ウェビナー配信の必要機材をチェック!環境整備のポイントも解説

ウェビナー配信の必要機材とスタジオレンタルの活用方法

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ウェビナー等のオンラインイベントを開催する際は、配信に適した環境や機材の整備が欠かせません。

この記事では、ウェビナーの必要機材一覧と、配信品質を高めるための機材選びのポイントを解説します。

必要機材の準備が難しい場合に役立つレンタルスタジオのサービスも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

ウェビナー配信の必要機材を確認

ウェビナー配信の必要機材を確認

まずは、ウェビナー配信を行ううえで最低限必要となる機材の種類について詳しく見ていきましょう。

必要機材①パソコン(カメラ・マイク内蔵)

ウェビナー配信における必要機材の1つとして、カメラ・マイク内蔵型のパソコンが挙げられます。

ノートパソコンの場合はカメラ・マイク内蔵型のものがほとんどですが、デスクトップパソコンを使用する場合は外付けの機材が必要となることも多いので必ず確認しておきましょう。

また配信を安定させるには一定以上のマシンスペックが求められるため、古いパソコンや低スペックのパソコンを用いる際は動画配信に耐えられる性能であることも確認する必要があります。

なおカメラについては、Webカメラとして機能させるためのアプリケーションをインストールすることで、スマートフォンによる代用も可能となります。

この場合は、手ブレ等による映像の乱れを防ぐための必要機材として、スマホスタンド等を用意しておくと良いでしょう。

必要機材②インターネット環境

ウェビナー配信を行ううえでは、インターネット接続が可能な環境の構築も欠かせません。

無線でもウェビナー配信自体は可能ですが、安定性を重視するのであれば有線での接続がおすすめです。

特に社内でウェビナー配信を行う場合等、建物内で共用の回線を使用しているケースでは、専用の回線を導入することも検討する必要があるでしょう。

ウェビナーの品質を向上させるために検討したい機材

ウェビナーの品質を向上させるために検討したい機材

続いて、より本格的なウェビナー配信を行う場合の必要機材と製品選びのポイントを解説していきます。

必要機材①音響(マイク)

ウェビナーで使われるマイクの主な形状とそれぞれの特徴・使い分けのポイントは以下の通りです。

スタンド型マイク 卓上やステージ壇上に設置される据え置きタイプのマイクです。音質に優れており、1人の講師が同じ位置から話をする場合におすすめです。
クリップ型マイク 講師が身につけて使用する携帯タイプのマイクです。頭に付けるヘッドセットや、胸元に付けるピンマイク等が該当します。話ながらステージを移動する場合におすすめです。
フラット型マイク USB等でパソコンに接続して使用する円盤型・箱型タイプのマイクです。こちらも据え置きで使用しますが、スタンドマイクよりも広範囲の音を拾うため、講師が複数人いるウェビナーで役立ちます。

またマイクには音を拾う方向や範囲を表す「指向性」という項目があり、主に「単一指向性」と「全指向性(無指向性)」の2種類に分けられます。

1人の講師が固定の場所でスピーチする場合は単一指向性、複数の講師がディスカッションするような場合は全指向性のマイクを選ぶようにすると良いでしょう。

必要機材②映像(カメラ・スイッチャー等)

パソコンに内蔵されているカメラのみでもウェビナー配信を行うことは可能ですが、内蔵カメラは画質が十分でなかったり、画角の調整ができなかったりすることから、本格的なウェビナーには不向きと言えます。

映像の品質を高めたい場合は、必要機材として以下の基準を満たすWebカメラを用意するようにしましょう。

画質 フルHD(1080p)以上
フレームレート 15~30fps
画角 講師1人の場合:70度~75度 / 講師が複数いる場合:90度前後

またWebカメラを複数設置する場合は、それぞれのカメラ映像を1つのモニターで確認できる“スイッチャー”を準備しておくと便利です。

その他、ウェビナーのやり方によってはクロマキー合成を行うためのグリーンバックや資料を映すためのプロジェクター等が必要機材となる場合もあります。

必要機材③照明(ライト)

