在宅勤務中でも、会社の固定電話へ取引先などから電話がかかってくること、もちろんありますよね。
「ビジネスに関する大事な電話だったのに、数日後に気付いた」「取り次ぎが上手くいかなかったため、トラブルが発生した」など、電話に出られなかったことが重大なミスに繋がってしまうこともあります。
そこで、在宅ワーカーの方におすすめしたいのが、会社の固定電話での着信を家庭の固定電話やスマホ・iPhoneといった携帯電話に転送し、受電できる電話転送サービス。
これ、実は様々なやり方があるんです。どのようなやり方があるか、知っていますか?
今回は、電話転送のやり方から、おすすめのサービス、その利用方法・やり方を紹介します。電話業務やテレワークでの電話取次にお困りの方は必見です。
Contents
電話転送とは?自動着信転送サービス「ボイスワープ」などのサービスを紹介

まず電話転送とは、会社や事務所などの電話回線に着信した(または、着信しようとした)通話を、自宅など指定の固定電話やアイフォン・スマホなどの携帯といった他の回線に転送する機能を指します。
この電話転送には、下記2種類の方法があります。
- 内線転送
- 外線転送
まずは外線転送について説明していきます。
内線転送については後ほど紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
外線転送とは?
外線転送とは、会社の固定電話の回線に着信した通話を、登録済みの他の番号へ転送する機能です。会社や事務所の固定電話への着信を、家庭の固定電話や携帯で取ることができるので、外出中やテレワーク中でも、担当者が直接電話に出ることができます。
また、外線転送は、通信回線網を自社で設置・運用し、通信キャリアが付加サービスとして独自に提供する電話転送サービスを利用することにより可能になります。
通信キャリアでは、NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクなどが有名です。
NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクサービスを見ていきましょう。
NTT・KDDI(au)・ソフトバンクのサービスと費用比較
キャリア | サービス名 | 月額利用料金 |
---|---|---|
NTT東日本・西日本 | 自動着信転送サービス「ボイスワープ」 | 550円(税込)/番号 |
ソフトバンク | 多機能転送サービス | 880円(税込)/番号 |
KDDI光ダイレクト(au) | 着信転送サービス | 3,300円(税込)/番号 |
これらのサービスを活用することで、会社や事務所の固定電話での着信をiPhoneなどの携帯で着信することができます。
また、これら電話転送サービスは、様々なビジネスシーンに対応できるよう大きく分けて3つのやり方に分かれています。
電話転送サービスのやり方は大きく分けて3つ

転送設定には「自動転送」と「応答後転送」の2つがあり、自動転送には「無条件転送」と「無応答時転送」の2種類があります。
つまり「無条件転送」と「無応答時転送」の2つと、「応答後転送」の3つが主流のやり方です。
それぞれ簡単に紹介していきます。
自動転送「無条件転送」と「無呼応転送」について
無条件転送とは会社や事務所の固定電話に着信した電話を、登録してある携帯番号や、固定電話に直接転送することです。
無応答時転送とは、一旦固定電話を呼び出したのちに、電話に出ない場合に登録した番号へ転送する機能のことを言います。
「応答後転送」とは?
応答後転送とは、固定電話で受信したあとで、手動で操作してiPhone等の携帯へ転送するやり方。
この3つの方法・やり方が主流ではありますが、テレワークを推奨している会社では、固定電話から私有の携帯・iPhoneに転送するやり方が多いですよね。
そのような場合、実は通話料金の負担が大きくなってしまう可能性があります。
いくら便利であっても、抑えられるコストは抑えたいですよね。
ビジネスフォン(機能付き電話機)での内線・外線手動転送(携帯で着信)のやり方とは

会社で使われている「ビジネスフォン」を利用すれば、高い通信料を払ってキャリアのサービスを使わなくとも電話を転送することができます。
このビジネスフォンは、PBX(回線切替機)と複数の端末機で構成されています。
ビジネスフォンの転送には、社内での着信を取り次ぐ「内線転送」と会社外で受電できるようにする「外線手動転送」の2つのやり方があります。
電話を受電して受話器を取った人が保留をして、社内にいる担当者へ、内線で電話を取次・転送することはよくありますよね。このやり方を内線転送といいます。
また、ビジネスフォンでの外線転送も可能ですが、会社や事務所にいる社員が一度電話を受電し、担当者の携帯へ転送する必要があります。
ビジネスフォンのやり方なら、どこにいても着信できるの?

