電話転送サービスで番号変更・追加設定をする方法を解説

電話転送中に転送先を変えたい場合の番号変更方法とは

電話転送サービスで番号変更・追加設定をする方法を解説
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ボイスワープ®は、NTT東日本・NTT西日本の固定電話・ひかり電話に対する自動着信転送サービスの商標です。

固定電話のキャリアが提供する電話転送のオプションは、企業のテレワーク対応や、小規模オフィスで事務所を留守にしたい場合などに便利なサービスです。

転送開始後も転送先の番号変更ができますので、交代で電話対応を行う場合や、転送先の担当者が一時的に電話に出られない状況になった場合にも対応することができます。

本記事では、固定電話各社の電話転送サービスで番号変更の設定を行う方法を解説します。

転送先の電話番号を変更するには

転送先の電話番号を変更するには

固定電話キャリアの電話転送サービスで番号変更を行うには、次の操作が必要です。

  1. 転送したい番号を転送先リストに登録する
  2. 転送先に指定したいリスト番号を選択する
  3. 転送を開始する

それぞれの手順を解説していきます。

1.転送したい番号を転送先リストに登録する

転送先はリストに複数登録しておくことができますので、新しい番号に転送したい場合にはまずリストに登録を行います。

転送先は状況に応じて切り替えることができますが、リストに登録されていない番号には転送できません。

なお、転送先の切替や転送開始・解除は別の電話機からリモートで操作できることが多いですが、転送先の新規登録は契約回線の固定電話やWebページからしか設定できない場合がありますのでご注意ください。

2.転送先に指定したいリスト番号を選択する

リストの中から1つを転送先に指定します。

キャリアの電話転送サービスで転送先に設定できるのは1台のみとなっていますので、転送先が電話に出られない場合や電話が同時に鳴った場合には応答できないことがあります。

3.転送を開始する

開始の操作を行うと、電話の転送が開始されます。

転送開始後も転送先を変えることはできますので、番号変更をしたい場合は別のリスト番号を指定してください。

元の固定電話で電話を受けたい場合には、転送を解除します。

NTT東日本・西日本「ボイスワープ」の番号変更

NTT東日本・西日本「ボイスワープ」の番号変更

NTT東日本・西日本の回線を契約している場合は、オプションとして電話転送サービス「ボイスワープ」の契約が可能です。

ボイスワープは契約電話番号(固定電話)から外部の固定電話や携帯電話に電話を自動転送するサービスで、回線の種類により料金やサービス内容・設定方法が異なります。

回線 月額利用料(税込) 工事費(税込)
アナログ回線 住宅用 550円 事務用 880円 なし
ISDN回線 住宅用 550円 事務用 880円 なし
ひかり回線 550円 2,200円

固定電話から設定する方法

契約している固定電話の電話機から操作する方法です。

アナログ回線

転送先の登録 142→2→(転送先電話番号)
転送先の追加 142→4→0→(登録するリスト番号)→(転送先電話番号)→9
選択番号変更 142→4→1→(転送先に指定するリスト番号)→9
開始 142→1
停止 142→0

ISDN回線

転送先の登録 1422 →(転送先電話番号)
転送先の追加 1424→0→(登録するリスト番号)→(転送先電話番号)
選択番号変更 1424→1→(転送先に指定するリスト番号)
開始 1421+(転送方法の番号)
停止 1420

ひかり回線

転送先の登録 142→2→(転送先電話番号)+# →1
転送先の追加 142→4→0→(登録するリスト番号)→(転送先電話番号)+# →1
選択番号変更 142→4→1→(転送先に指定するリスト番号)→1
開始 142→1→(転送方法の番号)
停止 142→0

リモートコントロールで設定する方法

外部の電話番号から遠隔で設定する方法です。

※事前に固定電話機からリモートコントロールの開始設定を行っておく必要があります。

アナログ回線

  1. 指定のリモートコントロールアクセス番号へ発信
  2. 契約電話番号を入力
  3. 暗証番号を入力

以上の手順を行って認証した後に、下表のボタンを押して操作します。

転送先の登録
転送先の追加
選択番号変更 2→(転送先に指定するリスト番号)
開始 1
停止 0

ISDN回線

外部の電話からは、下記操作を行った後にガイダンスに合わせて該当の番号を押します。

  1. 「1427」へ発信
  2. 契約電話番号を入力
  3. 暗証番号を入力
転送先の登録
転送先の追加
選択番号変更 2→(転送先に指定するリスト番号)
開始 1
停止 0

ひかり回線

専用のアクセス番号へ発信し、認証を行った後に操作を行います。

  1. 指定のリモートコントロールアクセス番号へ発信
  2. 「契約電話番号+#」を入力
  3. 「暗証番号+#」を入力
転送先の登録
転送先の追加
選択番号変更 2→(転送先に指定するリスト番号)→1
開始 1
停止 0

