【各専門家が解説】ウェビナー集客の方法7選と成功のポイント

ウェビナー集客に効果的なオンライン集客の方法とメリットなどを解説

各専門家が解説、ウェビナー参加者を集める手段・方法と集客のポイント解説
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企業のマーケティングDXとしてウェビナー(オンラインセミナー)を導入する企業が増えています。

ウェビナーは会場開催型のセミナーよりも低コストかつ手軽に開催できる点がメリットですが、狙い通りの効果を得るには事前の参加者集客をきちんと行う必要があります。

この記事では、ウェビナー集客に活用できる手段・方法と、ウェビナー集客を成功させるためのコツを解説。

集客業務の効率化に役立つおすすめサービスも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

ウェビナー集客の方法7選!概要とメリットも紹介

ウェビナー集客の方法7選!概要とメリットも紹介

ウェビナーの集客方法は大きく「オンライン」と「オフライン」の2種類に分けられます。

ここでは様々なイベント集客の実績を持つマーケティング会社であるアクチュアルプルーフ株式会社に聞いた、実際に効果があった集客方法をご紹介していきます。

お話をお伺いしました
アクチュアルプルーフ株式会社
東京に本社を構えるマーケティング会社。

オフライン

チラシ・広告

オフラインでのポピュラーな集客方法として、チラシや貼り紙広告を作成し、周辺へ配ったり多くの人が集まる場所に貼ったりするという方法があります。

ターゲット層が集まりやすいイベント・お店などにチラシ・広告を置いてもらうのも良いでしょう。

ただし、チラシ・広告の制作費や印刷コストなどがかかるため、費用に見合う効果を期待できるかどうかをしっかり検討することが大切です。

ダイレクトメール(DM)

ダイレクトメールとは、はがきや封書などにウェビナーの情報を記載して郵送する方法のことです。

過去のウェビナーに参加したことのある顧客や、確度の高い顧客などへのアプローチに有効な手段と言えます。

ダイレクトメールに割引券やクーポン券を添付することで集客効果の向上が期待できますが、こちらも印刷や郵送にコストがかかる点に注意が必要です。

テレアポ

見込み顧客に電話をかけ、ウェビナーへの参加を直接案内する方法も1つの手です。

その場で反応を確認しながら会話できるため、相手に合わせた案内に切り替えたり、別の日程を案内したりすることもできます。

ただし、あまりしつこく電話をかけると迷惑に思われてしまうので、頻度・時間帯などに注意が必要です。

オンライン

メール配信・メルマガ

顧客や関係者へ個別のメールを配信したり、メルマガ会員へ参加案内を行ったりする方法です。

手間がかかるためメールを送付できる人数は限られますが、相手ごとにメールの文面を変えて送ることで、返信率や参加率の向上が期待できます。

またメルマガの場合は一斉配信となるため、ウェビナーの日時や申し込み方法、また現在の予約状況などを告知するようにすると興味を持ってもらえる可能性が高まります。

自社SNS・Webサイト

TwitterやInstagram、FacebookといったSNSに自社アカウントを作成し、投稿を通してウェビナーの告知を行う方法もおすすめです。

SNSはすばやく情報が拡散されていくため、元々サービスに関心を持っているフォロワーだけでなく、潜在的なニーズを抱えるユーザーにも伝えやすい点がメリット。

またSNS経由でアクセスしたユーザーがすぐに詳細を把握できるよう、Webサイトやブログなどにもウェビナーの告知を掲載しておくと良いでしょう。

Web広告

ターゲット層に対して短期的に集客をかけたい場合は、Web広告を出すという方法がおすすめです。

ウェビナー集客に効果的なWeb広告には以下のような種類があります。

広告種類 概要
リターゲティング広告 自社サイトを訪れたことがあるユーザーを追跡してサイト離脱後も継続して広告を表示。
リスティング広告 検索連動型広告。ユーザーの検索ワードにあわせて広告を表示。
SNS広告 SNS上に流す広告。幅広く多くの人の目に入るのが特徴。
動画広告 映像+音声で広告を配信。ユーザーのイメージに残りやすいのが特徴。