前述したように、ビジネスフォンでも外線転送は可能なため「ビジネスフォンの外線手動転送のやり方なら、テレワークでも問題ない!」と一瞬思ってしまいますよね。
しかし、外線手動転送は、会社や事務所にいる社員が一度電話を受電し、担当者の携帯へ転送する必要があるので、誰か一人は必ず出社しないといけません。そのため、完全なテレワーク化が難しくなります。
また、ビジネスフォンで外線転送機能を利用する場合であっても、発信時の通話料金の問題が懸念されます。
「コストを抑えて外線転送機能を利用したい」「これらのほかに何かやり方はないか」とお考えの方におすすめの電話転送サービスが『Canario(カナリオ)』。
Canario(カナリオ)の転送方法は、ビジネスフォンの無条件転送のようなやり方です。これなら会社や事務所など、転送元の固定電話に着信した電話を、あらかじめ登録してある携帯番号や家庭の固定電話に直接転送できるサービスなので、電話番として社員を出社させる必要もありません。
Canario(カナリオ)の電話転送のやり方や、気になる料金について解説していきます。
携帯で着信!Canario(カナリオ)ならコストも削減できる!

『Canario(カナリオ)』は、NECネッツエスアイが提供する電話転送サービスです。自動転送ができ、コストも削減できます。
Canario(カナリオ)の電話転送のやり方について詳しく説明します。
Canario(カナリオ)の転送のやり方
例えば、顧客がある会社の固定電話へ架電する際、その顧客は音声ガイダンスに従って担当者の名前を伝えます。
するとAIが担当者の名前を識別し、担当者へ着信を自動転送する、というやり方です。
Canario(カナリオ)のこのやり方には、以下のようなメリットがあります。
- 社員(担当者)は会社にいなくても自分宛ての電話を受電することが出来る
- 取次がスピーディーに行えるため、電話をかける側にもストレスを与えない
- Canario(カナリオ)を導入する企業側としても、電話番で社員を出社させる必要がなくなるため、人件費を削減することが可能
また、担当者がその場で応答できない場合には、メールやビジネスチャットツールと連携させておけば、録音データ、そしてAIによる文字起こしデータとして伝言の確認が可能なんです!
このようなやり方で伝言を残しておけば「ビジネスに関する大事な電話だったのに、数日後に気付いた」「取り次ぎが上手くいかなかったため、トラブルが発生した」などという電話の取次に関するミスを防ぐことが出来ますよね。
月額料金1万円から契約可能?!気になる料金について

Canario(カナリオ)の基本料金は月額10,000円(税抜)です。Basicプラン、Standardプラン、Premiumプランの3プランの中から自社に適したサービスを選択しましょう。
また、料金プランごとに設定された時間までの利用であれば、通話料無料で利用可能です。
新しい設備を用意することなく電話取次・コストの悩みをいますぐ解消することが出来るのでおすすめです。
Basicプラン(月額税込:748円/人) | Standardプラン(月額税込:1,078円/人) | Premiumプラン(月額税込:1,628円/人) | |
---|---|---|---|
名前取次 | 〇 | 〇 | 〇 |
一斉架電 | 〇 | 〇 | 〇 |
名前取次+伝言テキスト化 | × | 〇 | 〇 |
一斉架電+伝言テキスト化 | × | 〇 | 〇 |
IVR | × | 〇 | 〇 |
内線連携※NEC製のPBXと接続必須 | × | × | 〇 |
無料電話※利用者間で無料通話分を共有可能 | なし ※必要に応じてオプションの通話パックの購入が可能 | 1人10分まで | 1人30分まで |
プラン選択のご相談や、サービス契約のお申し込みはCanario(カナリオ)の特設ページにて承っております。是非お気軽にお問い合わせください。
Canario(カナリオ)の3つの料金プランをチェック!
まとめ

今回は電話転送の種類、それぞれの方法・やり方から、Canario(カナリオ)の電話転送のやり方・料金を紹介しました。
なにかと電話業務が不便なこのテレワーク時代、業務の効率化や会社の経費削減のためにCanario(カナリオ)を導入してみてはいかがでしょうか。
ご相談やお申し込みはCanario(カナリオ)の特設ページにて承っております。是非お気軽にお問い合わせください。
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