黒須 様:弊社は、2021年10月に本社を移転しましたが、その際に、電話のシステム構成を刷新しました。まず、移転前はオフィスにPBX(構内交換機)を設置していましたが、移転を機に、NECネッツエスアイさんのクラウドPBXサービス「Voice Connect」に移行しました。
合わせて、コロナ禍でのリモートワークもあり、オフィスの固定電話を削減して、スマホのFMC(Fixed Mobile Convergence:固定電話と携帯電話の融合)化を進めました。
さらに、IVR(自動音声応答)システムを、一部の部門で導入しましたが、私たち総務部が管理している代表電話については、導入検討を先送りにしていました。
一方で、総務部門では、弊社に常駐して社内問い合わせや電話取次など、各種サポート業務を担当する外部委託のコンシェルジュ常駐サービスを導入しています。そのサービスを導入したことにより、電話取次の件数や、対応にかかる時間が可視化され、それらが思っていたより多いことが明らかになりました。
そこで、導入を先送りしていた代表電話のIVR対応化とともに、Canario導入による、電話取次業務そのものを削減することを検討しました。