Web広告は閲覧者のパーソナリティに応じて表示させることができるため、地域や年齢層などを指定することで効果的なウェビナー集客を行うことができます。

日ごろから動画配信に触れている人はウェビナーへの参加に抵抗がない場合が多いため、動画広告はウェビナー集客との親和性が高いといえるでしょう。

ポータルサイト

様々なセミナー情報が掲載されているポータルサイトに掲載する方法も1つです。

ポータルサイトの中には無料で掲載できるサイトも多く、低コストで集客を行えるというメリットがあります。

自社のウェビナーの特徴や目的に合わせて、相性の良いポータルサイトを探してみると良いでしょう。

より多くの参加者を集めるためのポイント

より多くの参加者を集めるためのポイント

ここからは、ウェビナーの集客効果をより高めるためのポイントを紹介していきます。

開催日時・申込締め切り日の見直し

開催日時、申込締め切り日を見直すことで集客率UPにつながります。

開催日時

Blogging X社が発表したデータによると、ウェビナー参加率は曜日によって次のように変化します。

曜日 参加率
月曜日 10%
火曜日 24%
水曜日 27%
木曜日 28%
金曜日 8%
土曜日 3%
日曜日 3%

火曜日・水曜日・木曜日の参加者が多くなっていることがわかります。

また、それぞれの曜日でも特に10時~11時台のウェビナーの参加率が高いことも発表されています。

つまり火曜日・水曜日・木曜日の10時から11時にウェビナーを開催するのが最も良いといえるでしょう。

申込締め切り日

LogMeln社の調査で、ウェビナー参加者のうち59%がウェビナー開始日の1週間前から申し込みを開始し、うち17%は当日に参加を申し込んだという結果が発表されました。

このことから、多くの人が直前になってウェビナーへの参加を決めたことがわかります。

余裕を持つことは大切ですが、気長に待つことも集客率を高めるコツです。

参加特典・インセンティブを記載する

ウェビナーに参加することで、どのようなメリットがあるのかを明確にしておくことが大切です。

手に入る情報やスキル、他のウェビナーにはない強みなどを集客ツールの中に盛り込み、見込み顧客の興味を引くようにしましょう。

また早期の申し込み特典や割引など、お得感を出すことでも集客効果を高められる可能性があります。

シンプルな申し込み方法

ウェビナーはZoomなどを利用して開催されるのが一般的ですが、こうしたツールの使い方に慣れていない参加者がいるケースも少なくありません。

参加方法が分からない・ツールの操作に不安があるという方は参加を辞退してしまう可能性もあるため、申し込みから当日の流れを明確にし、ハードルを下げる必要があるでしょう。

