組みと必要性、また楽器販売・コンサル企業における導入メリットについて詳しく見ていきましょう。
オンライン接客の概要と必要性
オンライン接客とは、ITツールやデジタル技術を活用し、オンライン上で接客サービスを提供する仕組みです。
具体的には、チャット・メールを使ったテキストでのやり取りや、ポップアップによる宣伝、ビデオ通話での疑似対面サービスなどがオンライン接客として挙げられます。
楽器のように比較的高価な商品の場合、ECサイトの写真や文章だけでは購入に踏み切れないこともあるでしょう。
このとき、オンライン接客の仕組みが導入されていれば、映像として実物を確認したり、メーカーごとの特徴や違いを直接スタッフに相談したりすることができます。
新型コロナウイルスの感染拡大によって店舗へ足を運びにくい状況が続く中、オンライン上で店舗同様のサービスを受けられるのは顧客にとって大きなメリットです。
今後も業務のオンライン化に向けた動きは加速していくことが予想されるため、競合他社と差を付けるのであれば、早期にサービス導入を検討する必要があると言えるでしょう。
楽器販売・コンサルにおけるオンライン接客のメリット
ここでは、様々なオンライン接客ツールの中でも特に楽器販売・コンサル企業での導入率が高い「オンライン商談ツール」に焦点を当て、導入メリットをいくつかご紹介します。
成約率・顧客単価アップ
楽器販売・コンサルを行う際は、商品となる楽器の基本的な情報に加え、他メーカーとの比較や実際の音色なども成約率に大きな影響を与えるポイントです。
オンライン接客を導入すれば、専門のスタッフから直接商品説明を行えますし、実際に楽器を演奏して聞かせるといったことも可能になります。
ECサイトの写真・文章では伝えきれない情報を提供できることで、導入前と比較して成約率や顧客単価の向上が見込めます。
新規顧客の獲得
楽器販売・コンサルを行う企業の中には、都心部や一部のエリアでのみ店舗を展開しているところも少なくありません。
このような企業の場合は集客エリアがある程度限定されてしまいますが、オンライン接客を導入していれば、実店舗のないエリアの顧客にも案内を行うことが可能となります。
また時間という制限もなくなるため、営業時間の間に店舗へ行くことが難しい人などを顧客として取り込むチャンスも増えるでしょう。
楽器販売店舗・コンサルサービスでの導入事例を紹介
続いて、実際にオンライン接客を導入している楽器販売店舗・コンサルサービスの事例をご紹介します。
自宅にいながら楽器選び・修理の相談が可能に
ある楽器店では、オンライン上で楽器選びや修理相談を行う「オンラインコンシェルジュ」のサービスを実施。
ビデオ通話を用いて顧客とやり取りし、自宅からでも店舗スタッフの詳しい説明を受けられるようにしました。
新型コロナの感染防止のために外出を控えている方、遠方でなかなか足を運べない方のニーズに応えることができ、新規顧客の獲得に繋がっています。
演奏技術などの質問に答えるコンサルサービスを実施
オンラインコンサルという形で、楽器選びや購入、使い方に関するサポートなどを実施している事例です。
こちらでもビデオ通話型のオンライン接客ツールが用いられており、スタッフの顔を見ながら店舗と同じ品質の接客を受けられるとして好評を集めています。
またオンライン接客を受ける店舗の指定が可能なため、通い慣れた店舗やお気に入りのスタッフを選べる点もメリットとなっています。
接客体験でオンラインレッスンへの関心を高める
一般的なオンライン接客だけでなく、オンラインでの楽器レッスンを実施している事例も。
複数カメラを活用して商品の魅力を伝えたり、演奏実演を行いながら音の出し方を指導したりすることで、8割を超えるコンバージョン率を出しています。
またオンライン接客でスタッフとの相性が良いと感じた方がレッスンへの参加も検討するなど、その他のサービスにも良い影響を与えています。
オンライン接客を開始するなら【LiveCall】の導入がおすすめ
楽器販売・コンサルティングなどをオンライン上で行う場合は、ビデオ通話の機能が搭載されたオンライン接客ツール(商談ツール)がおすすめです。
ここからは、音楽業界で高い導入率を誇るオンライン接客ツール「LiveCall」の機能やり方法を解説していきます。
LiveCallの特徴・機能
LiveCallはBtoC向けに特化したビデオ型のオンライン接客ツールで、以下のような特徴を持っています。
- 専用アプリを必要とせず、パソコン・スマホのブラウザからワンクリックで通話を始められる
- ロゴの設定やカラー変更ができ、楽器店のイメージ・カラーに合わせたサービスを提供できる
- 即時通話型・予約通話型・ウィジェット型など、サービスに適した導線の構築が可能
- 直感的に操作できるインターフェイスとなっており、ITツールの操作に不安のある方でも使いやすい
- スタッフのログイン状況や通話履歴を素早く確認でき、管理者にとっても使い勝手が良い
またLiveCallに搭載されている主な機能は以下の通りです。
通話基本機能 | ビデオ通話・音声通話/テキストチャット/ファイル送信/通話自動振り分け/通話メモ保存/リアルタイムステータス/通話モード切替/通話メニュー など |
---|---|
通話オプション機能 | 録画・録音/優先着信/通話転送/三者間通話/画面共有/位置情報/通話前・通話後アンケート/遠隔操作/免責事項の表示 など |
予約機能 | 予約カレンダー/予約メニュー/事前アンケート/リマインドメール/ユーザー登録/カード決済 など |
管理機能 | モニタリング/通話履歴/CSVダウンロード/Googleアナリティクス連携 など |
LiveCall利用の流れ
LiveCallを利用したオンライン接客の基本的な流れは以下の通りです。
- ワンクリックでオンライン接客を開始
LiveCallのリンクを既存のECサイト・ブランドサイトに貼り付けるだけで接続可能。アプリインストールも不要で簡単に利用できます。 - リアルタイムでの接客で購入を後押し
専門スタッフが直接対応することで、商品購入に関する疑問・不安を素早く解消します。 - その場で決済完了!
LiveCallなら通話中の商品購入・決済が可能。購買意欲が高いタイミングで購入を促せます。
まとめ
- 新型コロナの影響で、オンライン上での楽器販売・コンサルを行う店舗が増えた
- オンライン接客を導入することで、成約率や顧客単価の向上、また商圏拡大などのメリットが期待できる
- 楽器販売・コンサル企業でオンライン接客を導入する場合は、ビデオ通話が可能な商談ツールがおすすめ
LiveCallはビデオ通話やテキストチャットをはじめ、予約機能や決済機能など多彩な機能が搭載されています。
NECネッツエスアイではLiveCallの導入・運尿サポートを実施しているので、オンライン接客をご検討中の企業様はぜひ一度お問い合わせください。