より鮮明な映像を配信するための必要機材として、照明設備が挙げられます。

配信に使用する部屋の照明に加え、登壇者を照らすスポットライトを設置しておくことで、登壇者の表情を明るく見せたり、印象を良くしたりすることができるでしょう。

なお照明にはLEDや白熱灯、蛍光灯といった種類がありますが、長期的にウェビナー開催を行っていく予定であれば、寿命が長く電気代の安いLEDライトがおすすめです。

必要機材がない場合は外部スタジオの利用がおすすめ

必要機材がない場合は外部スタジオの利用がおすすめ

予算やスペース等の関係で必要機材を社内に揃えることが難しいという場合は、外部のスタジオを利用する方法がおすすめです。

ここからは、配信に利用できるスタジオの種類と、NECネッツエスアイが提供するレンタルスタジオ等のサービス概要について解説していきます。

レンタルスタジオの種類

ウェビナー配信に利用できるスタジオには、配信環境のみを提供する「配信スタジオ」と、動画編集や配信サポート等を受けられる「制作スタジオ」の大きく2種類があります。

配信スタジオ ウェビナー配信を行うための「場所」を提供しているスタジオです。スタジオによっては配信ツールや必要機材が完備されているケースもあり、一時的にスペースをレンタルしたい場合におすすめです。
制作スタジオ ウェビナー用の動画作成や必要機材の準備、当日の配信サポート等を包括的に提供しているスタジオです。ウェビナーに関するアドバイスを行っているスタジオもあるので、ウェビナー開催が初めての場合や、より本格的なウェビナーを実施したい場合に適しています。

スタジオレンタルも可能!【Zoomオンライン配信サービス】

Zoomオンライン配信サービス

NECネッツエスアイでは、ウェビナー運営の代行サービスとして「Zoomオンライン配信サービス」を提供しています。

Zoomオンライン配信サービスに含まれる主なサポ-ト内容は以下の通りです。

Zoom配信用スタジオ貸出サービス 日本橋(東京都)スタジオの貸出および専任オペレーターによる配信機器の操作支援を行います。必要機材の揃ったスタジオを2時間からレンタルできる他、要件に合わせたカスタマイズも可能です。
お客様先Webinar配信支援サービス 指定の場所へ専任オペレーターを派遣し、ウェビナーマーケティングの支援を行います。配信プランの提案・必要機材の手配・当日の進行などを一括でサポートすることができます。
スタジオ構築サービス 要件に合わせた配信スタジオの構築(レイアウト・什器・配線工事など)を行うサービスです。配信用スタジオ(ハイエンドモデル)・簡易配信用スタジオ(ミドルクラスモデル)・個人配信ブース(エントリーモデル)を基準に、任意のカスタマイズにも対応します。
その他のサポート Zoom製品に関する問い合わせやイベント設定支援、スタジオオペレーター育成などのサポートも実施。また同時通訳サービスやオンライン研修サービスといったプランもあります。

ウェビナー配信に役立つサービス【Slido】

slido

ウェビナーに視聴者参加型のコンテンツを盛り込みたい場合は、NECネッツエスアイが提供するインタラクションツール「Slido」の併用もおすすめです。

Slidoは、ウェビナー中にQ&Aや投票を実施できるサービスで、主に以下のような機能があります。

選択式の投票機能 参加者の意見を素早く収集するのに役立ちます。
ワードクラウド機能 意見をワードクラウド化することでキーワードの抽出が可能です。
クイズ機能 上位5名をランキング表示できます。イベントのエンターテインメント性を向上するという使い方が可能です。
評価投票機能 最大10段階の星の数でイベントの満足度等を可視化できます。
フリーフォーマット機能 アンケートにおける自由記述等におすすめです。
ランキング機能 重要度順にランク付けする等、意見に順列させることができます。

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まとめ

まとめ
  • ウェビナー配信における最低限の必要機材として、カメラ・マイク内蔵型のPCとネット環境が挙げられる
  • より高品質なウェビナーを配信したい場合は、外付けカメラ・マイク・照明等の導入が必要になる
  • 必要機材を揃えることが難しい場合は、配信環境が整備されたスタジオをレンタルする方法もおすすめ

ウェビナーを配信する際は、その規模や内容に応じて適切な機材を用意することが求められます。

必要機材の調達で迷った場合は、まずレンタルスタジオ等でウェビナー配信のノウハウを学び、ある程度経験を積んだうえで再検討してみるのもおすすめです。

※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

symphonict

SymphonictとはNECネッツエスアイが提供する、「共創でお客様のビジネスに新たな価値を提供する」をコンセプトに先端技術やサービスを繋ぎ・束ねることでIT・デジタル変革技術やツール・システムを皆様にお届けするデジタルトランスフォーメーション(DX)サービス。→Symphonictに関してはこちら

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