またいくつもページを遷移させたり、応募時の入力項目を増やしすぎたりすることも離脱の原因になるので注意が必要です。

申込フォームの項目は以下のように必要最低限に抑えましょう。

  • 氏名
  • 会社名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 自由記述等

申込フォームの入力項目が多いと離脱の原因となります。受講までのハードルを下げることが大切です。

事前に資料の一部を配布する

ウェビナーの内容の一部や資料を事前に送付しておくことで、当日どのような内容を聞けるのかが把握できるため、参加者のモチベーション維持に効果的です。

また「思っていたのと違った」という齟齬も起こりにくくなり、参加者の満足度を高める効果も期待できます。

開始前にリマインドを行う

気軽に申し込みができるウェビナーでは、申し込んだことを忘れられてしまうことがあります。

ウェビナー前日、1時間前、15分前など、参加者が余裕をもって準備できる時間にリマインドし、ウェビナーのスケジュールがあることを把握してもらいましょう。

また、事前におくったURLはメールボックスの中に埋もれてしまうことも。

リマインドメールにウェビナーの開始時間、URLを記載して送ることが大切です。

ウェビナー集客を効率化できるNECネッツエスアイのおすすめサービス

ウェビナー集客を効率化できるNECネッツエスアイのおすすめサービス

オンラインでの集客、またウェビナーそのものの進行・環境構築などに不安・悩みをお持ちの方は、NECネッツエスアイの支援サービスがおすすめです。

最後に、NECネッツエスアイが提供している集客支援・ウェビナー運用支援サービスの概要を紹介していきます。

SMS配信予約サービス

SMS配信予約サービスはその名の通り、SMSでウェビナー集客を告知できるサービスのことです。

SMSははがきDMやメールよりも開封率が高く、効果的にウェビナー開催の案内を行えます。

SMS配信予約サービスでできる機能は以下の通りです。

スケジュール登録 スケジュールを事前登録することで、予約した日時にSMSを一斉配信します。宛先リストはCSV形式での一括登録が可能です。
テンプレート登録 一斉送信用のSMSをテンプレートとして管理・編集することができます。なおお客様の氏名などの情報は個別に設定することができます。
実行履歴閲覧 SMSの送信履歴を確認し、結果をCSV形式でエクスポートすることができます。

Zoomオンライン配信サービス

Zoomオンライン配信サービス

Zoomオンライン配信サービスでは、ウェビナーの配信環境の構築や当日の進行サポートなどに対応しています。

専任オペレーターによる支援や育成サポートを受けられる他、ウェビナーマーケティングの研修なども実施。

Zoomオンライン配信サービスの詳しいプランは以下の通りです。

Zoom配信用スタジオ貸出サービス 日本橋(東京都)スタジオの貸出および専任オペレーターによる配信機器の操作支援を行います。必要機材の揃ったスタジオを2時間からレンタルできる他、要件に合わせたカスタマイズも可能です。
お客様先ウェビナー配信支援サービス 指定の場所へ専任オペレーターを派遣し、ウェビナーマーケティングの支援を行います。配信プランの提案・機材の手配・当日の進行などを一括でサポートすることができます。
スタジオ構築サービス 要件に合わせた配信スタジオの構築(レイアウト・什器・配線工事など)を行うサービスです。配信用スタジオ(ハイエンドモデル)・簡易配信用スタジオ(ミドルクラスモデル)・個人配信ブース(エントリーモデル)を基準に、任意のカスタマイズにも対応します。
その他のサポート Zoom製品に関する問い合わせやイベント設定支援、スタジオオペレーター育成などのサポートも実施。また同時通訳サービスやオンライン研修サービスといったプランもあります。

Slido

slido

SlidoはイベントやセミナーにおけるQ&Aと投票を実現するインタラクティブサービスです。

Slidoが提供する諸機能は次のようになっています。

機能 概要
Multiple choice 選択式の投票機能。参加者の意見を簡単に収集。
Word cloud 参加者の意見をワードクラウド化し、キーワードを抽出可能。
Quiz クイズ機能。上位5名をランキング表示。
Rating 評価投票機能。最大10段階でイベントの満足度を可視化。
Open text フリーフォーマット入力機能。アンケート時の自由記述等に有効。
Ranking 重要度順にランク付け。意見に順列させることが可能。

リアルタイムでのアンケートや投票で、より活性化した相互的なウェビナーを実現。

内容に充実感が増し、参加者にウェビナーに参加するメリットを与えることができます。

さらに、あらかじめ参加者にQRコードやURLを共有だけでサービスを利用することができる、アプリケーションレスサービスであることもポイントの一つ。

シンプルで簡単に利用できることが魅力です。

Slidoについてより詳しく知りたい方はこちらのサイトをチェックしてみてください。

インタラクティブなウェビナーを実現
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まとめ

記事のまとめ
  • ウェビナーの集客方法にはオフライン・オンラインの2種類がある
  • チラシや広告、ダイレクトメールといったオフライン集客はエリアが限定的・コストがかかるなどのデメリットも
  • 現在は低コストで広範囲にリーチでき、かつ企業のDX化にもつながるオンライン集客が主流になりつつある

NECネッツエスアイでは、オンライン集客からウェビナー環境の構築、当日の運営までをトータルでサポートできる支援サービスを提供しています。

集客がうまくいかない・ウェビナーの使い方に不安があるといった方はぜひ一度NECネッツエスアイにご相談ください。

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symphonict

SymphonictとはNECネッツエスアイが提供する、「共創でお客様のビジネスに新たな価値を提供する」をコンセプトに先端技術やサービスを繋ぎ・束ねることでIT・デジタル変革技術やツール・システムを皆様にお届けするデジタルトランスフォーメーション(DX)サービス。→Symphonictに関してはこちら

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