インターネットから設定する方法

ひかり電話ボイスワープの場合は、「ひかり電話設定サイト」から設定を行うこともできます。

ひかり電話設定サイトにログインして「ボイスワープ」を選択すると、Webサイト上で転送先の登録・追加、選択番号変更、転送開始・停止などの操作が可能です。

※初回利用時は仮パスワードの発行が必要です。

ソフトバンク「多機能転送サービス」の番号変更

ソフトバンク「多機能転送サービス」の番号変更

電話回線をソフトバンクで契約している場合は、申し込みを行うことで「多機能転送サービス」が利用可能になります。

多機能転送サービスの料金はどのプランでも同額となっています。

操作方法はお使いの回線の種類によって異なりますので、サービスガイドで確認してください。

月額料金(税込) 工事費(税込)
各プラン共通 880円 無料

固定電話から設定する方法

固定電話機の操作で設定する方法です。

アナログ回線

転送先の登録 142→2→(転送先電話番号)
転送先の追加 142→4→0→(登録するリスト番号)→(転送先電話番号)→9
選択番号変更 142→4→1→(指定するリスト番号)→9
開始 142→1
停止 142→0

ISDN回線

転送先の登録 1422→(転送先電話番号)
転送先の追加 1424→0→(登録するリスト番号)→(転送先電話番号)→9
選択番号変更 1424→1→(指定するリスト番号)→9
開始 1421+(転送方法の番号)
停止 1420

リモートコントロールで設定する方法

外部の電話機や携帯電話から遠隔で設定する方法です。

アナログ回線・ISDN回線

  1. 多機能転送サービスのリモートコントロールアクセス番号に発信
  2. 契約電話番号をダイヤル
  3. 暗証番号をダイヤル
  4. ガイダンスに従い、下表の番号を押す
転送先の登録
転送先の追加
選択番号変更 2→(指定するリスト番号)
開始 1
停止 0

KDDI「着信転送サービス」の番号変更

KDDI「着信転送サービス」の番号変更

KDDIの法人・ビジネス向け「KDDI光ダイレクト」で利用できる転送サービスのオプションは「着信転送サービス」です。

利用には申し込みが必要ですが、工事費・月額料金が無料となっています。

月額料金(税込) 工事費(税込)
転送 (スケジュール、無条件、話中転送) 無料 無料

電話機(固定電話・リモートコントロール)からの設定方法

固定電話の場合は「142」にダイヤルし、下表の通り操作します。

契約電話以外の電話機からは、専用のアクセス電話番号に発信して、電話番号・暗証番号を入力して認証後に設定を行います。

転送先の登録・追加 4→0→(登録するリスト番号)→(転送先電話番号)+# →0
選択番号変更 4→1→(選択するリスト番号)
開始 (転送方法の番号)
停止 0

インターネットで設定する方法

「My au」のセルフページからは、転送開始・停止・転送先の番号変更のほか、電話機からは設定できない「スケジュール転送」の設定も可能です。

スケジュール転送では、日時や曜日を指定して転送のオン・オフを切り替えられるため、営業時間や休日に合わせて自動的に転送を設定できます。

担当者へ個別に取り次ぎできる電話転送「Canario(カナリオ)」

Canario

電話事業者の転送サービスは、指定した電話番号(1カ所)に電話を自動転送することができますが、企業などの場合は他の担当者への伝言や折り返しの手間が増えてしまうこともあります。

そこでおすすめしたいのが、NECネッツエスアイが提供する電話転送サービス、Canario(カナリオ)。

Canario(カナリオ)ではAIが担当者の名前を聞き取って電話を転送するので、自分あての電話に直接応答することができるのです。

不在時の伝言はテキスト化してくれますので、電話に出られなくてもお客様からの大切なメッセージをきちんと届けてくれます。

まとめ

まとめ

各社の電話転送サービスで番号変更・追加登録をする方法を紹介しました。

転送先に指定されている担当者が休みの場合や、会議で一時的に応答できなくなる場合には、転送先番号変更を行えば電話が鳴りっぱなしになることはありません。

頻繁に番号変更するのが面倒な場合や、転送先の担当者が電話対応に追われてしまう場合には、AIが電話に対応するCanario(カナリオ)で電話対応を自動化するのがおすすめです。

Canario(カナリオ)の詳細はNECネッツエスアイへお気軽にお問い合わせください。

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symphonict

SymphonictとはNECネッツエスアイが提供する、「共創でお客様のビジネスに新たな価値を提供する」をコンセプトに先端技術やサービスを繋ぎ・束ねることでIT・デジタル変革技術やツール・システムを皆様にお届けするデジタルトランスフォーメーション(DX)サービス。→Symphonictに関してはこちら

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