結婚式の打ち合わせやブライダルジュエリーの相談・売買サービスなどをオンライン上で行う動きが活発化しています。
この記事ではオンライン接客の概要と、ウェディング・ブライダル業界における導入メリットをご紹介。
実際の導入事例や、ブライダル業界と相性の良いおすすめツールもまとめているので、オンライン接客の導入をご検討中の企業様はぜひ参考にしてみてください。
オンライン接客とは
まずは、オンライン接客サービスの概要と、ブライダル業界における需要について詳しく見ていきましょう。
オンライン接客サービスの概要
オンライン接客とは、ITツールやデジタル技術を活用して、オンライン上でも店舗と同様の接客サービスを提供できるようにした仕組みのことです。
オンライン接客の導入によって、自宅にいながらも店舗で接客を受けているような体験を顧客に提供でき、ECサイトの売上やオンライン経由での問い合わせを増やす効果が見込めます。
オンライン接客自体は以前からマーケティング手法の1つとして活用されてきましたが、2020年から続く新型コロナのまん延を契機として、ここ数年で急速に導入が広がっています。
コロナ禍以降、不要不急の外出や対面での接客を控える動きが目立つようになり、多くの店舗が売り上げ低迷や販売機会の損失といった問題を抱えることになりました。
そして、この状況を打開するための策として注目を集めたのが、チャットやポップアップ、ビデオ通話などの機能を備えたオンライン接客サービスなのです。
新郎新婦からの需要が拡大している理由
コロナ禍による影響を受けたのは、小売業界や不動産業界だけではありません。
ブライダル業界においても、結婚式の延期やキャンセル、外出自粛による来館数の減少といったダメージがあり、多くの結婚式場が経営難に追い込まれました。
現在はコロナの感染拡大もやや落ち着きを見せており、結婚式の開催や申し込み数も元に戻り始めています。
それでも「何度も結婚式場へ足を運ぶのが大変」「2人の予定がなかなか合わない」といった理由から結婚準備が滞っているケースも多く、オンライン接客でのやり取りを希望する声は大きいと言えるでしょう。
ブライダル業界におけるオンライン接客の利用事例
続いて、すでにオンライン接客によるサービス導入を行っているブライダル業界の事例をご紹介。
結婚式場の事例やブライダルジュエリーの販売店の事例をいくつかピックアップしているので、オンライン接客のやり方でお悩みのブライダル企業様はぜひ参考にしてみてください。
結婚式の希望をオンライン上でヒアリングし店舗来店の回数を削減
ある結婚式場では、複数のオンライン接客ツールを活用し、ウェディングプランナーとの相談や挙式申し込みの手続きなどをオンライン上で行えるようにしています。
はじめにチャットや問い合わせフォームから必要事項の入力を行い、その後ビデオ型オンライン接客ツールでのやり取りに進むという流れです。
式場の資料や写真をリアルタイムで共有しながら提案していくことで、オンラインのみでもスムーズに手続きを行うことが可能です。
こちらの事例では、オンライン接客の導入で結婚式場に来館してやり取りする回数を最小限に抑えられるようになり、仕事が忙しい・妊娠中で移動が大変といった顧客からの問い合わせ増加に繋がっています。
また「申し込みの前にとりあえず相談したい」という顧客も多く、あちこちの結婚式場を回るのが難しい昨今では、オンライン対応している式場の方が候補に入りやすい点も導入メリットと言えます。
ブライダルジュエリーの販売をオンライン化して男性顧客を獲得
ブライダルジュエリーを中心に取り扱うジュエリー販売店では、ジュエリー選びやデザイン相談をオンライン上で行う「オンラインコンシェルジュ」サービスを展開。
高画質のオンライン接客ツールの導入により、画面越しでも石の素材感やクオリティを十分に伝えることができ、安定した成約率を出しています。
また自宅から接客を受けられるということで、1人での来店にハードルを感じている男性顧客の利用が急増。
仕事終わりなどのスキマ時間にブライダルジュエリーの相談を行えるため、結婚準備をスムーズに進められたといった口コミも多く寄せられています。
完全予約制のオンラインサロンでブライダルジュエリー選び
あるブライダルジュエリー専門ブランドでは、オンラインサロンという形で接客サービスを導入し、ブライダルジュエリーの相談・注文・納品までをオンラインで完結する仕組みを構築。
コーディネーターの有資格者が接客を行い、ジュエリーの選び方や装着感などの相談に対応しています。
オンライン接客ツールを導入することで、「遠距離のため2人揃っての来店が難しい」「店舗が遠方のため頻繁にやり取りができない」といった悩みを解消。
店舗のないエリアの顧客やブライダルジュエリーが決まらず困っている顧客などの取り込みに成功し、オンラインでの成約率を伸ばしています。
ブライダル業界におすすめの接客ツール【LiveCall】
結婚式場やジュエリー販売店などのブライダル業界でオンライン接客ツールを導入するのであれば、豊富な機能と使いやすさが魅力の「LiveCall」がおすすめです。
ここからは、LiveCallの機能やブライダル業界における導入メリットなどをご紹介していきます。
LiveCallの機能
LiveCallはBtoC向けに特化したビデオ型のオンライン接客ツールで、主に以下の機能が搭載されています。
機能 | 概要 |
---|---|
ビデオ通話・音声通話 | ブラウザからワンクリックで動画接客を開始。音声のみの通話も利用可能です。 |
テキストチャット | 通話と並行してチャットのやり取りを行うことができます。補足情報の送信に有効。 |
録音・録画 | 通話内容の記録が可能です。フィードバックや品質向上に役立ちます。 |
通話前アンケート | 通話開始前に簡易的なアンケートを実施できます。 |
予約カレンダー | スタッフの対応可能枠を示し、予約の受け付けを行います。指名機能なども搭載。 |
カード決済 | クレジットカード決済に対応。通話中の商品購入も可能です。 |
モニタリング | スタッフのログイン状況・通話対応をリアルタイムで確認できます。 |
ブライダル業界にLiveCallをおすすめする理由
ブライダル業界に導入するツールとしてLiveCallをおすすめする理由は以下の通りです。
- ビデオ通話によるヒアリングや商品提案によって、成約率・顧客単価のアップ効果が期待できる
- 1対1の丁寧な接客で顧客満足度を高められれば、知人などに紹介してもらえる可能性が高まる
- 遠方の顧客に対しても同品質の接客を提供できるため、式場・店舗の地域に左右されないマーケティングが可能
LiveCallはビデオ通話型のオンライン接客ツールであるため、式場の様子やウェディングドレスなどを映しながら具体的な提案を行えるのが魅力です。
式場・店舗から離れたエリアの顧客を獲得する機会の創出にもなるため、オンライン経由の問い合わせ強化を図りたいとお考えの企業様はぜひLiveCallの導入をご検討ください。
まとめ
- コロナまん延による打撃を受けたブライダル業界では、新しいサービスのあり方としてオンライン接客ツールの導入に注目が集まっている
- 実際にオンライン接客を導入している企業では、問い合わせ増加や成約率アップといった成果が出ている
- ブライダル業界の企業で新たにオンライン接客を導入する場合は、高機能で使いやすいと評判の「LiveCall」がおすすめ
NECネッツエスアイでは、LiveCallの導入やその後の運用に関するサポートを実施しています。
ブライダル業界の企業へも導入実績がありますので、接客業務のオンライン化でお悩みの企業様はぜひ一度ご相談ください。